ある意味今更ではないが、新年明けましておめでとうございます。汽水域の表層から深度を深める。不揃いで揺蕩いつつも均衡を保つジェンガのようにユラユラユラ。旅をしたいなあ。心に残る旅を。

ゲーム、蒼の匣舟の続編を公開しました。道中の立ち絵追加など細かなアップデートもしております。よろしくお願いします。なお、日本語verは審査が長引いておりまだフリープレイができません…すみません。
中国語 → 66rpg.com/game/1330310
日本語 → 66rpg.com/game/uncheck/1…
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悲しみの歩幅は小さく深く、喜びの歩幅は大きく浅い。心により強く残るのは幸か不幸か前者な気がするんです。人間はやっぱり情深い生き物なので、その理屈にはとりあえず納得しますが。

僕らは結果として選ばれ続けた世に生きているけど、選ばれなかった側の世も大した差はないと思う。それは人為的な択一だったからで、その余地がないところで選ばれなかった世には多くの救いがある。その想像がよい方向にしか働かないのは、やっぱり人間だからなんだよ。

歌おうと思ってます。

言葉について考えてみると、自らが担保になっていることに意識がある人は多くない気がする。会話ともなるとその意識のレベル差はより顕著に表れる。昔の言葉が美しく、真に迫り、深い生を感じる理由は、どこにも隠れられず逃れられず、インターネットなど分身を置く場所もなかったからだ。

今では、人は孤独の時間を過ごすことが多くなった。これからもそれは加速していくだろう。僕は家族や友人と過ごす時間の他に、人のことを思う時間を多く取り大切にしています。それだけで少し温かくなる。いつの間にか見ているものはメールやパソコン、携帯の画面だけなんてのはやめましょうよと。

なにかを美しいということは、なにかは美しくないということ。対比によって生まれる優劣や順列は人間特有の技術かもしれないけど、水平線の彼方まで突き抜けたブルーを初めて見た時のそれは、きっとなにかと比べることはない。

なにも信じないことと、なにも疑わないことは、多分どちらも全盲です。そのきっかけとなった上手く思い出せない場所に、理由がポツンと落ちている。理由は時間とともに形を変えるが、そこから逃げているうちは気づけない。道中死んだ野良猫は、やっぱりいつか消えますから。

有言実行は見えるところで、不言実行は見えないところで。

感受性は豊かな方がよいと思います。でも、感じなくてもよい事を妄想して過敏になることはつまり鈍感なんですよね。幾重にも並ぶ針の穴に糸を通し続けるようなセンサーを持っている人は少ないですけど、たくさんの事にアンテナを張ることは大事で、それは外側だけじゃなくて、内側にもってことです。

花粉で歌えへんやないか

wowakaさん
悲しいですが、どうか安らかに。本当にありがとうございました。