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【生肉同人】ギアスー願いー(完結)

只看楼主收藏回复

emmmm...我也不知道为什么自己就开了个质量不保证的坑
图是岚大C大合作的10周年的那张


IP属地:日本1楼2019-05-01 20:37回复
    LC生肉微篇
    时间轴是复活鲁鲁修ED~彩蛋之间。
    花式剧透预警,算上所有明的暗的多的少的,内包括本篇、广播剧、Event、音乐会、访谈、场刊、小故事、一度被开除鲁籍的小说、甚至OST、以及不知所云的阿基德各路ネタバレ。当然,也有少量我瞎扯的_(:з」∠)_
    啃兹啃兹磨了快3个月,感觉只写出了当初预期的67成效果吧,感觉还能写的更好点,可惜心有余力不足,身为一个描写废,表现力负分的人来说实在无能为力只能这样了,各路大佬撮合这看看吧。不知道当初怎么脑子抽了就想写同人了,估计是太喜欢魔王夫妇了噗。
    C.C.跟L.L.的问题,输入法连锁都是少了个点本来想改的,前面太多了就懒得改了_(:з」∠)_
    前面糖度怎么说,有点见智见仁吧,原则上是只虐鲁不虐C的,不知道为啥写歪了尽在虐C。
    还有大家最喜欢的那个,对就是那个,车...如上所述描写废不要太期待,本来想几个画面就拉灯跳过的,还是搓出来了_(:з)∠)_
    有生之年也许,可能,说不定会更新中文版。原定翻译官持续弃坑中。
    嗯什么都可以接受原谅的大佬,请继续往下看_(:з)∠)


    IP属地:日本2楼2019-05-01 20:40
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      コードギアス復活のルルーシュ二次創作
      *ルルC
      時間設定は復活のルルーシュエンディングからラストまで。
      本編以外のコードギアスに関する作品も含めてネタバレいっぱいあります。
      *STAGE8 R18⁺注意
      無駄に長い、何でも許せる方どうぞ...
      ギアス -願い-
      STAGE 1
      -新たな人生-
      光和2年、再び戦争の鐘が鳴らされ、今まで謳歌してきた平和は終わりを告げた。神聖ブリタニア99代皇帝、世に悪逆皇帝と呼ばれば男ルルーシュ·VI·ブリタニアは、地獄から舞い戻った。愛する妹ナナリーのため、ルルーシュは再びゼロになり、戦士の国·ジルクスタン王国を破って、平和を取り戻した。
      「C.C!待てよ、おい、C.C!」
      「何だ。忘れ物か。」
      「一緒に……行く。」
      こうして、国を失い、逃げ出した人の流れに二人の男女は手を繋いで、嘘が溢れて、偽りの人生ではなく、自分の人生を改めて歩き出そうとしていた。
      旅立つと言っても、C.Cはその時ひたすら一人で消えたかっただけ、 地図も目的地も、何の計画もなしに出た。この歩いても歩いても荒れた大地と、逃亡中のジルクスタン難民以外何もない辺境地域で、ルルーシュたちはただ波のまにまに漂って、半日経った。
      「退屈だ、何か話せ。」
      「わがままの女だな、今そんな余裕があるに見えるか俺は...!」
      ルルーシュは荒い息づかいをして、荷物の重力に押されて、立つことだけでもう精一杯。ルルーシュのスピードに合わせて歩いてるC.Cは、そんなに必死にもがいてるルルーシュを見て、思わず悪戯の心が騒ぐ。
      「お前は体力なさすぎ、いつも体育をサボった罰だ〜」
      C.Cはそう言いながら、目を細めて、意地悪い心をたっぷり込めた微笑みをルルーシュに投げた。
      「俺みたいのほうが普通だ、尋常ではないスザクやカレンに比べるな...!」
      喘ぎながら反論を述べてるルルーシュを見て、不思議に恋しく感じる、自分も気付かずうちに自分が、顔に安堵の色が浮かんだ。
      ああそう考えば出会ってから、ずっとこんなくだらないふざけを楽しんできたな、自分にとってルルーシュとの繋がり、大事な思い出になったかもしれん。それがあるから、彼は私が知ってるルルーシュだと実感できる。
      「ん...?何だ。」
      何かを感じたルルーシュは、C.Cの方に顔を向けた。ルルーシュと目が合う寸前、C.Cは素早く視線を逸らして、抱えてるモコチーを盾として、できるだけ顔を隠した。
      「別にただ、最初から私に任せたらよかったのに、本当にバカだなと思っただけさ。」
      「そういう訳にはいかないだろう。」
      「そのくだらないところで、プライドにこだわるのも相変わらずだなお前は。」
      「違う俺はっ!」
      「ほう、どこが違うかな~」
      ルルーシュは何を言いたかったが、結局やめおいて話を変えた。
      「それより、お前は俺のために、ずっとこうして旅してたのか。」
      「しかも言葉一つしか喋れない、赤ん坊みたいなバカを連れてな。」
      「悪かった...面倒かけた。」
      「まあ、その一つの言葉のおかげで、お前が戻るまでなんとか堪えてやったけど。」
      完全に追憶の沼にはまったC.Cを、ルルーシュはこっそり見てる。
      その顔、以前一度見たことがある、魔女みたいに感情がない顔より、よほど人間気味だった。それを見たら自分が何を言ったのか、おおよその見当が付く。
      「今更だけど、言っておく。その…」
      現実に引き戻されたC.Cは、ルルーシュの方に顔を向け、視線を止めた。二人の目が合った瞬間、今度ルルーシュは顔に僅かな照れが漂いながら、視線をさらそうとした。
      (ダメだこのままだと、また以前と同じになってしまう!俺は...もう決めたなのだ!)
      ルルーシュは改めて、優しさと決意に満ちる目で、C.Cを見つめる。暖かい心を込めて、伝える同時に、ルルーシュ·ランペルージを演じるための偽物ではなく、ナナリーやユフィに見せた本物の笑顔を見せた。
      「今までありがとう、〇〇〇〇〇」
      「……!?」
      この世界で唯一こうして、自分の名前を呼んでくれる男の前に、今だけでもいい、隠し続けてた感情を彼にぶつけたい、人間らしくと、C.Cは強く思う。
      「どういたしまして。」
      顔がほんのりと赤らんで、まなじりが潤ったC.Cはルルーシュに、この瞬間不老不死の魔女が純粋な少女に戻ったと思うぐらいの微笑みを返した。
      これから俺はもうルルーシュとして生きて行くことはできない、だが仮面を外して、俺自身とこいつのために生きて行くのも、悪い気分はしないな。


      IP属地:日本3楼2019-05-01 20:43
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        STAGE 2
        -罪と贖罪-
        やや重い足取りで、近くの小さくて、一見貧しそうな町に着いた。とはいえ、半径1km以内何もない、砂漠とほぼ変わりない荒野で野宿よりはだいぶマシだ、しかもどこもジルクスタン難民が溢れて、物騒で、食料と宿を取れるなら、もうこれ以上望まないだろう。
        今日はひとまずここに泊まることにしたルルーシュとC.Cは、まず先に食料を調達するため、町で足を運んでた。町の中で歩いてる途中目に映った風景は、帰結を失い、家族を失った者たちばかりだ。
        俺はまた罪深くなったな、自分が成し遂げた結果の前で否定しても、とめどなく湧いてくる罪悪感が溢れ出そうだ。己の心に負け、まるで逃避してるみたいに、視線を地面の方に移り、双眸が光を失ったよう暗くなった。けれどその僅かな仕草でもC.Cの目から逃せなかった。相手のことよく分かり合えるのは良いことだが、互い知り過ぎて、秘密という概念がすでになくなる。
        「お前のせいじゃない、お前が間違ったとしても、私はずっとお前のそばにいる。」
        「C.C……」
        C.Cの言葉はルルーシュの胸に染みる。目を覚めたルルーシュは、魔王に相応しい面構えを取り戻して、魔女に己の覚悟を見せつける。
        「ああ分かっている、だから俺たちは残したギアスを回収しなければならないんだ。」
        ああそうだ、二度とこのような悲劇を起こさないため、それに俺が果たせなかった約束のため、俺は贖罪の旅をたち、また進まなければならないんだ。
        「ところで、ギアスの欠片を回収すると言っても、お前ギアスの持ち主の位置を感じられるか?」
        「お前はそれができるのか?」
        「いや俺はさっぱり…」
        「なら私も同じだろう、私は神ではない無理言うな。」
        頭をルルーシュの方に傾いて、人事みたいな口ぶりで言ってるC.Cをちらっと見てから、顔を上げ、手の甲を額に当てて、溜め息をつく。
        その後町を回ってる間に、食品店を見つけたが、目の前の光景を見た瞬間、暗い顔してるルルーシュの脳内に雷鳴が轟く。門前は予想以上混雑している。こんな治安すらもない辺境町では、食料を求めに来たジルクスタン難民と、それらをはらうのがもう精一杯の店員がもちろん、その隙にものを盗む悪党も混ぜてる。
        「なんだこれは!?」
        「大した光景だな~で、どうするボウヤ、ここの全員を同時にこっち向かせる対策でも?」
        「いやできればギアスを使いたくない。」
        そう、できれば王の力を頼らず自分の力で、隣の人と一緒に新たな人生を歩き出したい、ルルーシュはそう思った。
        しかし、C.Cはルルーシュに一瞥して何も言わなかった、表情も一切変わりがない、ただ一瞬だけその言葉は空耳だと、心の底がそう願った。
        さすがにこんな状況ではC.Cを安全のところに待たせるのほうが良さそうだ。少し離れたところにC.Cを連れて行って、一旦荷物を下ろした。全然C.Cの様子を気付いてないようだ。
        「すぐ戻る。」
        「ああ...」
        せめて話す時、顔ぐらい向いてくれ。それになんだその気がない返事は!この女急にどうした...落ち込んでるようだが、俺は何がしたのか?いやありえない...まさか!!
        ぼうっとしてて、思い詰めてるようなC.Cの様子を見て、思わず眉を顰める。脳内迅速回転、情況整理して、そして一つの答えに辿り着いた。本当にわがままな女だ。ルルーシュは長い息を吐き、改めて真面目な顔でC.Cを見つめる。
        「確かにこんな田舎にピサ屋がないが、落ち込むことはないだろう、そんなに食べたいなら俺が作ってやる。機嫌直せ。」
        「は?」
        ルルーシュ突然の訳分からない爆弾発言に、すっかり呆気にとられた、正気に返ったら、互いに目が合って、二人の間の気まずい空気は5秒ぐらい沈黙が続いた。
        「何言ってるんだ?」
        「だから俺は...」
        「別にピザのことを考えてないし、まして落ち込んでいない。さっさと買ってこい、私の心を当てるにはまだ100年早いぞボ·ウ·ヤ。」
        C.Cから何かの違和感を感じられるけど、ルルーシュは一応信用して、食料の買い出しに移った。
        「悪かった...じゃ行ってくる、勝手なまねをするなよ。」
        男の後ろ姿が人の流れに呑まれるまで、そのハチミツのような黄金色の瞳で、ひたすら見つめてた。
        ルルーシュ...お前はギアスそのものを消したかったな、ギアスの呪いから解き放されたお前を、今度永遠の命という地獄に引きずってしまった。罪深い魔女だな私は、皮肉なものだ...なのに......
        「なぜ私はこんなに泣きたい気分になったのだ...!」
        涙零れそうな黄金色の目に揺れが感じられる、自分しか聞こえない声で呟いた。だが少女は気付かなかった、背ける寸前少年が悲しい顔をしてたことが。


        IP属地:日本4楼2019-05-01 20:45
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          STAGE 3
          -騒動-
          時間は一分一秒に流れて行く、しかしその背が高く、細くて痩せた姿と、もう飽き飽きしたぐらい見慣れた顔が、なかなか目に入らない。口は容赦なくルルーシュを皮肉したり、戯れたりするが、計画が狂った時彼を助け、彼が危険に遭う度、無条件で身をもって彼を守る、コードがなかったらもう何度も死んだだろう。今も脳内浮かべたものはあの男の顔だけだ。ルルーシュの奴...まさか何か予想せぬトラブルに巻き込まれたのか?!ルルーシュを探しに一歩踏み出した途端、後ろから知らない声が出して呼ばれた。
          「よう~そこの嬢ちゃん~」
          C.Cは声の方向にわずか体を向けて、ちらっと見回すと、偉そうな振る舞いと悪人面、埃まみれでボロボロな服装を着てる、男4人がこちに近づいてくる。
          ただのゴロツキのようだ、ちっこんな時に!適当に追い払うか、今はルルーシュを探さないと...!
          「何の用だ。」
          機嫌悪いC.Cは顔がますます暗くなり、一切表情なく極めて冷たい眼差しを投げて、怒りを込めた口ぶりで問った。
          「なあ嬢ちゃん、旅人だろう?」
          「お前たちと関係のない話だ。」
          「俺たちのところに来ないか?招待してやるのさ~」
          4人の中リーダーらしいものが、言いながらC.Cに近づいてくる。騒ぎを起こしたら面倒そうだ、ここでやり合うなら、逆に時間がかかる。
          「残念だが、今お前たちに構う暇なんかない。」
          C.Cは話を終わったあと立ち去ろうとしていたが、逃げる気配を察知したゴロツキのリーダーが、すぐC.Cの隣まで来て、手をC.Cの肩に置く、引き留められてしまった。
          「おっとう照れなくてもいいのさ、可愛がってやるよ〜」
          「しつこい奴は嫌いだ、命惜しむなら今すぐ失せろ!」
          「まだ自分の立場が分かってないな、子猫ちゃんよ。ん?」
          少しゴロツキらを懲らしめてやりたかったが、どうやらその必要もなくなったらしい。横から細くて痩せたもう一人の手は割り込んで、したい放題に探り出すゴロツキのその手を掴んだ。
          「その言葉丸ごと返してやる、まずその汚い手を離してもらおうか。」
          「......?!」
          傲慢で冷酷な声が響く、声の主は無形な迫力を纏わられて、人を殺せるほどの鋭い目つきで、目の前のゴロツキを睨みながら、力入れてその手を少女から引き離した。
          ルルーシュの姿を目に現すと、さっきまで尖った神経と表情を和らげ、妙に嬉しさや暖かさが胸に突き上げる。
          「何者だてめぇは!正義の味方でもするつもりか?!」
          「正義の味方?俺が?」
          ルルーシュはC.Cの肩を抱えて、自分の方に引き寄せる。
          「ん?ちょっ............!?」
          C.Cは予想せぬルルーシュいきなりの不意打ちに、バランスが崩れて、ルルーシュの胸に傾き倒れた。
          思わず吹き出した少年は、改まって顎を上げ、傲慢で軽蔑な眼差しで相手を見下ろしながら、抱えてる少女の所有権を宣言する。
          「ふん...違うな、俺はこいつの夫なんだよ。俺の女を気安く触るな!」
          おいいつお前のものになった、全く記憶ないぞ、そう言いたいところだが、ふん今回だけは特別に負けてやる、占有欲の高いボウヤ。
          常にわざと自分に反対を唱えてる魔女が、今度は珍しく何の動きもなかった。そっと腕にいるC.Cを一瞥して、C.Cの顔にぼんやり漂ってる怪しい赤みは、ルルーシュの目からやり過ごせなかった。その瞬間達成感に満たされていって、勝利者の顔が浮かぶ。
          だが予想通りゴロツキらが大人しく引いてくれなさそうだ。向こうは喧嘩のプロとはいえないが、少なくともベテランレベル、こちは一見温室育ちの坊っちゃま、確かに実際もそうだし、どう考えても勝てない喧嘩を売ってる。
          ゴロツキたちは一瞬ルルーシュの気迫に押されたが、こんな弱々しい一発でK.O.できそうな相手が本物の魔王のも知らないまま、憚らずに魔王の逆鱗に触れる。
          「あそうかよ、じゃお前の女、俺たちがもらうわい、そしたらお前の命を許してやってもいいぜ〜」
          「ふん残念だが、命乞いするのはお前たちのほうだ。」
          そう言い終わると、アメジストのような瞳は赤に染められていく同時に、ギアスの印が瞳に映る。
          まさかこいつ本当に殺す気か、何の偽装もない、悪逆皇帝が死んでからたっだ一年経っただけで、こんな大勢の前に騒ぎを起こすつもりか!?そんな馬鹿な真似を防ぐため、C.Cはルルーシュを仰いで声をかけた。
          「おい、本当に殺す気か?」
          「殺すだと?随分舐められたものな、もういいやれ!」
          まだ自分らは今、生と死の境目に彷徨ってることを意識できず、魔王に挑む。愚かな選択を選んだ愚か者に、ひたすら一言を告げた。
          「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ。」
          聞き飽きたセリフ、この先、鮮やかな緋色に血まみれの屍4人揃えてる未来が、もう見えて来た。目立ちすぎるとルルーシュに不利になる、しかしその肝心な当事者は、自分の話を無視したりして、トラブルが望んでるにしか見えない。C.Cは自分を抱えてる腕から抜け出そうと、あがきながら声を上げた。
          「おい!待てルルーシュ、ここで殺したら...!!」
          「L.Lが命じる、貴様たちは、俺の前に跪いて命乞いしろ。」
          ルルーシュは腕に暴れてる少女を抑えて、ゴロツキたちに一言をプレゼントした。
          アメジストの瞳からギアスの光が飛び出し、相手の思考システムに侵入、そしたらゴロツキ4人は指示通りに、機械っぽく動き始める。
          「そんなこと言わなくても分かってる。」
          ルルーシュはC.Cを離れて、荷物のところに向かって再出発の準備を整える。
          C.Cは自分の前に通った男の気が済まない横顔を捉えた、動きにも何分苛立ちが感じる。ゴロツキも言った通りにやったし、まだ何が不満か、そんなにそいつ等の命が欲しいか?こうしてC.Cはルルーシュの後ろまでに立つ。
          「何苛ついてる。」
          「別に。」
          何でもないふりしても、C.Cの前ではバレバレだ。
          「そんなにあいつ等の命が欲しいか?ただのゴロツキ如きに向きになるな、らしくないぞ。」
          「そういう問題じゃない...」
          ルルーシュは手元の仕事を止めずに、C.Cと会話を続ける。
          「別にお前が来なくても私を傷付けたりはできない。」
          「お前を傷付けないことが分かってる!だから問題はそこじゃない!」
          「ボウヤの考えは理解しにくい。」
          「お前、全然男心分かってないな!」
          支度が終わって、荷物を背負い、話を進めながらC.Cに方に向ける。
          「何だそういうことか。」
          「自分の女が触られて喜ぶ男がいないだろう...!」
          「占有欲高いぞボウヤ~」
          「黙れ魔女!」
          ルルーシュはC.Cの手を引いて、宿を探しに足を運んで、C.Cの前で歩いてる。
          一方的に引っ張られて、ただルルーシュの足取りについて行くC.Cは、目の前の後ろ姿を見つめて、思いを馳せる。
          契約だ、今度は俺からお前への...
          一人じゃないだろう、お前は魔女ならば、俺が魔王になればいいだけだ。
          そんな顔で死ぬな、最後ぐらい笑って死ね!必ず俺は笑わせてやる、だから!
          ルルーシュ...お前はいったいなぜ追いかけて来た、どんな気持ちでどんな理由で。哀れみか、それとも契約か、もしあの約束はただお前を縛り、苦しめるのならば、私は......


          IP属地:日本5楼2019-05-01 20:47
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            STAGE 4
            -繋ぎ合う想い-
            考えこんでる間に、いつの間にかもう宿屋に着いた。ルルーシュは彼の最も得意な嘘くさい作り笑いを張りつけて、新婚夫婦の設定で、ダブルベッドのツインルームをもらった。新しいとは言えないが、清潔で最低限の設備は備えてる。
            部屋に上がったあと、C.Cはモコチーを抱えて、気だるくベッドに横なって、そこでルルーシュが荷物を整理するのを見てる。
            互い何の会話もなく、そのまま片付けが終わってから、ルルーシュは携帯を出して、スクリーンを5秒ほど見つめてた、再三悩んだ結果、まずC.Cに許可をもらう。
            「C.Cその...シャーリーに連絡を......」
            悪事をやったガキみたいに、ますます声が小さくなり、視線を別のところに移る。
            「私と関係ないだろう?お前の勝手だ、いちいち私に聞くな。」
            C.Cは相変わらず無表情な顔で、冷たい態度だが、その仮面の下に棘のような心を突き刺さる悔いと切なさが、胸の中に蔓延っていく。
            バカバカしい、これじゃまるで私が嫉妬してるみたいではないか...
            その後、ルルーシュの指が動き出して、携帯の音が部屋の静寂を破る。物音一つもしない空間なので、携帯内の音もはっきり聞こえる。携帯の向こう側から、活発な声が伝わってくる。
            [もしもし?]
            相手の声を聞いた瞬間、ルルーシュは唇がわずか震えたが、塞がれたのように声が出なかった。
            [あれ?もしも~し?おっかしいなぁ?]
            続けるかやめるか、二つの間に再三躊躇ったあと、ようやく一言を絞り出した。
            「俺だ......」
            [まさかルル...?本当にルルなの?!]
            「ああ。」
            携帯の中に泣き声らしい音が混ぜってる。
            [よかった、ルルが生きて...]
            「ああ、俺の死体を運んでくれたおかげだ、ありがとうシャーリー。」
            元々顰めた眉も開いて、顔に優しさが浮かべたルルーシュは、声を和らげた。
            [ルル今どこ?やり直そう、アシュフォードのみんなと一緒に、ね?]
            「ごめんシャーリー...俺はもう戻れない、果たさなければならない約束が残ってる。」
            ルルーシュは再び顔が沈んできて、疚しさは半開の目から溢れ出す。
            「またいつかどこかで、さようならシャーリー。みんなにも伝えてくれ...」
            [ルル!待ってっ......!]
            ああ最初からはっきり断ったら、今更お前を傷付かずに済むかもしれん......
            携帯を切ってから、何の躊躇いもなく、直接手元の携帯を折り壊した。
            C.Cは上体を起こして、ルルーシュに問う。
            「これでよかったのか?」
            「ああ、最初から断るべきだった。」
            「後悔はしないか?」
            「ふむ、今更何を言う。」
            「ナナリーの側にいたくないのか?」
            「お前、いったい何を探りたい。」
            狙いが見破られた故、少し逃げ気味で、俯いてルルーシュの目から視線を逸らした。
            ルルーシュは深く溜息をついて、どうしても確かめたいことがありそうだ。
            「C.C、なぜL.Lで呼ばない。」
            今こいつと一番話したくない話題が出てくると、普段のような軽口で質問を避ける。
            「何で呼ぼうと私の勝手だろう?」
            別にあの言葉の意図を気付いてない訳ではない、ただこうあっさりと、彼の気持ちを受け入れることができなかった。そう人は幸せを求める存在であり、彼にもそれを求める権利がある。ルルーシュ·ランペルージとしていて欲しかった、一度L.Lの気持ちを受け入れたら、もう彼を手放せない気がする。
            だがルルーシュは二人の間のわだかまりを終わりにしようと思った、C.Cのところに向かって、もう無視できないまで距離を縮めた。
            「一つ確かめたい、俺との......」
            「ルルーシュ、私を憎まないのか?」
            「え...?」
            C.Cはモコチーをベッドに置き、立ち上がってから、金色の瞳はアメジストを見つめる。
            「私のわがままで、勝手にお前を復活して、お前の意志まで踏み躙った。」
            目の前の少女は顔を伏せて、トパーズの双眸からじわじわと水が滲みてくる。
            「どうして追いかけて来た!せっかく一人で立ち去るのを決めたのに...!」
            「は?何言ってる、そんなこと決まってるじゃないか。」
            「約束なんかもうどうでもいい、あの時私を選んでくれて嬉しかったよ。それだけでもう十分だ、もうこれ以上お前を苦しめたくない、お前はあいつらのところにいるべきだ。お前が幸せになれるなら、私は...!」
            「C.C…...」
            つい我慢できず、人形のよう綺麗な頬を沿って、ボツボツと涙が伝う。
            そか、それはお前がこの間ずっと気にかけてる心配事か、また俺のために...
            C.Cの想いを確かめたルルーシュは、記憶を遡って、みんなと別れる寸前の時のことを思い出す。
            「お兄様、これから一緒に暮らしましょう!」
            褐色の長髪を垂らす少女は、黒髪の少年の手をわなわなする両手で必死に握って、彼に願ってる。
            「ごめんナナリー、俺にはまだやらなければならないことが残ってる。だから...許してくれ。」
            少年は片手を、震えてる手の上に覆い、優しく包む。
            「それはC.Cさんのためですか。」
            我が妹に心を読めたルルーシュは、目開いて
            すっかり呆然状態になった。そんな兄を対しナナリーは、ニヤリと心を癒せるほど無垢で無邪気な笑顔を返した。ルルーシュは参ったの顔で、負けを認める。
            「ああ。」
            「お兄様、C.Cさんを泣かしては駄目ですよ。」
            「はいはいー分かってるよ。」
            「お兄様、C.Cさんと幸せになってくださいね...」
            そう言ううちにいつの間にか、涙がもうどんどん少女の目から溢れ出した。少年は妹の頬を撫で、親指で柔らかく拭いながら、優しい兄の微笑みと最後のお別れをした。
            「ああ必ずだ、ありがとうナナリー。愛してる。」
            部屋から出ると、ある聞き慣れた声で、ルルーシュは足を留まった。
            「やはり行くのか?ルルーシュ。」
            「ああ、枢木スザクと同じく、ルルーシュ·ランペルージの役目はもう終わった。」
            ルルーシュが顔を向けると、スザクは止めようとしても止められない無力な顔に見えた。
            しかし、もう二度と今みたいに話すことができないかもしれない、ならば今は笑おう。そう思ったスザクは笑顔を取り戻し、やや揶揄う気味で、ルルーシュに言う。
            「ようやく決意した?女性をそんなに待たせるのは良くないよ。」
            「ああ俺は決めた、もう自分に嘘をつかないと。」
            「二人ども幸せになれよ、僕とユフィの分まで。」
            「......!」
            ルルーシュは深く俯いて、拳をぎゅっと握り、力入れすぎて、音まで立てた。悔いとお詫びの気持ちに押しつぶされそうに。
            目の前の男は、最悪の敵であり、頼れる兄弟でもある、何より大事な親友だった。俺は彼の大切な人を奪い、彼に責任を押し付けて、自分としての人生さえも奪った。だが元凶の俺は今、平気に幸せを求めてる。
            「すまないスザク、俺は......!」
            「ルルーシュ、許しは請わなくてもいいよ。友達だろう、俺たちは。」
            ルルーシュが言いたいことを想定できたスザクは、その言葉に割り込んだ。
            スザクの想いを受け取って、ルルーシュはふと口元に笑みが浮かべた。
            「ああ友達だ、どこまでも永遠に。」
            ルルーシュが行ったあと、スザクは窓の横で、ユフィから授かった騎士の証を握り、大空を見上げて呟く。
            「ユフィ君が望んだ世界、僕は叶うよ。だから、長くになりそうけど、あそこの世界で待ってくれるよね...」
            まったく優しすぎるのはいったいどちだ、魔女のくせに、もっと自分のことを考えろ。こう一方的に愛されたら、俺が格好悪く見えるじゃないか。追憶が終わって、迷いを払い、魔王は魔女に己の決意と想いを明かそうとする。
            「間違ってるぞC.C。お前が俺を復活したように、俺もお前に色々約束して、結局お前を一人にして死んでしまった。そこはお互い様だ。」
            ルルーシュはふと歩き出す、ゆっくりとC.Cに近づきながら、自分の想いを告げる。
            「前も言ったはずだ、お前がいてくれるから俺は歩き出すことができた。そして約束した、今まで生きてきたすべての時間よりも輝かしい一瞬、将来お前は忘れることができない瞬間、お前に見せてやると。」
            互いの息を感じられるまで距離を詰めて、C.Cは突然やってきた温もりで、ビクリと上体が後ろに傾くと、腰当たりに動きが制限されて、いつの間にか周りの空気にあちこち目の前の男の匂いが満ちる。
            やはりこの女は涙に似合わない、人形のような顔が台無しになってしまう。
            ルルーシュは片手でC.Cの腰に腕をまわし、刺し指の関節で、できるだけ軽く優しく彼女の眦を拭いた。
            その後、ルルーシュはC.Cの顎をつまんで、強制的にトパーズのような黄金色の鏡に、自分の姿を映らせる。
            「C.C、俺はもう自分に嘘をつかない、その必要もない。だから、お前自身で俺の気持ちを確かめろ。」
            「るるーしっ...!?」
            柔らかい温もりが唇に重なり、声が塞がれた。C.Cは目が丸くなり、ルルーシュを押し退けようとしてる手も、どんどん力抜け、撫でるみたいに彼の胸板に置く。
            ルルーシュは唇を緩めて、互いやや熱くなった息吹が感じる。
            「俺がここにいるのは、哀れみでも契約でもない、俺がお前との約束を果たしたい願いだ。一度しか言わないぞ...好きだC.C、お前が。」
            そのアメジストの中に揺るぎのない炎が宿ってる、嘘の欠片もない同時に、暖かさと優しい心を欠けない真摯な眼差し。
            嬉しいのに、涙が止まらない。C.Cは艶やかな瞳でルルーシュを見上げて、笑顔で彼に応える。
            「やはりお前みたいな男は初めてだよ、チャンスはもうやった、後で後悔しても承知しないから。」
            腕をゆっくりルルーシュの首筋にまわす。
            「好きだぞ、L.L。」
            C.Cは触れただけで、軽くL.Lと唇を重ねた。
            やはりこの女は相変わらずキスがヘタだな。L.Lは片手がC.Cの腰を抱えてるまま、もう片手が逃がさないように、彼女の頭を軽く押さえてから、彼女の唇を舐めたりする。
            C.Cは形勢が違うところに展開して行くのを気づいた時もう遅い、彼を止めようL.Lの名前を呼ぶと、L.Lはその隙に舌が彼女の口に割り込んで、吸ったり舌を絡んだりして、たっぷり味わう。ギリギリまで空気を奪われて、苦しみと恥ずかしさのせいで、人形のような白い顔が、目立ちな緋色に染められる。
            「い、いきなり何をする!!」
            ようやく解放されたC.Cは文句をつけるが、瞳も少しとろけて、恥ずかしくて狼狽えてるC.Cに睨まれると、L.Lは勝ち誇った意味で、鼻に掛かった笑い声を零す。
            「ふむ、お前はキスが下手すぎたからつい。」
            「相変わらず一方的だな。」
            「それはそうさ、俺はL.Lだからな。それに......」
            L.Lは煽り気味で、C.Cの耳に擦れた小さい声で囁く。
            「いい顔してたぞC.C~」
            顔にの緋色がさらに増して、C.Cは一瞬ぱっちりと目が開いたあと、すぐ細めて鋭い目付きで声を上げた。
            「今日床で寝ろ!」
            C.CはL.Lを押し退けて、戦略的撤退を取り、L.Lを後にして、リュックからいつもの白いシャツを取り出した後、バスルームに向かった。


            IP属地:日本6楼2019-05-01 20:49
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              STAGE 5
              -お前がいる明日-
              翌日、空いてる窓の隙間から風が流れて来て、涼しさに襲われ、C.Cはぼんやりと目を開ける。
              そういえば昨夜、結局L.Lをベッドで寝かせた。
              昨夜L.Lがバスルームを出たあと、C.Cはすでにベッドに寝てた。
              「C.C?」
              名前を呼んだが、返事がなかった。
              「眠ったか。」
              呟いながら、C.Cを起こさないように彼女の横に座って、その珍しく華やかな淡い緑色の髪を柔らかく撫でる。心がとろけそう程、静かで安らかな寝顔、空気に晒してる繊細な白肌、それが目に映ると、L.Lは不思議に心が和らぐ。しかしこんな絶景に一箇所不協和音がある、C.Cの腕にある無視できない黄色がL.Lの目を突き刺さってる。
              L.Lは今まさにそいつのメーカーを潰したくてたまらない。そのニヤリと笑ってる、微妙な涼しい表情から悪意を感じられ、今のL.Lにとってまるで彼を嘲笑ってるにしか見えない。
              今までそのぬいぐるみに対する非常な反感が胸に突き上げてきて、眉を顰めて顔がすごく歪めた。
              「ふん、やはり最悪の敵だぞお前は、ブリタニアなど比べ物にもならない。」
              L.Lはぶつぶつ文句を零しながら、気付かせない慎重にC.Cの腕をあげて、ゆっくりその無実のぬいぐるみを引き出してから、あっさりとどこかに捨てた。
              「お前のほうこそ床で寝ろ...!」
              敵無事排除した後、L.LはC.Cの隣に寝て、
              無意識に代わり物を探してるらしいC.Cは、L.Lの胸に寄り添って、腕を彼の背中にまわした。
              L.Lは満足な顔で、優しく彼女の腰を抱えて、彼女の額に柔らかいキスを落とした。
              「おやすみC.C。」
              L.Lの動き完全に止まったあと、C.Cは一目を半開いて、ひそかにL.Lの寝顔を覗く。
              (ふん、ぬいぐるみのヤキモチを焼く何て、まだまだ子供だな。)
              C.Cは顔を彼の胸に埋めて、顔に薄い赤みが染まる。
              今更共寝はもう当たり前のようなものだけど、以前は共犯者として、単にベッドをシェアするだけで、今の関係でこうして共寝するには、心に何の揺れもないと言ったら真っ赤な嘘だ。
              (今日だけ甘えてやる...おやすみL.L。)
              C.Cは眦を揉みながら上体を起こした。横にいるはずの奴がいない、部屋もバスルームも探したが、どこでも姿を見当たらなく、しかも寝台も温もりがすっかり冷めてた、相当前にもう出ただろう。
              もやもやと心の中に不安が騒いてる。
              ルルーシュの奴、勝手について来たり消えたりして...!もう後悔したらせめて一言言ってから行ってくれよ、一方的な男は理解しにくい!
              昨夜L.Lにボロ雑巾みたいに捨てられたモコチーを持ち上げぎゅっと抱き締めて、ひたすらベッドに座り思い詰める。
              が、突然ドアが開かれ、あの男の姿が表した同時にとても久しい匂いがした。
              「C.Cもう起きたのか。ここの台所を借りて作ってみた、味の保証がないが。ん...?」
              C.Cは呆然で泣きそうな顔で自分を見てる。
              な、何だその顔は、俺だってピサぐらい作れるだろう、そんなに驚くか、もっと喜ぶはずいったいどこに問題が!?
              「どした、何があったか。」
              「あっ...いやなんでもない。」
              先ほど狼狽えてた自分を極力隠して、いつもの調子に戻ってから、L.L手元のピサの一部を取ってもぐもぐ試食する。
              「で、味は?」
              「悪くない。」
              その後L.Lは今後のため、情報を整理し計画を立ててるが、C.CはL.Lのシャツ一枚着て、のんびりとベッドでピサを楽しんで、時々暇つぶしのため、L.Lを邪魔する。
              ピサを食べ切って、指先を舐めながら、L.Lに話しかけて仕事の邪魔をする。
              「朝から何している、ピサの新しいレシピでも考えてくれるのか?」
              「ここに長く止まるつもりはない、目標が特定できないなら、アジトは必要だろう。お前に何も望まないが、少なくとも服はちゃんと着ろ。」
              さっきからずっと自分の気を逸らしてくれるその格好に、ついL.Lは一旦手元のことを置いて、少女のほうに向け、説教を始めた。
              「私の自由だろう。」
              C.Cはモコチーを抱え、身体が後ろに傾けベッドに倒れた。
              「お前いつになったらその癖を直せる。いくら夫婦でもはしたな過ぎる。」
              C.Cは口元に悪意の笑みが浮かべて、L.Lをからかう。
              「何だ~童貞ボウヤにはこんな程度でもう刺激しすぎたのか~」
              「なっ...!?」
              L.Lは急に顔の温度が上昇、怪しい緋色がますますはっきり映ってきた。だがやられっぱなしは性に合わないのもお互い様だ、L.Lは頭を冷やした後、寝台に近づきながらシャツ一番上のボダンを外す。
              何か様子がおかしい、座り起きるとL.Lはもう自分の前に立って、何も聞かずに無理矢理モコチーを引きずり出す。
              「何のつもりだ?」
              「ならその格好って、俺を誘ってると思ってもいいだろうな。」
              L.Lは勝手に話を進めて、C.Cを寝台に組み敷いた。
              「ちょっ...!?」
              L.Lは唇でC.Cの声を塞いで、強引的に歯をこじ開けて、口付けを深める。
              L.Lを叩いたり、身を悶えたりして、L.Lを拒絶したが、まったく届いてない。L.LはC.Cの頸を舐め、わざと音を立てて、キスしたり啜ったりして淡い印を残す。
              もぞもぞするくすぐったい感触と、妙に騒いてるよく分からない感覚のせいで、本能的に鼻にかかった甘い声を出す。
              「ん...あ......える、つー...!やめろ!」
              このまま彼女を抱いてしまっても別にいいが、やはりこんなことC.Cが嫌なら、無理にさせても意味がない、最初の目標を達成したらそれでいい。
              L.Lは慰めのつもりで、C.Cの額を軽くキスしてから、誇らしい笑いを張り付けて、下でじろじろ自分を睨み付けてる人を見下ろし、勝ち誇った意味で鼻を鳴らす。
              「ふん、俺も一応男だから、今度ちゃんと服着ろよ。」
              「調子乗るなこのエロガキ!」
              こうして3分後。
              部屋の外に一人の男が立ってる、L.Lは頬に残した赤い手の跡を触って、独り言を零す。
              「やり過ぎたか...あとでピサで謝ろう。」


              IP属地:日本7楼2019-05-01 20:51
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                STAGE 6
                -導く灯火-
                その後数日間経った、試しに世界中ギアスの痕跡を探したが、クモの糸とウマの足跡でもまったく掴めなく、人目から離れ、必要な時またすぐ物資などを揃えられる、隠して暮らすにぴったり、そんな都合がいいアジトも簡単に見つけるものではない。
                そこに夜中まで差し迫った問題で頭を抱えてるL.Lの姿がいた。二人にとって時間だけはたっぷりだが、前日酒場で情報収集の時、まさかそこに自分の写真を貼ってあって、正体がバレるところだった。このネットとパソコンがない、物資も乏しい物騒な町を、一刻も早く出たい気分だ。
                計画完全に詰まったところ、本意ではないがL.Lは横の携帯を持ち上げた。出発前、念のためその場にいた何人との連絡手段確保した。ナナリーに心配させたくないから、スザクを除いて、残り力になれそう人物と言ったら...
                [はい。]
                「カレンか、すまないこんな夜中に...」
                [ルルーシュ!?]
                もうしばらくお別れだろうと思い込んだが、まだ一週間経ってないのに、その人からの連絡が入ったとは。嬉しく感動な再会のはず、たっだ一週間のせいか、何やらのせいか、よもやま話に展開して行く。
                [で、こんな夜中に何の用?C.Cと喧嘩して追い出されとかないでしょうね。]
                この前部屋から追い出された時、ピサや犯則なやり方などでも使って、ようやく仲直りした。
                (くっ......!?相変わらず鋭いなカレン。)
                ちらっと寝込んでるC.Cを一瞥して、眠ったかどうか確認してから、話を続けた。
                「まさか、上手くやってるさ。」
                新婚生活、と言いたかったが、今のところ俺たちの関係を隠すとしよう。
                [あっそう、C.Cを泣かせたら許さないからね。]
                この二人、前はそんなに仲良しだったのか?ふむ、いつの間にお前もこの世界と繋がりができたな、C.C。
                [ん?何笑ってるの。]
                「いや、C.Cのことは心配いらない。たまにそちに顔を出す、気が向いたら。」
                [じゃ皆が生きてるうちに頼むね。で、要件は?]
                「ああ、アジトにふさわしい場所について、情報がほしい、どんな些細なことでも構わない。」
                [えぇ?ん...ごめんルルーシュ、今はそんな情報が、でも彼なら力になれるかもしれない、隠居経験もあるし。]
                その時、あるオレンジ畑にある屋敷に電話の音が鳴った。
                「もしもし。」
                仮面を被る、青い髪の中年男性が電話を出た瞬間、動きはすっかり固まった、持っていたかごも落ちこぼして、満タンのオレンジがあちこち転がり、男性は呆気にとられて、唖然とした。こうして何秒間この状態を続いたあと、顔に喜びと安堵の微笑みを浮かべる。
                「ご無沙汰しております、陛下。このジェレミアができることであれば、何でもご命令ください。」
                再び主の声を聞きえたジェレミアは、喜びの涙が眦を潤う。
                「Yes Your Majesty.それで、皇妃さまはお元気でしょうか。あれ以来、皇妃さまの音信が完全に途絶えましたので、少し心配だと。」
                「ジェリー、どうしたの。」
                さっきオレンジが立てた音に気づいて、ピンク色の髪で、ルビーのような赤い瞳を持ち、ツインテールを束ってる少女がリビングに現した。
                ジェレミアの様子を見て、すぐ情況を読めたそうで、何も言わずひたすらこぼしたオレンジを片付け始めた。
                「そうですか、本当によかったです。では失礼いたします。」
                「ルルーシュ、生きてたの。」
                アーニャは無表情のまま、手元のことを続けた。
                ジェレミアはハンガーにかけてる、ブリタニア騎士の衣装を見つけて呟く。
                「ああ、陛下も皇妃さまもご無事で何よりだ、まさかもう一度貴方様に忠誠を誓う機会を私に...」
                「ルルーシュが嫌い。」
                アーニャは最後のオレンジを拾い、ジェレミアに顔を向けて、笑ってるとも言えない、苦手な笑顔を見せた。
                「でもジェリーがそう言うなら、皇妃さまのために頑張る。」
                ビッ、携帯を切った後、L.Lはひとまず一件落着、気を抜きほっとして吐息をついた。
                だが頭をリラックスしてる間に、後ろから囁く声が耳に入った。異様を感じたL.Lは、C.Cのほうに向けると、苦しそうに少し身悶えてて、息もやや荒い、泣いてるような声で何かをぼやいてるC.Cの姿が目に映る。
                「っ!!!」
                L.Lは反射的椅子から飛び降りて、慌ててC.Cのそばまで駆ける。
                おいどういうことだ!まさか急に体調が悪くなったのか!?
                濃紫の目に焦りと動揺の色が見え、C.Cの肩を揺らして何度もC.Cの名前を呼び続けた。
                「おいC.C無事か!C.C…!」
                「ん...いっ、くな...えるつー......」
                真っ黒な空間に囲まれ、目の前の人はどんどん遠くなって、私を置き去りにして一人で消え去って行く。私は手を伸ばして、必死にその人の名前を叫んだ、何度も何度も。しかし彼に届けなかった、彼が深い底に沈んで、黒い煙に呑まれた。暗闇に彷徨っているその時遠い向こうから声が聞こえた、私に呼び掛けてる、道を導いてくれる灯火のようで、周りの暗闇を照らしてくれる光のようで。シーツー......
                「C.C!無事か、かなり魘されてたぞ...!」
                L.Lだ...
                目を開けると、夢の中に消え去って、その人の心配そうな顔が、涙が混ぜてぼやける視線を占める。
                「L.L...」
                「まったく焦らせるな、あっ...!?」
                恐怖を満ちた琥珀色の瞳がL.Lを見つめながら、ゆっくり上体を起こし、彼の名前をぼやいて、何もかも考えずに直接甘えるように、L.Lを抱き締め、顔を彼の胸に埋めた。心臓の鼓動が耳に木霊する。
                「生きてる...私を置いてなくなるな......」
                少しのあと、胸先に微かな涼しさが生じて、シャツの一部は軽く湿ったのを感じた。
                予期しなかった抱擁で、一瞬固まった腕がゆっくりと優しく彼女を抱き返した。
                「悪夢でも見たのか。」
                C.Cは何も言わなく顔を埋めたまま、ただ頷いた。
                L.Lは優しく、和らげた声で囁く。
                「安心しろお前にだけが、俺は置いたりはしない、絶対だ。」
                たとえ二度とCの世界に囚われるとしても、お前のためなら、俺はもう一度桎梏を破って見せる。


                IP属地:日本8楼2019-05-01 20:54
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                  STAGE 7
                  -闇夜の王と妃-
                  アジトを確定した後約二週間が過ぎた。微風に吹かれ、オレンジの木の枝が風にそよそよと揺れる。古い木製車輪の音と蹄の音が、遠くからだんだん近づいて来て、一両の馬車がこのオレンジ畑に訪れた。馬車の上、黒髪の少年は、隣で居眠りをしてる緑色の髪の少女を支えながら、馬車を走らせる。
                  オレンジ畑を通って、ここを運営してる主の屋敷の前に、馬車を止めて、横の少女を軽く揺らす。
                  「着いたぞC.C。」
                  C.Cは徐に目を開けて欠伸しながら、L.Lの後ろについて馬車から降りた。
                  白い騎士の衣装を着て、仮面をかぶってる中年男性は、王を出迎えに前に出て、恭しく敬礼をした。後ろにいるブリタニアラウンズのピンクのマントを羽織ってる少女が、やおらついて行き、適当に一礼をする。
                  「お待ちしておりました、まさかもう一度陛下と皇妃さまにお会いできるとは...!」
                  「ご無沙汰しております、陛下皇妃さま。」
                  L.Lがブリタニア皇帝になったばかりの時、L.Lは下の人に何を吹き込んだか、それとも皇妃扱いをし過ぎたか、公にC.Cが皇妃だと宣告したこともないのに、よく皇妃さまだと思い込まれた。皇帝の専用飛行船に乗れる、皇帝に対する態度もデカいの他に、皇帝とお揃いの衣装が用意してて、戦場で死んでもその女を守れとかの命令も出してる、何より皇帝と同室してる。皇帝が常にそばに置く女、確かにどう見ても関係は普通じゃない。
                  最初はまだ誤解を解くが、そもそも悪い気がする訳でもない、時間を過ごせば長いほど、その肩書きを受け入れた。まして今は、式が挙げてないが正真正銘L.Lの皇妃だ。
                  「久しいな。もう一年ぶりか、あの時は助かったぞ。」
                  「ああ、また手伝わせてしまってすまなかったジェレミア。」
                  「とんでもない、陛下と皇妃さまのお役に立てるなら、このジェレミア一生の光栄でございます。」
                  ジェレミアは再び恭しく丁寧に一礼をした。
                  生涯、己の忠心を貫き、もう皇帝ではない自分を陛下を呼んで、皇帝として扱ってくれるこの男を目にして、L.Lは思わず苦笑する。
                  「よせ、俺はもう皇帝じゃない。そんなに硬くなくてもいい。」
                  「ゼロレクイエム以降ナナリー様が第100代女皇になりましたが、ご覧の通りその後引退しました。ですから私にとって、皇帝は貴方様だけです、陛下。」
                  「ふむ、まったくしょうがない奴だ。頼りにしてるぞジェレミア。」
                  「Yes Your Majesty.」
                  騎士の身分から解放することができたはずだが、ジェレミアは再びL.Lに忠誠を誓った。
                  ジェレミアのオレンジ畑は、元々ここのある田舎町と少し離れて、オレンジ畑からさらに北に森がある。その森は地形がやや複雑で、夜が訪れると時々薄い霧がたつ、不気味な森だ。昔から色々奇異な噂が流れてる、この辺の人々に恐れられ、そこに近寄る者は誰一人もいない。アジトに好都合の場所だ。
                  約二週間前、L.Lの頼みを受けた後、現地調査の結果、随分前から放棄された木造家屋を最初の拠点にした。ある程度修繕して、すでに人が住める状態になってる。
                  そしてジェレミアにアジトの件以外もう一つの頼みがあった、しかし今C.Cに知られたらまずい、皇帝と騎士二人揃って、怪しまれないように、皇妃さまを先に家屋に行かせた。
                  遅くなったL.Lが家屋に入ったところ、ちょうどC.Cも荷物を片付け終わったようだ。
                  「どうだった?新しい家は。」
                  「私にとって、ピサさえあればどこでも同じだ。それより私までも内緒にする件はもう済んだか?」
                  「ああだからC.C、検品してくれ。」
                  L.LはC.Cのそばまで足を運びながら、袋から密かにジェレミアを頼んだものを丁寧に出してから、C.Cに見せる。
                  「お前が頼んだものだろう、何で私が...」
                  その例のものは、黒いウェディングドレスっぽいデザインのドレスだった。
                  「お前本当に好きだな、自分が選んだ服を女に着らせるのが。しかもまた私の趣味も聞かずに。」
                  「魔王の妃に似つかわしいだろう。」
                  L.Lは片手がC.Cの腰に腕をまわし、二人の距離を縮める。細めた妖しい目でC.Cを見下ろし、低く掠れた色気のある声で文句つける。
                  「当然、今度俺の妃は着てくれるよな~」
                  まだゼロレクイエムの時、直々にデザインした目玉服を着てやらなかったことに不満を思ってる。
                  「ふん着ればいいだろう...!」
                  顔に薄紅が差したC.CはL.Lを押しのけて、ドレスを取ったあと部屋に行った。
                  15分後、L.Lはすでに黒い礼服を着替えて、リビングでC.Cを待ってるが、何が気がかりで無意識にズボンのポケットにしまってる、小さな箱を強く握り締め、緊張してるに見える。
                  ついにドアが開かれる音がした、C.Cを目にした瞬間L.Lは大きく目を開いて、頭が真っ白になった。
                  「な、何だ...!」
                  ジロジロ見られすぎて、C.Cは照れくさそうに顔を背けた。
                  「いや、お前は綺麗すぎたから。なぁC.C、お前に見せたいものがある。」
                  L.Lはズボンのポケットから、一つ小さな箱を取り出してそれを開けた。
                  上から見るとインフィニティの記号に近い、特別なフォルムに造られて、内側にL.Lの名前が刻んでる、指輪に嵌めれてる金剛石は煌々と輝いてる。琥珀色の瞳に光が閃き、それに強く惹かれた。
                  「C.C?どした気に入らないか...」
                  けっこう自信あるが、C.Cがさっきからずっと黙ってて、L.Lはぴんと気を張る。
                  C.Cは心の揺れを隠して、いつものよそよそしい魔女に戻り、左手を差し伸べた。さっきの指輪の輝きに惹かれた単純な少女はまるで嘘のように。
                  「はめてくれないのか?女に自分が選んだ指輪をはめるのも、男の楽しみの一つだろう~」
                  L.Lは軽く鼻を鳴らし、優しく優雅にC.Cの手を自分のに載せて、結合の証を彼女の薬指にはめた。
                  その後、ポケットからもう一つの箱を持ち出して、さっきと違ってL.LのところにC.Cと刻んでる指輪を手に載せる、眉を吊り上げて、濃紫の瞳に妖しさが染まり、顔に悪賢いの色がついた。
                  「じゃお前はどうだ?男に自分と揃った指輪をはめるのは楽しみか。」
                  「あいにくそういう趣味がないな、けどお前に指輪をはめるのなら、悪くないかもしれない~」


                  IP属地:日本9楼2019-05-01 20:56
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                    之前预告所示,后面P8有车未成年注意回避_(:з」∠)_
                    后面那章的标题在Ture Love,Soulmate,Destiny三个里面纠结了好久还是选了Ture Love
                    多年没开过车了,大佬们撮合看看


                    IP属地:日本10楼2019-05-01 21:01
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                      *予告通りR18⁺含めます。
                      18歳未満の方はご注意ください
                      STAGE 8
                      -Ture Love-
                      それから1ヶ月の間、家の建造が順調に進めた。将来性を考えば拠点を建て直して拡大し、この先ナイトメアや小型飛行船も入れる予定だそうだが、今のところまだほとんど現代技術的要素がない、設備と外装を新しいのを変えただけで、本質はただの田舎家屋のままだ。可愛い妹に助けを求めたらすぐ、その「魔王と魔女に相応しい”城”が必要だろう?」というガキ臭い、儚い野望を叶えてやるが、兄としてのプライドを拘るだろう。
                      こうしてギアス回収が目的だが、まだ情報収集と物資を備える段階で、もちろん「蜜月ぐらい過ごさせてくれ」というL.Lの要求も含めて、二人は拠点で1ヶ月穏やかな隠居生活を過ごした。
                      しかし、誓約もあって証もあって、名義上の夫婦でもないが、共犯関係が当たり前過ぎて、この1ヶ月間二人の関係は共犯から夫婦に文字だけ変えただけみたいに、日常生活特に変わりなかった。蜜月始めたばかりとも関わらず、甘ったるい雰囲気に程遠い状態だった。
                      L.Lは家事を済んで、部屋に戻って情報収集続けようと、部屋に入ると。C.Cはちょうど着替え中で、下はパンツだけで、上は自分のシャツを羽織ったまま、胸半分が露になってる。
                      「なっ!?着替える時カギぐらい締めろ!」
                      L.Lは反射的に薄紅が差した顔を背けて、胸先の鼓動を極力抑える。
                      「お前以外に誰もいないし、別に構わないだろう、それにノックもせず入ったのはお前だぞ。」
                      「構う!」
                      C.Cの裸なら、とっくに一年前成田にいた時にもう見たが、問題は自分の中に人間として、あるいは男として醜い欲望の一つが騒ぎ出してしまう。
                      C.CもためにL.Lを誘ったり煽ったりするが、本当に単なるL.Lを揶揄いたいだけで、雰囲気に流させ、L.Lが一線を越えようとも、全部C.Cに拒まれた。夫婦とはいえまだ潔白な関係だった。
                      C.Cが自分の視線範囲に入れないため、顔を背けてる間に、突然柔らかい感触が胸板に押し付け、C.Cは自分に身を寄せる。心臓がドキと高鳴る。
                      「なっ...!?」
                      「顔赤いぞ~」
                      「お前のせいだろう...!」
                      C.CはL.Lが固まって戸惑う様を見て、ニヤリと会心の笑みが映って、悪戯の心が満たされたらL.Lに離れた。
                      なぜ体がこう勝手に動き出しただろうな、俺にも分からない、ただ共犯という罪を分かち合う中途半端な利益関係を終わりにしたいと思った。
                      「おい。」
                      C.Cが一歩離れたところ、L.Lは彼女の腕を掴んで、C.Cを自分の懐に引っ張り戻した。自分の懐に閉じ込めて、片手でその人形みたいな顔を掬い、二人の目を合わせた。その澄んだ濃紫色の瞳に今までがなかった、何かの感情が宿ってる。
                      「何回も俺を誘って、ただで済むと思ってないだろうな。」
                      「っ!?待てL.L…!うっ、ん......」
                      どこかにあったような展開、パッとその見知らぬ感情の正体を気付いたら、またどこかにあったように唇が塞がれた。
                      あれ以来L.Lは確かに変わってる、やけに素直になった、平然と恥ずかしいことを簡単に口に出せる。いつもあいつから主導的に何かをしてくれる。それは私が今まで願ったものだろうか、私も分からない、偽りの愛に恵まれすぎて、分からなくなった、本当の愛も、どうやってL.Lに応えるのも。矛盾だな、求めながら彼の愛を恐れている。
                      L.Lはわざと音を立てながら、C.Cの唇を舐めたり噛んだりして、その歯をこじ開けるチャンスを待ち構ってる。唇が触れ合う度にC.Cは小さく声を漏らす、とうとう諦めてL.Lの侵入を許してしまった。強引に絡められ、吸われて、苦しく感じたC.Cは身を悶える。
                      C.Cの動きを気付いたL.Lは口を緩めて、C.Cが同意するかどうかも関わらず、C.Cを抱き上げ、ベッドの上に寝かせて、上から一番目のボタンを外してから組み敷いた。
                      「昼間から襲う奴いるか!」
                      「俺を誘ったお前が悪い。」
                      L.Lは言いながら勝手に話を進めて、C.Cの首筋に顔を埋めて、舌を這わせ、途中時に歯を立て優しく噛み付いたり、啜ったりして、淡い赤い印を残す。小さく漏らす声と、空気に晒してる繊細な白肌が、そのうずうずと騒いてる欲望をそそる。C.C片方の胸に手を掛ける。その間C.CはL.Lを押し退けたり叩いたり、あまり効果がない抵抗を続けて、声を上げた。
                      「んっ、いや...えるつー、やめっ...!L.L…!!」
                      C.Cの声で正気を取り戻したL.Lは、頭を冷やして彼女を離した。C.Cが起きた後シャツを整えて、己を守ってるみたいにぎゅっとくるみ、顔を背ける。
                      L.Lの顔を見たくないからではない、L.Lに直面する勇気がないんだ、L.Lをひどく傷付けてしまった、そういうつもりじゃなかったのに。
                      「C.C、その......」
                      慰めのつもりで彼女に手を差し伸ばしたら、C.Cはすぐ後ろに引っ込んだ。後悔した、自分の失態を反省してるが、そこまで自分を拒む、自分を恐れてるC.Cの姿を見にして、落胆してないと言ったら真っ赤の嘘だ。
                      何やっているんだ俺は......
                      少なくとも理由教えてくれと、諦めが悪いL.Lは無実な子供のような眼差しで真実を求める。
                      「嫌いか俺が...」
                      C.Cは自分を射抜きそうな目線から逃避し続けて、何も言わないまま、ただ軽く首を振る。
                      「じゃなぜだ、俺じゃダメか...」
                      暫しの沈黙、C.Cがまったく喋る気なさそうで、諦めようと顔伏せた時。
                      「分からない、プロポーズプレゼントもううんざり、たくさんだと思った。しかしお前が私を選んでくれた時も、指輪をもらった時も本当に嬉しかった。なのに、お前もマオと今までの奴らと同じかもしれんと思ってしまう。」
                      「C.C...」
                      「矛盾だな、愛されたいと願いながら、お前を疑ってしまう。教えてくれL.L、本当の愛は何だ。」
                      何度も裏切られ憎まれ、殺されてきて、俺と同じ世界に弾かれた存在。残るのは魔女としての記憶、だがその積み重ねは俺が終わらせてやる、魔王としての役目だ。
                      「俺にも分からないただ、ずっと俺のために自分を傷付けて、お前が今までしてくれたものは俺にとって本当の愛と信じてる。だから今度俺がお前の願いという名のギアスにも掛かる、お前のすべてが欲しいんだC.C、代償として俺は俺のすべてをお前にやる。約束を果たしたいという願いを叶わってくれ。」
                      「L.L...」
                      初めて自分に頭を下げて願うその姿をC.Cは覗く。
                      魔王のくせに乞う何て見苦しいだろうバカかお前は。いやお互い様か、もう明らかに分かる答えを、今更戸惑う何で......
                      「お前が信じるまで俺は待ってやる、時間だけたっぷりだからな。その...さっきは悪かった、後でピサを作ってやる、お詫びだ。」
                      ベッドに座ってたL.Lは立ち去ろうと立った途端、シャツの裾が何かに引っ張られた。振り返るとC.Cは照れくさそうに自分のシャツの裾を掴んでる。
                      「今回だけは謝ってやる。わ、悪かった...ピサはいい、今はそばにいろ...」
                      「えっ!?」
                      この女今何言った?ついにピサに勝ったのか、受け入れられたのか、俺は?
                      嬉しすぎて逆に呆気にとらわれて、僅か開く唇が震え、簡単な一文字しか出なかった。ぱっちり丸くなった目でC.Cを見る。
                      「何ぼけてる、私もお前が欲しいと言ってるぞ、もっと喜べ。」
                      C.CはL.Lに身を寄せて、彼と唇を重ね、気持ちを示すために、ぎこちなく初めて彼女からL.Lを求めた。
                      「私のすべてが欲しいだろう?」
                      「ああ、心も体もな。罪で繋がってるだけの関係、俺は嫌いだな、共犯から卒業したい、本当の意味でお前と結びたいんだC.C。もう俺を拒まないでくれ。」
                      「うん...////」
                      连一起竟然跟我说超出5000字……


                      IP属地:日本11楼2019-05-01 21:03
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                        可哀想に乞いの目线を投げて来るL.Lに、C.Cは照れくさく笑颜を见せた。合意した上で、再び唇を触れ合う、存分に互いの柔らかい感触を感じた后、より深いキスを交わす。少し开いて艶やかな唇の割れ目に、L.Lは远虑なく舌を入れ込む。さっきみたいに乱暴なやり方避けて、C.Cの手际を拝见したL.Lは、今度优しく彼女を诱导する。舌を络み合い、啜り合い、限界まで何度も角度を変えて相手を贪り、C.CはぎこちなくL.Lに合わせる。水音が混ぜてる、くぐもった喘ぎ声が耳に木霊する。
                        「っ、はぁ...あん......」
                        下腹部から见知らぬ変な感覚が走り、何かが零れた感じがして、狼狈えたC.Cは思わずL.Lの袖を缒る。
                        何度も深いキスを交わしたあと、口を离すととろとろになった舌の间に繋がってる唾液の糸がパッと切れ、お互い息が弾む。L.Lは手がC.Cの肩まで登り、彼女のシャツを脱ぎ始める、C.Cは紧张のせいで少しおずおずしたが、抵抗しなかった。L.Lは彼女を押し倒し、见下ろす。散らばった鲜やかな绿色の长髪の中で、頬が红潮してて、耻ずかしげにやや上気し始めた润った目で彼を覗いてる姿と、その真っ白な雪肌、L.Lはすっかり见惚れてしまった、しかもL.Lにとって煽情すぎてまさに媚薬だ。
                        「绮丽だ......」
                        「ジロジロ见るな...////」
                        だがその繊细な体に、一つ周りの白い肌と相容れないところが强くL.Lの目をひく。指でその血のような赤い伤迹をなぞると、下の少女はビクッと身体が震えて、鼻から甘い声が漏れる。
                        「っ、ん...」
                        その伤迹はL.L嫌な思いを思い出せる。地面が血にまみれる教会に响く必死で凄惨で少女の叫びと、その场で一人のシスターが、少女の心臓を掘り出しそうに、ナイフで少女の体を刺し続けてる痛ましい光景。L.Lは想いが募る。
                        「もう谁にもお前を伤つかせたりはしない。」
                        「L.L?っ......!?」
                        その一生消えない伤迹を少しでも愈したいと、优しくそこを舐めて、柔らかいキスを落とす。
                        その后L.LはC.Cの上に伏せて、彼女の首筋に舌を这わせたり、口付けしたりする。不安を抱かせないため、指を络め手を繋ぐ。情欲で発热したL.Lの手のひらから、かなりの热が伝わってくる。L.Lは軽く噛みつき、音を立てながら吸って、じっくりとC.Cを味わう。さっき残した痕は消えてないまま、また新しい痕を残した。C.Cは少し仰向け、息遣いがさっきよりもっと荒くなり、体温も持続的に上升してる。
                        L.Lが自分の手を离した后、片方の胸が暖かさに包まれた。
                        前にもそう思ったが、今本格的に触ったら改めて実感した、この女确かに手触りがいいな、细やかでしなやかさも欠けない。俺がこういうこと考えてるのが知られたら、怒るだろうな...
                        L.Lは伤付かないように优しく、少し力入れて、その柔らかを揉み、间に固くなった顶を指で擦れたり摘んだりする。
                        「ひゃっ...!ん、はぁ...んんん...」
                        触れられる度に、体が震えて思わず甘え声が上げる。自分の声を闻いたらもっと耻ずかしくなる、声を漏らさないために、腕で半分の颜を覆った。一方、首元にある温もりが、ゆるゆると、锁骨を通してさらに下に移る。L.Lはもう片方の胸の顶を含んで、啜って舌で弄る。前と同じ、下腹部からピリピリな感覚に几度袭われ、また蜜が零れる。下着が汚れられて、じわじわしみる。童贞のはずだが、妙に手际がよく、L.Lの爱抚を受け、微弱な快感が涌いてきて、初めてその快楽を味わった。戸惑ったC.Cは身を闷えて、じれったい感覚のせいで、一瞬足を擦れた。その仕草を感じたL.Lは次の段阶に进める。
                        L.Lは上体を起こして、自分の颜を隠してるC.Cの腕を剥がす。欲望に侵蚀され続けていく、润った目が见つめ合う。
                        「C.Cもっと声闻かせてくれ。」
                        「なっ、そんな耻ずかしいこと...!それよりお前、本当に初めて?」
                        认めたくないがこいつは思ったよりけっこううまかった、どう见ても少なくとも童贞レベルじゃないな。少し揶揄いたかったが、逆にこちがやられっぱなしで、全然余裕がなかった。
                        「俺が触れたい女はお前だけだ。」
                        まぁ予め基本知识やら何やら色々密かに调べてた、こんなことで伤付けたり嫌な思いをさせたりはしたくないからな。
                        「反応と手际から见ると、お前も経験なさそうだが?」
                        C.Cはその妖しい浓紫の目から逃げ、颜を背けたあと、少し踌躇った结果正直に白状した。
                        「......処女の方が喜ぶだろう、男って。」
                        「ああ、喜ぶさ。お前をこんな颜させるのは俺だけ、俺だけのものだ。」
                        所有権を宣言しながら、手がC.Cの身体を沿って下へ移る。太ももの外侧を抚でてから内侧に移り、指先が太ももの间に止まった、湿気多く帯びる下着の上から、ゆるゆるとそこにある割れ目をなぞると、C.Cはビクッと震える。
                        「けっこう濡れてるじゃないか。」
                        「っ、言うな...!」
                        「ふむ触れて欲しいだろう?」
                        「あっ...!」
                        L.Lは下着をずらして、试しに中指だけ割れ目の中に滑り込んで、完全に呑み込まれるまで、ゆっくりと奥に侵入する。体験したことない异物感に追い诘められて、C.CはL.Lの背中を抱きつき、颜をL.Lの首元に埋めた。L.Lは引き続き二本目の指を入れて、狭い道路を広げてから、少し力入れて指を动き出す。C.Cの反応を见ながら、一番よがるところを探って、集中に攻めたら、C.Cの娇声が耳に响く。
                        「はぁ...んっ、あっ!んん...」
                        新しい蜜がとろりと零れ、指を湿めして、求められて指が强く缔められた。
                        C.Cは体が痉挛して达した、体内に走る快感は少しつつC.Cの仮面を剥がし、本能的に声を上げる。同时にとろけた琥珀色の瞳に欲望に満ちて、その情欲に追い诘められる艶かしい颜と、甘ったるい声で念って、自分が与えた愉悦に溺れてる姿は、L.Lの理性を仅かなかすも残らず溃す。下はすでに固く张って、苦しく今すぐC.Cと繋いで、C.Cに慰められたいところだが。それじゃC.Cを伤付けてしまう、この女は多分気にしないだろうが、俺は俺自身を许せない、魔王は品位よくまず自分の女を喜ばせないとな。
                        「まだきついな...」
                        达したばかり力を抜けて、ぐったりと自分を抱きついてるC.Cをベッドに寝かせる。自分のシャツを脱いてから、丁宁にC.Cの下着を脱ぎ剥がす。后ろにちょっと下がって、C.Cの両脚を分け広げ、その间にますます颜が近づく。それを気付いたC.Cは慌ててL.Lを止める。
                        「いやっ...だめだ、えるつーやめろ...!」
                        「ちゃんと惯らさせないと、后苦しむのはお前だぞ。」
                        L.Lは花弁を优しく舐めて、垂れてきた新しい蜜を舐め干し、軽く啜る。
                        「や...んっ、える、つー...そこは...」
                        逃がさないようにC.C太ももを掴む。C.Cは腰をくねらして、手でL.Lの颜を押し退けようとも力が入られない。
                        「汚いと言いたいのか?俺はそうと思わないな。」
                        L.Lは舌を中に滑り込んで、中を掻き回す。敏感なところを触れると、C.Cは体が跳ねて、娇声を出し、頼りものとしてシーツを握り缔める。C.Cの反応はさらにL.Lを高鸣らせ兴奋させる。だいぶ惯れてきたのようだし、もう待てない。L.Lは颜を离して、ベルトを外しスボンを脱いて、露になったものは固く张って、顶から液体が流れ出す。
                        「悪いC.C、もう限界だ入れるぞ。」
                        「待てえるつー!まだ心构えはっ...ああっ!んっ、はぁ...」
                        L.LはC.Cの両脚の间に割り込んで、ぐっと腰を推し、C.Cの中に突き込んだ、すごい热に包まれ、缔め付けられる。以前にL.Lは自分が情などにまったく兴味ない人间だと思った、今から见ると、どうやら魔女の前には魔王もただ大势の男の中の一人に过ぎない。初めて肉体の快楽を知ったL.Lはすっかりそれに酔い、完全に情欲に支配された、C.Cの気持ちも考えずに、全部収まるまで押し続けてもっと求める。上気したL.Lも息遣いが荒くなってきて、余裕が无くなった。激痛を感じたC.CはL.Lの背中に爪を立て、堪えられずに悲鸣を上げて、涙を堪えながらL.Lに乞う。
                        「ああっ!いや...える、つー…おねがい、んん、あっ...!しばらくっ、うんっ...うごかない、でくれ......」
                        「くっ、はぁ...わ、悪い!大丈夫か...?」
                        全部入れ込んだが、一旦动きを中止して、润ったC.Cの目*を亲指で拭い、睑を优しくキスして、恐怖と痛みを和らがせる。暂し待った后、L.Lはゆるゆると律动を再开する。
                        足りない...全部お前のせいで体がおかしくなった。
                        C.Cはついに情欲に负け、抵抗を谛めた。欲望に身を任せて、L.Lの首筋に腕をまわし、彼のリズムに合わせて、ぎこちなく腰を揺らす。返事をもらったL.LはC.Cの腰を掴み、どんどん动きを激しくして、C.Cの弱点を刺激したら、中に収缩が起こす。二人は愉悦に溺れ、情欲の渊の堕ちる。
                        「はぁ...えるつー、んっ!あっ~!」
                        「わるいしーつー、ぐっ!そろそろっ、出るぞっ...!」
                        动きを早めて、一気に一番奥に突き上げると、中は强く収缩して、L.Lをぎゅっと缔め付ける。全身に痹れるような快感が走る。
                        「はぁ...ぐっ!しーつー、爱してるっ...!」
                        「あぁぁぁっ!わたしもっ、だ...んっ、えるつー...はぁ~......」
                        二人は同时に果てた。L.Lは热を放って、C.Cに自分の色を染めらせた。
                        永远なる命、果てのない时间の中で、ただ生と死を缲り返して、もうとっくに忘れてた、自分の愿いも、幸せを求める心も。しかし、お前が思い出させてくれた。ついお前の优しさを求めてしまう、プレゼントやプロポーズもう私には要らない饱きたもののはず、だけどすごく嬉しいと感じた。L.L、もし谁かのために自分を伤付けるのは爱と言うなら、谁かのために今まで望んできたもの、手に入れた幸せを弃てるのも本当の爱だと、お前との出会いが运命だと、信じてみたい。
                        「で、共犯から卒业して、夫妇になるのか?」
                        「ふんそれだけじゃ足りないな。お互いにもう嘘が要らない、すべてを托せる、思い合って支え合う、互いの运命を背负いながら共に歩む、世界の终わり时の果てまで。共命と名付けようか。」
                        「名付けが适当すぎる、だがそれも悪くない。」
                        「それに今度は契约ではない、誓约だ。俺がお前にの。」
                        「ふむいいだろう、誓おうその誓约を。」


                        IP属地:日本12楼2019-05-01 21:06
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                          STAGE 9
                          -インフィニティ 未来永劫-
                          新しいアジトに引っ越して以来、最初の目的ギアスの回収もだいぶ進んで、瞬く間にもう一年ぐらい経った。
                          一年前ジルクスタンとの戦争により起こした嵐が凪ぎ、その件が残した後始末やら何やらも完全に済んで、ゼロの活躍でこの世界に再び平和が訪れた。今でもゼロを讃える記事がネット上どこにも載ってる。
                          「ふふ、スザクまた忙しくなりそうだ。」
                          ソファーに足を組んで腰掛けて、片手が顎に当ててる黒髪の少年がいた。L.Lはネットで次のターゲットの行方を探してるが、あちこちこの仮面男が出まくって、ついツッコミしたくなる。
                          「他人のことを心配する場合か?」
                          前日、一人のギアス能力者が一つテロリストの集団に潜り込んでで、爆薬を使って敵拠点の建物を崩壊させる、ギアスを回収する同時にテロリストも排除できる一石二鳥の作戦を行った。
                          計画通り敵があっさりとほぼ全滅したが、ギアス能力者を確認する時、うっかり油断して、周りまだ一息残してる雑魚を見落とし、C.Cは後ろから狙われた。
                          「C.C!!」
                          今の俺なら同等こいつを守る力が...!
                          L.Lは迷いなくかつてC.Cのように自分を盾として、C.Cの前に立ち、彼女を庇った。
                          「L.L!!!」
                          銃声が耳に届いた同時に、目の前の人の胸から血が飛び出した。L.Lは二三歩後退して、頭に襲ってきた目眩のせいで、身体のバランスが崩れた。後ろに倒れた途端、C.CはなんとなくL.Lを受け止めた。L.Lのそばにしゃがんで彼の体を支えながら大声で厳しく叱る。
                          「バカがお前は!!!!」
                          C.Cにとって傷付いた肉体の痛みより、激痛を堪えて歪めたL.Lの顔を見る時、精神の苦しみのほうがよっぽど辛かった。
                          自分の胸に置いて震えてる、服に滲んだ血に赤く染められた手を、L.Lは優しく握る。
                          「バカはいったいどちだ、お前のほうこそよくも今まで俺を庇ってきたな...」
                          不死身とはいえ、痛覚がそのままだ、感じた痛みは減ったりはしない。何百年も生死を繰り返して来て、いくらもう慣れたとしても血を流し過ぎた、C.Cがもうどうでもいいかもしれんが、L.Lはそれを許せなかった。
                          「お前のコードはまだ不安定かもしれんぞ!無事に再生できる保証がない!またお前を失ったら......!」
                          「じゃあ、お前の記憶の中でも、現実世界でも、毎回俺の前に死んだ時、俺は何も思わないと思ったか。言っただろう俺はお前を、くっ...」
                          「分かってる!もういい今はじっとしてろ!大丈夫だすぐ治る...!」
                          C.Cは少しでも彼の痛みを減らそうと、L.Lの頸に腕をまわして抱きついた。
                          幸いL.Lはその後完全復活して、しかも再生スピードがC.Cより早かった、確実にV.Vのコードを受け継いたらしい。
                          「あれから何か異変は?」
                          C.CはL.Lの隣に寄りかかって座り、頭を彼の肩の靠れる。
                          L.LはC.Cの仕草を感じて、ニヤリと薄笑いをして、彼女の後ろから腕まわして、ふと腰を抱える。
                          「問題ない、それにこれは確かにV.Vのコードだと言ったのもお前だぞ。」
                          「あくまで性質から出た結論だ、私もコードについてそこまで詳しく訳でもない、ましてお前の情況は特例だ。」
                          「性質?」
                          「そうだ、ギアスを授ける能力は私のほうが上だが、再生スピードならV.Vが遥かに私を上回る。」
                          L.Lは途中でその鮮やかなエメラルドグリーンの長髪をくるくる弄り始めて、弄りながら引き続きC.Cの解説を聞いてる。
                          「コードの持ち主は、外界のダメージや影響を受けると、強制的にコードを持った時点の状態にリセットされるだけ、もう人間じゃないとも言い切れないが。」
                          隣の男をちらっと見て、L.Lは相変わらず意味不明の薄笑いで、自分の髪を注目してて、弄るのに夢中になってる。
                          C.Cは肩に掛かってる腕を外し、L.Lと少し距離を取る。L.Lの楽しみを壊したあと、強く彼を睨んでから、この緊張感のない奴についての解説を進める。
                          「それにコードを継ぐと、ギアスを使えなくなる、お前はほかの人のコード継いだからギアスがそのままだと思う。しかし何の影響もないとは限らん。」
                          「安心しろ、今のところ何の問題もない。」
                          ギアスの研究所はすでに全部破壊されたし、情報源が絶えた以上、己の情況に拘っても仕方がない。
                          こうしてL.Lはふと話の中心を自分からC.Cに移行する。
                          「な、前も聞きたかったが。」
                          「ん?」
                          「その、えーと......」
                          目の前に不自然に首筋を触って、グズグズと躊躇してるL.Lを見て、C.Cの顔に疑惑の色が表す。悩んだ果てに、一言では言い尽くせない表情で声を絞り出した。
                          「お前、妊娠できるか...」
                          「は......?」
                          その瞬間、まるで世界までしいんとなったような、二人は気まずい空気に囲まれて、話に追いつかなかったC.Cは、ひたすらL.Lを見つめてた。
                          「な、何だ...!」
                          「いや、まさかお前はそういう方に興味あるとはな~」
                          確かに普通の夫婦なら、今さら子供の話をするのはもう遅かっただろう。まして特殊な体質の二人にはかなり厳かな話だけど、こんなに珍しいL.Lをちょっと茶化さないと実に惜しい。
                          「単に、一緒に過ごしてからもう一年ぐらいだが、お前は何の兆しもない、コードの影響かそれともただの偶然かが気になるだけだ...!」
                          慌てて言い訳してるL.Lに対し、怪しくニコニコしてるC.Cは、細めた目でL.Lに色んな意味を含めた視線を投げる。
                          「何を言う、コードの影響でもただの偶然でも、責任追及ならお互い五割だろう、お前の分もある、全部私の問題みたいに言うな~」
                          「なっ...ん......!?」
                          魔女の圧倒的な完全勝利、魔王は反撃の余地もない。
                          仕方なく素直に負けを認める魔王は、恥ずかしそうに大人しく謝る。
                          「悪かった...」
                          魔女は口元に勝ち誇った笑みが浮かべる。
                          少しいじめすぎたか、ふん代わりにちょっとだけ甘えてやる。
                          C.CはL.Lの方に寄り添い、L.Lは当たり前にC.Cの肩を抱えた。
                          今じゃなくても、いずれにせよこの話がきっとまた回ってくる。
                          「生んで欲しいのか?」
                          「違う!そういう訳が...!ま、欲しく...なくもない......」
                          L.Lは無意識に赤を染めた顔を背けて、声をますます小さくする。
                          C.CはL.Lを見上げて、その可愛げな仕草にふと薄笑いをした。
                          「じゃお前は、嫌か?」
                          「珍しく私の意見を聞くなぁ~」
                          別に嫌かどうかには関係ない、L.Lが何を望むかそうするだけの話。ギアスを回収するため世界中に回って、今子が授かったら多少支障が出るやら、誕生した後の子育ちやら色々あるが、些細なことに過ぎない。本当の心配事はもっと遠い先にある。
                          「仮にできるとしても、L.Lお前は欲しい願いがあるが、子供が自分より先に死が訪れることと向き合う覚悟ができているのか?」
                          「成人したらナナリーのところに送る。」
                          「ひどい父親だな。」
                          「ずっとそばに置いた方がよっぽどひどいだろう。」
                          L.Lは思わず苦笑した。
                          L.Lがいつの間にか一人で密かに企んで、まだ存在しない皇子の未来も既定したが、その計画は失敗で終わりを告げる。
                          「残念だな分からん、おそらくできないほうが可能性高い、できたとしてもすぐコードに抹殺されたかもしれん。」
                          「だろうな。」
                          「失望したのか?」
                          「俺が?お前に?バカを言え、これで永遠にお前を独り占めできる。」
                          L.Lが言ってる途中、勝手に隣のC.Cを抱き上げ、自分の太ももに座らせて、自分だけの魔女を抱えながら、C.Cの額に軽く柔らかいキスをする。
                          さすがにもう一年共に過ごしてきて、L.Lの煽るスキル満点の隠し属性にも慣れたし、突然不意打ちされても、されるがままに気分次第、たまに自らL.Lに合わせる。
                          C.CはL.Lの首筋に腕をまわして抱きつき、首元に頭を靠れる。
                          「引き取ったら?私は別に構わない、お前が好きにしろ。」
                          「あいにくだが、お前と俺の子供だけが欲しいんだ。」
                          「ふむよく言う。な、L.L...」
                          「ん?」
                          「ナナリーもスザクも、本当にお別れが迫ってきた時、時の流れに自分だけが残されていく孤独に勝つための覚悟と強さ、お前にはあるのか?」
                          「......」
                          彼の腕に一瞬震えがあった。
                          あるはずがない、答えはとうに知っている。何百年も生きてきた自分さえもできなかったこと、故に大切なものを遠さげるという生き方を選んだ。
                          神と王の力はお前を孤独にする。しかし少しだけ違ったか、そこで立ち上がり王となった少年はその摂理を覆す。
                          「俺にはない、だからこそお前が必要だC.C、俺が勝てるために、お前だけはずっと俺のそばにいろ。俺の帰る場所、その役をお前が務めてくれ。」
                          「ふむ言ってただろう、ずっとお前のそばにいる私だけは、時の果てまで。」
                          C.Cは両手でL.Lの顔を掬って、自分の方に寄らせてから、唇を柔らかく彼のと重ねた後、澄んだ瞳で相手と目を合わせる。
                          「全く足りないな。」
                          そのアメジストの目は、C.Cを射抜くようにジロジロ見つめて、C.Cの合意を求めてる。
                          「昼間に何言ってる、エロガキ。」
                          「何って、こういうことを言ってる。」
                          C.Cの顎をつんで、顔に近寄って、その艶やかな唇に触れる寸前。タイミングよく、自分から1メートル過ぎのところに置いてるパソコンに通信要請が入った。
                          仕方なく自分の太ももに座るC.Cの腰をしっかり抱きついて、パソコンに届くまで上体が前傾して、腕を伸ばす。繋いだあと、向こうから中年男性の声が伝わってくる。
                          「俺だ。」
                          [陛下、報告でございます。ん...?]
                          (おい...!)
                          (お前こそ動くな...!)
                          どうやら皇妃さまもお近くにおりますが、何だか都合悪いところ連絡取りました気が...
                          [くふむ、陛下今ご都合は......]
                          「あ、ああ...報告を続けろ。」
                          [わ、分かりました、ターゲットの位置を突き止めました。]
                          「そか、よくやってくれたジェレミア、ありがとう。」
                          [ありがたきお言葉、では後程データをお送りします。]
                          「ああ頼んだぞ。」
                          [Yes Your Majesty]
                          通信切った後
                          「仲良しだねルルーシュと皇妃さまは、いつも一緒にいて。」
                          初めから隣でデータ整理して、たまたま覗き聞きしたアーニャは普通につっこんだ。
                          今はアーニャが単純天然な子ことで喜ぶべきか...ジェレミアは気まずそうな顔で、眉間を捻った。
                          「落ち損なったぞ...!」
                          「お前が暴れるから。」
                          「ふん時間だ。」
                          C.CはL.Lの手を振り切って、飛び降った。
                          「続きは帰ってからのようだな。」
                          「それは魔王の活躍次第だ。」
                          この先、遥か遠い未来のことが、俺たちはまだ知らない。
                          だが一つだけ分かったことがある。
                          果てのない時の流れに、俺たち(私たち)を待っているのは、孤独ではないことが。
                          夜が更けて、暗闇に包まれ、静まり返った森に、屍を山のように積み重ねたデカい穴があった、奇異な雰囲気が空気に漂う。
                          そこで穴の前に、金製のアクセサリーと金色の柄がついてる、煌びやかな黒い礼服とドレスを着てる二人の男女の姿が、朧な薄霧に霞む。それぞれ胸先と額に、鮮やかな赤い印が刻んでる。
                          雲が切れて、月の明かりが雲の隙間を漏れ、彼らを照らす。月光によって、その濃紫の瞳がやけに輝かしく見える。
                          そして魔王は世界に告げる。
                          「王の力はお前を孤独にする、かもしれない。」
                          「力のない者なら、その力を奪おう。」
                          「もし、力のある者ならば......」
                          Fin
                          2019.5.1


                          IP属地:日本13楼2019-05-01 21:08
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                            好了,扔完跑路


                            IP属地:日本14楼2019-05-01 21:09
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                              虽然我觉得生肉发贴吧没人看


                              IP属地:日本15楼2019-05-01 21:10
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