同プロジェクトは国内エンターテインメント最高峰である「ジャニーズ事務所」が、国内ライブ配信プラットフォームの「SHOWROOM」がタッグを組み、本格的にネットに進出。オリジナルのバーチャルキャラクターによる動画生配信を行っていく事業。第一弾とし、ジャニーズ初のバーチャルアイドルである海堂飛鳥と苺谷星空の2人が活動する。それぞれ声を担当するのは藤原と大橋となる。
発起人と総合プロデューサーを務めるのはSHOWROOMの前田裕二社長。キャラクターデザインは人気クリエイターユニット「HoneyWorks」のイラストレーター・ヤコマが担当する。配信開始日は、きょう19日の午後9時30分ころを予定している。
前田社長は「ジャニーズ事務所様の企業理念『エンターテイメントを通じて世界中の皆さまに幸せをお届けする』にかねてより共感をしておりました。そういった価値観をインターネットにも染みわたらせたいと思っていた」と説明。発起人となった経緯を説明した。藤原と大橋のトーク力やユーモアがジャニーズ初のVチューバーになる決め手になったとも明かした。楽曲の展開も想定され、ライブを行うプランも公開された。
まずはVチューバーとして画面に登場。海堂と苺谷は「夢はアイドルになることです」と高らかに宣言。高校生として宿題などをしながら、歌やダンスのレッスンをしていることも語っていた。今後の目標を問われると海堂は「アイドルとしてステージに立ちたい」とコメントし、苺谷は「世界中の皆さんに僕たちを知ってもらいたい。夢は大きく!」と目を輝かせた。
その後、生身で舞台に。藤原は「新たな挑戦ということで、最初に聞いたときは、すごくビックリしました。ビックリと共に楽しみ。貴重な経験をさせていただくので今は楽しみでしかない」とにっこり。大橋も「配信ということで、ファンの皆さんと近い距離で話せるので楽しみ」と胸を踊らせた。
キャラクターボイズも初挑戦。藤原は「藤原丈一郎は関西弁でめちゃくちゃしゃべるキャラ。漫才とかお笑いが大好き。海堂飛鳥はすごくクール。でも、逆に藤原丈一郎じゃないところを演じて、みなさんに見せられるのは楽しみ。難しい部分もたくさんあると思うけど、やりながら修正していこうかな、と思います」と意気込み、大橋は「苺谷星空とすごく似ていて、親近感がある。担当して、より一層、かわいいキャラを出せたら」と輝く笑顔で語っていた。
最後に藤原は「新しいチャレンジをする。今後、どういうかたちになるか分からないですけど、いずれバーチャルとして世界に配信したい。関西ジャニーズJr.のお仕事の幅が増えていけば」と意欲を見せ、大橋も「ジャニーズJr.、ジャニーズ事務所でバーっと世界に行けたら」と世界を視野に入れていた。