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回复:【生肉同人】ギアスー願いー(完結)

只看楼主收藏回复

隔壁stage8.0到8.3已更新


IP属地:日本来自Android客户端62楼2019-05-12 21:39
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    哈哈哈哈哈第一次看全日文的同人啊!爽!感谢楼主分享!


    IP属地:浙江来自iPhone客户端63楼2019-05-18 00:32
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      隔壁第8章已更新


      IP属地:日本来自Android客户端64楼2019-05-18 18:10
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        隔壁stage9已更新
        隐藏章节stage10预计周内更新


        IP属地:日本65楼2019-05-23 10:38
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          什么!隐藏章节!我可以!


          IP属地:重庆来自Android客户端66楼2019-05-23 23:47
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            预告:今天16:00前更新!


            IP属地:日本来自Android客户端67楼2019-05-24 00:37
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              话说回来,隐藏章节原文有吗?


              来自Android客户端68楼2019-05-24 10:29
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                诸君我来更新了


                IP属地:日本来自Android客户端69楼2019-05-24 14:25
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                  之前提过的隐藏的stage10终于搓出来了_(:з)∠)_
                  注意是番外!是番外!是番外!重要的事情说三遍,跟前9章设定上会有bug!
                  分镜选择上写了改,改了删,删了再改想尽可能的贴近原著,抱歉诸君最后感觉还是整成了没吃药广播剧向了,摸着良心想一想跟没吃药的广播剧对比下我还是吃了点药的!
                  听说有人想看小鲁鲁,二人世界坚持党注意回避,不是番外我也不敢瞎掰_(:з)∠)_怎么说呢这番外整体流程分镜选择,都掺杂了很多个人感情色彩吧,嗯...我就是想听娜娜莉叫一声皇嫂噗,鲁仔这个来者不拒的渣男潜质身为女儿女婿党的我已经想骂他很久了_(:з)∠)_我笔下当然必须是把老婆宠上天C.C.大好き的鲁仔。
                  后半分镜切换相当混乱,大佬们见谅,跳的太快不知所云,写的太详细流水账(虽然我觉得这现在这样也快流水账了)
                  最后再用星刻的一句话重申一下,番外編だから!


                  IP属地:日本来自Android客户端70楼2019-05-24 14:27
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                    我可以!


                    IP属地:重庆来自Android客户端71楼2019-05-24 14:29
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                      come on,等不及了


                      来自Android客户端72楼2019-05-24 14:30
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                        ギアス -願い-
                        番外編
                        STAGE 10
                        -IF:優しい世界-
                        光和3年、二度と世界を救った英雄ゼロのおかげで、ゼロレクイエムによって造られた新生世界は三年目の平和を迎える。
                        ブリタニア本国、女皇陛下の事務室で車椅子の少女が公文を書いてて、仕事に専念してる。サササ...ペンと紙が擦れ合う音も聞こえる静かな環境は、後ほどドアを叩く音に破れた。
                        「ナナリー。」
                        「スザクさん~」
                        亜麻色の少女は手元の仕事を一旦止めて、何かいい事あったみたいなニコニコ顔でスザク向けた。
                        女皇になっても、公の場では女皇にふさわしい振る舞いして、呼び方もゼロと陛下だが、二人きりの時は昔のようにあの明るい少女のまま、呼び方も変わりがない。まして今度用があるのはゼロではなく、スザクの方だ。
                        「何だいナナリー、呼び出しって。」
                        スザクはゼロの仮面を外して、優しい笑顔を返した。
                        「別に大したことではありませんけど、ただお先にスザクさんに知らせたいことがあります。」
                        ナナリーは言いながら、横の引き出しから文書を取り出して、スザクに渡す。スザクがざっと目を通してる間に、それについて説明する。
                        「この間、お久しぶりに神楽耶様と天子様に会えて、皆さんを集めて祝典を上げないかと、私も長く皆さんと会えなかったですし、よかったと。会場はアッシュフォード学園にしました。三週間後行う予定です。」
                        スザクは引き続きナナリーからもう一枚ゲストリストの紙を受け取って、目を通した。
                        「いいじゃない?皆もきっと喜んでくれるよ。」
                        「スザクさんがそう言ってくれるなら心強いです~!」
                        ナナリーは机の上に置いてある、私用飛行船の飛行許可の申請書に視線を移って、名前のところに視線を止まった、たっだ同じのアルファベット二文字書いてる。少女の顔に幾分悲しみが染まった。
                        「できればお兄様とC.C.さんも来て欲しいんですが...」
                        その頃、一見違法で怪しい私用小型飛行船が、けろりとブリタニア本国上空を飛んでいる。
                        その中、ピッ...ピッ...タッチパネルを操作する音がリズムよく鳴っている。黒い礼服の少年は頭を支え、椅子の手すりについてるタッチパネルを触って、ターゲットリストをチェックしている。スクリーンに映る個人情報1ページ1ページめぐって、だいたい半分ぐらい顔にデカいバツがついてた。
                        隣に座ってる黒いドレスの少女は、それにまったく興味なさそうで、窓の方に向け、外の景色を見てるような、ただぼうっとしてるような。
                        「まだ半分ぐらい、残りはほとんど辺境地方とEUにいるか。」
                        「他に網から逃れた奴がまだ、どこかに潜んでいるかもしれないぞ。」
                        「ああ分かってる、ジェレミアに引き続き捜査を続けらせる。」
                        C.C.は椅子にもたれかかって、透明なガラスに映いてる人形みたいな美しい顔に、多少疲れが出てる。
                        近頃、妙に疲れやすいや、時に体がだるく感じるなどの症状が出ているが、計画に支障が出なければ特に気にしなかった。けれど、そのうちにますますひどくなってきた。
                        「ま、ロイドに頼んだナイトメアが完成したら俺たちのスケジュールを大幅に前倒ししてくれるはずだ。」
                        L.Lはロイドに頼んだナイトメアの設計図をスクリーンに映らせた、全然C.C.の様子気付いていない。
                        「例のナイトメアの設計図だ。」
                        C.C.無関心な顔でちらっとスクリーンに一瞥する。
                        「複座?二台のほうが作戦に有利だろう。」
                        「月虹影をベースにして改造する予定だ。それに、今度は作戦中いつでもお前を守れるギアス部隊何かいないからな。」
                        ゼロレクイエムの時はカレンの紅蓮相手では仕方がないことだ。ナイトメアを操縦する実力と言うなら、自分と似たり寄ったりだもののくせに、よくもいつも自分が彼に守られてるような口ぶりで言う。今すぐ何度もスザクのランスロットにボコボコやられて、追い詰められた時の思い出を思い出させてやりたいが。
                        瞼が重い......さすがに今はこいつとやりとりする気分じゃないんだ...
                        その時気流に遭遇して、小型の故、船体が一瞬やや強い揺れが発生した。
                        (っ......!?)
                        この飛行船はオートメーションだし、L.L.は気にせず、引き続きスクリーンを世界マップの画面に切り替えて、ぶつぶつ独り言を言いながら、次のエリアを特定する。
                        「EUに行くには先ず上空飛行の許可が必要か...」
                        ピッ...ピッ...適当にクリックした後、一仕事終わって、椅子に背凭れした。
                        「よし、C.C.次の目的地を特定した、ブリタニアの辺境地方でいいんだな。」
                        返事なし。
                        何だ今日やけに静かだなこの女は、ただあの醜い奴を持ち出させなかっただけだろう、まったくいつも俺よりあのぬいぐるみの方に関心持ってる。
                        「C.C.っ......!?」
                        さっきからずっと話を聞いてるような、ないような、その態度に少しムカついたL.L.は目を向けると、心臓が一瞬止めた気がして、驚きの目を見開いてぱっと気が張った。前言撤回だ...
                        先程の揺れで、理由が分からないが、胸がいきなりむかむかして、吐き気がふと涌いてきた。苦しそうに体を屈めて、手で口を押さえている、元々白い顔がさらに蒼白が増し、僅か汗がかいてきて、辛さがはっきり顔に表してる。
                        「おい!C.C.大丈夫か!?」
                        L.L.は反射的に跳び上がって、C.C.に駆け寄ってから、片方の膝を屈して両手でC.Cを支える。少し歪めた顔がナイフのようなにL.L.の心に差し込み、焦燥感が抑えずに胸元に込み上げる。
                        ツっ!すぐ近くにいるのになぜ気づかなかった!いや確かに最近C.C.の調子が優れてないと感じてたが、ナイトメアの件もまだ残ってて、長旅に疲れただけで気にしなかった。
                        自分を咎めてるL.L.は密かに舌打ちする。もし今目の前に自分が立っていれば、容赦なく一発殴ってやりたい気分だ。
                        そもそも原因は?まだ人間の範囲内なら病気も有り得るが、それともコードは何かの異変が......
                        気分が少し和らいだC.C.はL.L.の手を払い除けてから、上体を起こし椅子にもたれかかって、L.L.の思考を破った。
                        「もういい、気にするな...」
                        「しかし顔色悪いぞ!」
                        顔が青ざめたまま、血色も悪い。この女絶対に無理している。
                        「少し酔っただけだ...」
                        「前飛行船に乗った時はなかったぞ。」
                        「さあな...」
                        正直自分もまだ自身の情況を把握していない、コードと関係あるかどうかもすぐに判断できるものではないし、とにかく何らかの理由でL.L.を誤魔化した。
                        後ほどL.L.が黙ったまま立ち上がって、もうこの件を追究しないと思ったら、L.L.が椅子に戻るとタッチパネルの音が響き出した。C.C.はちらっとスクリーンに一目見れば、目的地変更の後ろに馴染んだ地名がついてる。
                        「必要ない。」
                        息を整えて、できるだけ自分の声を余裕ありそうに聞こえるにする。
                        「お前の状態じゃ無理だ。」
                        L.L.は手元の操作を続けながら、却下した。
                        「スケジュールはどうする?」
                        「後回しだ、どうせ残った奴らはいまだに何の動きもない、暫く放っといても問題ないだろう。今お前が最優先だ。」
                        遠く前から気に入らなかったC.C.のその強がる癖が、余計にL.L.をイライラさせる。むっとなり指で手すりを敲き始めた。
                        確かにC.C.は口ばかり強がったことを言っただけで、計画を続行できそうな状態ではないぐらい分かってる。ただ、L.L.の足纏いになる何か、魔女としての矜持がそれを許せるはずがない。しかし、C.C.が無理しているのをL.L.が一目で見破ったようなに、長い付き合いで彼の性もよく知ってる、どうやら相当焦った上に怒っている。C.C.もこれ以上体力を無駄に使う気もなく、大人しく黙ってた。
                        帰る途中L.L.が時折C.C.の様子を確認するためにちらちら覗く以外、二人何の会話もないまま、二週間ぶりに拠点に到着した後、C.C.は「後始末はお前一人でやってくれ、夕食も要らん。」一言残して、部屋に直行した。


                        IP属地:日本73楼2019-05-24 14:34
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                          翌日、潔癖症患者L.L.は二週間も留守宅になった拠点を片隅まで綺麗に掃除して、家事全部片付いた後、携帯を持ちあげる。12:15...
                          「まだ寝てるのかあいつ。」
                          時間を確認してる間に、ちょうどオーブンの音が鳴った。
                          「C.C.もう昼だぞ。」
                          L.L.はできたてのピサをサイドテーブルに置いて、寝台のきわに座り、鮮やかな緑色の長髪を優しく撫でる。
                          C.C.はぼんやりと眠りから覚めて、上体をゆるゆる起こした。
                          「気分は?」
                          「いつも通りだ。」
                          「お前が完全に恢復するまで計画中止する。ピサは置いた、お前最近全然食事取れてないな、いい加減他のものも受け入れてみたらどうだ、どこにでもピサを作ってやれる訳ではないぞ。」
                          L.L.が机に向かって、パソコンで作業を始めた後、C.C.は目を揉んでぼやけた視線が冴えてから、サイドテーブルの方に移る。好物のハラペーニョとチョリソのメキシカンピサだが、その唯一無二の食品に対して、初めて食べる意欲がちっとも出てこない。
                          まぁせっかくあいつが...
                          けどもぐもぐ食べると、変な感覚が生じて来た。C.C.は眉を顰めて、食べる程に吐き気を催す。後ろの気配を気付けたL.L.は背を向けたら、C.C.が突然ベッドを降りてからそくほで部屋を出た。
                          「C.C.?」
                          瞬きをして、戸惑いの色が顔に浮かんだL.L.は、咳と水音を聞こえて、すぐ後について行ったら、咳き込んでるC.C.の姿が目にする。
                          また吐き気か?レシピは間違ってないはずだが。
                          「大丈夫かC.C.、そんなにまずいか。」
                          「最近食欲がないだけだ。」
                          ここ一週間を振り返ると、たとえある意味感覚がものすごく鈍いL.L.でも分かる、C.C.の体調が治るところか逆に悪化してる。
                          脳内で速やかに情況整理して、幾つの可能性を生み出し、C.C.最近の症状によってさらに範囲を絞る。
                          コードなら昨夜C.C.眠った後、コードを共鳴してみたが、特に異変がなさそうだ。となると、残った可能性は......
                          あくまで仮説で、しかも可能性はゼロに近い。それでもL.L.は心の奥底にそれが正解だと思いながら、密かにそれを期待している。
                          計画前期の空白を埋めるため、一つのターゲットを仕留めた後、アジトに寄らず次の目的地に直行する、此度C.C.が突然体調不良が故、久々にアジトに戻ってからそこで一週間を過ごした。
                          いつもの日常、昼ちょっと過ぎこの時間に、例によってL.L.は部屋にいる、そして情報整理や作戦を立てるなどをしているはず、ただ今度は普段とちょっと異なる。時計の音さえ聞こえる静かな部屋に、黒髪の少年は寝台のきわに座って、上体を後ろに傾き、背凭れする様で、手元の分厚い本に集中している。横のサイドテーブルにも、閲覧済みの三冊を積んでいて、すでに第1ページから最後まで完璧に、丸ごとを頭の中に叩き込んだ。しかしどれも世界を壊し世界を創った魔王、その身分とかなり縁遠い内容のようだ。
                          魔王は懐にもたれかかって、居眠りしてる自分だけの魔女を片手で抱え、ページをめぐる音に伴って、資料を調べる。その頃、腕の中の少女が体揺らして、L.L.はちょっとした動きに引かれて、その綺麗な寝顔に目を向けた。C.C.の瞼が微かに震え、魔女の目覚めを迎えたのは額からの軽く柔ない感触だった。瞬く間L.L.は表情を和らげ、アメジストの瞳が優しさに満ちる。
                          「悪い、起こしたか?」
                          「別に。」
                          C.C.はもっと心地よい姿勢に変えたく、邪魔になったL.L.から抜け出すつもりで、少し力強く体をくねらすと、L.L.もさらに力入れ、むやみに動くC.C.を押さえる。
                          「ほら、あまり暴れるな。影響されたらどうする。」
                          珍しくいつもみたいなL.L.なりの高慢の口ぶりではなく、割にその上に幾分優しさ増してて、C.C.を言いつける同時に彼女の小腹に軽く手を置く。そこに新たな命の鼓動を感じられる気がする。
                          時間を三日前に遡る。
                          出た結論を確かめるために、ジェレミアに信頼できる医者の探しを頼んだ、できれば嚮団にいた研究員の方がいいんだが、自らの手に殲滅された、仕方あるまい。一人勝手に話を進めて、日程決まった後C.C.にその件を知らせる際に。
                          「は?」
                          「だから、明日医者に見てもらう。その状態でずっと放っていく訳ないだろう。」
                          「だとしても、ただの医者に見てもらっても意味ない。」
                          モコチーを抱いて、ソファーに座ってるC.C.は嫌そうな顔を別の方向に背ける。
                          「いやコードの異変ではなく、単に病気やらにかかっただけだと、俺は思う。」
                          「だったら私を殺せ。そしたらすぐ治るだろう。」
                          C.C.が本気で言ってるようなそうではないようなの一言は、L.L.の地雷を踏んだ見たいで、L.L.は急に声を上げて、その考えを全力に否定した。
                          「ダメだ!お前もっと自分を大切にしろ! 」
                          L.L.異常の反応で、C.C.は視線を彼の方に戻ると、その何を言っても譲れない、真剣な目が自分を射抜く。
                          こいつまた何か企んでいるのか?
                          以前からもずっとそうだった、結局L.L.のわがままに敵わなかったC.C.は自分の方から手を上げる。
                          アジトがバレたらまずいため、場所はジェレミアの屋敷にして、設定は本来の人間関係の田舎バージョン、ここの主と妻と下僕二人。
                          こうして重たい雰囲気に包まれた静かなリビングで、C.C.は診察を受けていて、L.L.は横に座り、後ろにジェレミアとアーニャ左右それぞれ立っている。途中で横にちらっと目を逸らせば、ジロジロこちを見てるL.L.も後ろのジェレミアも、厳かで何を待ち構えてるような表情を張り付けて、特にL.L.その握り締める拳は、彼が緊張してる事実をすっかりばらした。加えて先例もあったし、どう見てもまた王と騎士二人揃って、裏がありそうだ。
                          やはりただピサ食べ過ぎて、中を壊しただけか?いやありえない、拠点を離れた後ピサがないはずだ。俺の考えが当たるか?本当に当たったと言うならじゃ俺は...!?しかし今問題ないが、この先C.C.のコードに影響あったらどうする...
                          L.L.が思い巡らしてるうちに、医者は診察を終え、L.L.に向かってついに真相を明かす。この瞬間L.L.ははっきり己心臓の鼓動が聞こえる。
                          「おめでとうございます!奥方身ごもったようです。」
                          「............えっ?」
                          衝撃の結果を聞いた際に、頭に真っ白でトパーズの目がパッチリ見開いて、空耳ではないかと自分の耳を疑う。喜びの淵から戻ったL.L.は気持ちの高ぶりを抑えながら、それを確認する。
                          「本当か。」
                          「間違えないんです。」
                          「別状ないだろうな。」
                          「今のところ安定しています、もう1ヶ月過ぎだと。」
                          あれからC.C.にとって自由という概念が完全に無くなった。無論ピサが禁じられた上に、一日中24時間C.C.がいるところに必ずL.L.の影がある、まさに文字通りの常にそばに置く。二日経ってとうとう我慢の限界まで到達して、L.L.に異議を唱える。
                          「寝る時ぐらい離れろ...!」
                          「断るお前は寝相悪いからな。」
                          C.C.は周囲を見回して、サイドテーブルに置いてるのと、L.L.が持ってる本から凄まじい違和感を感じられる。妊娠に関するものばかり...
                          そんなもの魔王には似合わないぞ。
                          「計画は?」
                          L.L.は本に目を通しながら返した。
                          「今のお前を何も無い辺境地方に連れて行くのか?言っただろう、お前が最優先だ。」
                          「お前一人で行けばと言っている。安心しろ、お前の足纏いになるなどのまねはしないさ。」
                          なっ!?俺はそういう風に思われているのか!
                          己の覚悟が酷く疑われたのを感じたL.L.は、パッと本を閉じて、適当にサイドテーブルに置いてから、軽い溜息をついて、本気だが優しさも欠けない顔で、澄んだ濃紫のアメジストに揺るぎない炎が宿り、C.C.を見つめる。
                          「お前から見ると、俺はそんなに無責任な父親なのか?」
                          バカ!そんな目で見るな、揶揄えなくなったじゃないか!
                          素直に言うと、計画まで無期限に先延ばしして、偉業を成し遂げた魔王が愛妻家へのキャラ転換にさすがに慣れない、しかしその不自由だが、至れり尽くせりの手厚い優しさが不思議に悪い気がしなかった、当然ピサが禁じられた点を除く。
                          「......いや、少しだけ違うな。」
                          魔女に素直に魔王を認めらせるのなら、恐らく100年も待ってもないことだ。けどその時C.C.はこっそりと手を自分の小腹に置いてる細やかな手の上に覆った。C.C.はそのある意味苦手な眼差しから逃げて、顔を背ける。彼女の表情を見えなかったが、その寸前の頬に漂う薄紅と仕草からC.C.の本心を捉えたL.L.は、鼻にかかった会心な笑い声を吹き出しながら、俯いてC.C.の額にきらっと煌めく飛鳥の印に温もりを残す。
                          時折にC.C.のコードをチェックする、もう癖みたいになったもの、今のL.L.にとって唯一の心残りだろう。
                          確かに彼の願い通りになったが、理論上子が授かれるなら、コードに異変起こるやら、最悪の場合コードが無効化されている可能性も十分ある。もし、願い一つ叶える代わりに、代償は彼の最愛な女だと言うなら、L.L.は容赦なく再びこの手に血を染める。そう、半分己の血を引いてる人間としても例外ではない。
                          「そうだC.C.、二週間後アッシュフォードで人が集まる、ナナリーが顔出して欲しんだ。」
                          「お前の自由だ、好きにしろ。」
                          「いや俺だけじゃない、お前も一緒だ。」
                          「は?私は別にいいだろう、ブリタニアもアッシュフォードも大した関係ないし、黒の騎士団にいた時もただお前の部隊だから。」
                          予想通りこの女は大人しく行ってくれないな、だがナナリーの願いだ、今回一緒に来てもらうぞC.C.、まぁ俺のわがままも含めてもな。
                          こうしてL.L.はC.C.が頷くまで勧誘を続ける。
                          「お前一人を拠点に放っていけないだろう。それに今お前はブリタニアと十分関係あるじゃないか、愛しい妹の願いを叶ってやってくれ。」
                          妹を盾にして反則なやり方を使うL.L.はC.C.に睨まれると、ムカつかせる勝ち誇った薄い笑が映った。


                          IP属地:日本74楼2019-05-24 14:36
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                            庆典,阿什福德学院,怎么看都像蹦着不吃药广播剧去的嘛


                            IP属地:日本来自Android客户端75楼2019-05-24 14:36
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                              二週間後、祝典当日の夜19時ごろ。
                              二年前フライアに巻き込まれたクラブハウスが、その後再建造されて、ついでに規模も拡大された。
                              お兄様からの返信が結局届いていなかったが、まだささやかな願いに薄い望みを抱きながら、悪逆皇帝を迎えるために、今夜アッシュフォード学園を貸し切り、周辺立ち入り禁止にしておいた。
                              クラブハウス一階のホールに、かつてブリタニアと超合衆国の仲間たち、そしてナナリーとスザクがアッシュフォード学園にいた時の皆も、一年ぶりに全員集まった、四人除く。
                              「よかったねナナリー、皆が喜んでるよ。」
                              「はい。でも......」
                              盛り上がってる会場と皆の笑顔、それを目にしたら、間違えなく心から嬉しく思っている、けれど祝典はすでに途中まで進んでいたのに、朝も夜も毎日思い浮かぶ懐かしい面影が未だに現れなくて、少し気落ちしてきた。
                              「ルルーシュの奴もナナリーに会いたいよ、ただ騒ぎを起こしたくないから、きっと。」
                              「そうですね...」
                              スザクはこの時、初めて自分が人を慰めるのがこれほど苦手人間だと自覚した、今ユフィがいたらよかったを思いながら、ナナリーの気を逸らそうと、ゲストリストをざっと目を通して別の話に移る。
                              「そう言えば今日ジェレミア卿とアーニャも来てないが。」
                              今頃、誰も気付かないうちに、ワイワイ騒いてる賑やかな会場の外に、所属不明な私用飛行船が密かにアッシュフォード学園に着陸した。仮面をかぶる青い髪の男性が先に降りて、黒髪の少年は躓いたりさせないために隣の少女の腰を抱え、支えながらゆっくりと降りてから、彼らの後に続いて飛び降りた少女から、上着を取って隣の人にそれを羽織った後、会場へ向かう。
                              ジェレミアがクラブハウスの門を開いて、ドアの開く音に伴い、全員は一斉視線をそこに集めた際に、すべての騒音が止んで静まり返ったこの瞬間、それぞれの思いを抱く、そして同時にその名前を叫んだ。
                              「ルルーシュ...!?」
                              「お兄様〜!!」
                              後ほど予想通りL.L.が皆の“マスコット”になり、あっという間に包囲された。その前に察しがつくC.C.は黙ったまま肩にかけてる腕を振り払って、勝手に会場の片隅に空いてる席に向かう。囲まれてる“マスコット”L.L.は後ろのアーニャに目配せして、アーニャがそっとC.C.の後ろについて行った。
                              適当なところに座って、C.C.は片手で頭を支えながら、遠くから人群れに紛れていて、見る度に心が落ち着ける、笑ってる綺麗な横顔をジロジロ見つめる程に、夢中になり自分さえ気づかいないうちに、口元に微笑みが浮かぶ。
                              「こんなところで、アーニャと二人で何してるのよ。」
                              呼び声の方向に顔向くと、目立ちな赤色が目に入る。自分を仲間はずれにするC.C.をどうしても見過ごせないカレンは、その二人きりのグループに割り込んだ。
                              恐らくC.C.にとってカレンは、嚮団を抜けてからL.L.を通して、表の世界との初めての繋がりだったかもしれん、L.L.のおまけとしてではなく、一人の人間として初めての友達だった。
                              「言ってただろう、私は表立ったグループに入れない。」
                              「それはあんた自身がそう思っただけでしょう?」
                              確かに自分一方的な思い込みだ、カレンに返す言葉がない、C.C.はいっそう顔を背けてこの話を逃避する。カレンは溜息をついて、言いながらC.C.の横に座った。
                              後ほどC.C.は隣に立ってて、さっき外した上着を持ているアーニャをちらっと見れば、相変わらず表情一切無し、ルビーの目にも感情が感じられない、けどひたすら人群れを眺めている。
                              L.L.の奴、人使い荒いな。
                              「アーニャ私は大丈夫だ。あいつらのところに行ってもいいぞ。」
                              「いえ皇妃さまに付き添うと、陛下に命じられましたから。」
                              横のカレンは目をしばたいて、この時期夜は少し冷えるけど、上着がいる程か?今までのC.C.を振り返って、記憶の中C.C.がそんな病弱設定だったっけ?もしかして病気?
                              「何?あんた病気でもかかったの?」
                              「いやこれは...少し問題が発生しただけだ......」
                              C.C.は速やかに視線を逸らし、かなりいい加減な言い訳でカレンを誤魔化す。言う途中で軽く小腹を撫でた、無意識の仕草が角度のおかげで、運が良く勘が鋭いカレンの目から無事逃れたようだ。身持ちになってまだ二ヶ月だけ、小腹目立ちな変化もほとんどない、だがその違和感を感じる慌てる姿が、さらにカレンに疑いを差し挟ませた。
                              カレンは疑いの目を細めて、口ぶりに不信感が溢れ出す。
                              「へー、問題ねー。」
                              「そ、それよりお前は行かなくてもいいのか。」
                              「いいのー、あたしより彼に会いたかった人いっぱいいるから、それに......」
                              「それにもう俺がいるから、なーカレン~」
                              この時、僅か一部三つ編みを結んでる、朗らか青年が勝手に乱入して、カレンの肩を抱えながら代わりに話の続きを言った後、辺り構わずカレンにウィンクした、元々の言いたい事と全く別のはともかく。
                              「ジノ!?もう...!そういうの人の前ではやめろって言ったでしょう!」
                              「そんなに照れるな~ようアーニャ久しぶりだな。」
                              アーニャはジノとカレンを見て、目を瞬きした後
                              「久しぶりジノ、カレンと付き合ってたの?」
                              「ああ、アーニャは?今ジェレミアだっけ?のところにいるだろう、変なおじさんに気をつけろよ。」
                              「ジェリーなら平気、それに...」
                              アーニャは下目遣いになって、極力に頬の筋肉を動かし、苦手な笑顔に切り替えた後、ジノに見上げた。
                              「ジェリーのオレンジ、好き。」
                              その後ジノが混ぜ込んで、今度はC.C.のターンに回す。C.C.は顔が赤く染められたカレンに悪意の薄笑いを投げる。
                              「何だカレンもう気が変わったのか~」
                              「何よあんたとルルーシュを奪い合って欲しいの?」
                              「別に私はあいつが好きだと一言も言ってないぞ。」
                              C.C.は夢でも思わなかった、自分のその言葉が敗北に導く。
                              「あっそう、一年前どこの二人が手を繋いでる姿を見た気がするが?」
                              カレンはわざと重要な部分を一文字一文字歯切れよく、強調な口調で“必勝の切り札”を出した。
                              「あれはL.L.っ...!?ルルーシュが勝手にしただけだ!」
                              予想以上の効果だ、敵軍が混乱に陥ったおまけに、相当面白い情報も自ら白状してしまった。
                              「へぇ~愛称も使ってるんだ。それに皇妃さまって呼ばれてるのでは?」
                              「だからあれはルルーシュが...!」
                              「あれれ?C.C.さん顔赤いよ、ひょっとして照れてるの~?」
                              「気のせいだ...!」
                              戦略的撤退を取り、顔を背けるC.C.を目にして、今までのない胸がすっとして、達成感が突き上げる、勝利の女神の微笑みを勝ち取ったカレンは、思わず吹き出す。
                              ふふ、どうやらルルーシュとうまくやってるね。


                              IP属地:日本76楼2019-05-24 14:38
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