背景故事
3313年、对神战争
~Infel与Nenesya~
两位御子为编织大地而相会。之后发生的悲剧。这是谁的错？要怎样做才能够避免？
得不到答案的Infel，下定了一个决意。为了能再一次，与Nenesya相见……
3313年、春。メタ・ファルスすべての民の万感の想いを受けて、時の御子インフェルとネネシヤは鐘撞堂に立った。焔の御子ネネシヤのEXEC_METAFALICA/.の繊細な旋律を合図に、澪の御子インフェルが自ら紡ぎ上げたMETHOD_METAFALICA/.を重ねていく。すべてはインフェルの計算どおりであり､メタファリカは成功したかに見えた。
3313年，春。接受着Meta·Falss所有人民的万般情感，时任御子Infel与Nenesya立于撞钟堂。以焰之御子Nenesya所吟唱的EXEC_METAFALICA/.的纤细旋律为信号，澪之御子Infel以自己编织的METHOD_METAFALICA/.与其相叠。一切都按Infel的计算进行着，METAFALICA看起来已经成功。
しかし、EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.は失敗に終わった。２人の御子は詩を完璧に謳い上げたが､心の底では民衆よりも研究に重きを置いていたインフェルの心を垣間見た民衆は､心からインフェルと一体感を得ることができず､メタファリカにリソース(定常Ｈ波)を送りきれない。
然而，EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.以失败告终。虽然两名御子完美地唱响了诗，但窥见了在心底重视研究甚于民众的Infel的心的民众们无法从心里与Infel达成一体感，无法向METAFALICA输送能源（定常H波）。
リソースが不足したEXEC_METAFALICA/.は、その矛先を神に向けた。Ｄセロファンを介し
てに消費する。神は瞬時にして瀕死となった。
能源不足的EXEC_METAFALICA/.将矛尖指向了神。经由D-cellophane，对作为神的生命的定常H波进行爆发式的消费。神瞬间陷入了濒死状态。
——その瞬間､神の使者が地上に降臨した。神の生死がかかるその瞬間に､ラキが行うことはただ1つたった。
——那个瞬间，神的使者降临到地面。在神生死攸关的那个瞬间，Raki能做的只有一件事。
　衆目のなかで､詩に没頭していたインフェルの目の前で､ネネシヤはラキに胸を貫かれた。そして瞬時に絶命したネネシヤの亡骸から、ラキはＤセロファンを回収する。そしてインフェルに向かって言った。
在众目睽睽之下、沉浸于诗的Infel眼前，Nenesya被Raki贯穿了胸口。而后从立时死亡的Nenesya的亡骸中，Raki回收了D-cellophane。然后向Infel说：
　｢限界値を遥かに超える定常Ｈ波の消費が見られましたので緊急停止しました。今後神の力は温存する必要があります。Ｄセロファンは回収いたします｣
“发现了远超界限值的定常H波的消费故将其紧急停止。今后神之力必须保存。D-cellophane回收了。”
　ラキが言葉を言い終えた矢先､我に返った大鐘堂のレーヴァテイル軍団が応戦した。ラキに向かって一斉に詩魔法を放つ。ラキはよろける程度だったが､手にしたＤセロファンが転がり落ちた。インフェルはすかさずＤセロファンを奪い､ラキを睨んで呟いた。
Raki正要说完的时候，回过神来的大钟堂的Reyvateil军团应战了，一同向Raki释放诗魔法。虽然只让Raki打了个趔趄，但她手中的D-cellophane滚落了。Infel立刻夺过D-cellophane，怒视着Raki低声说：
　｢戦争よ……｣
“开战吧……”
言うが早いか､インフェルは大鐘堂に駆け込み、完成間近だったラクラシステムヘ急いだ。そして自らをインフェル･ピラと直結し、I.P.DのＥスポツトを支配して統率する。それによってI.P.D.を動かしたインフェルは、神の軍団を押しのけてソル･マルタへとつながる塔を駆け上った。
话音刚落，Infel就跑进大钟堂，匆忙奔向几近完成的Rakura系统。之后将自己与Infel Phira直连、支配着I.P.D.的E spot进行统率。由此调动着I.P.D.们的Infel冲开神的军团，奔上与Sol Marta相连的塔。
　猛烈な勢いで｢天界の塔｣を上っていくI.P.D.軍。ラキはこれを察し､すかさす自らの全出力をもって天界の塔を一時的に消し、対応しようとする。しかし、それも既に遅かった。I.P.D.軍は並はずれた統率力をもって神の軍団を蹴散らし､驚くべき短時間でソル･マルタの制圧に成功する。
以迅猛之势攀登【天界之塔】的I.P.D.军。Raki觉察到它，立刻使出全力让天界之塔暂时消失作为应对。不过，这也已经太迟了。I.P.D.军以非凡的统率力击垮了神之军团，在惊人的短时间内成功完成了对Sol Marta的压制。
　衰弱しきっていた｢神｣は､呆気なく捕らえられた。ネネシヤの弔い合戦に我を失い､神を殺そうと考えていたインフェルだが､｢神の真の目的｣を知り、生かすことを決意する。そのまま神を拉致したインフェルは､下界に戻るとともに神を監禁した。そしてラキと交渉するべく、ラキの再充電が完了するときを待った。
衰弱的【神】不费吹灰之力就被擒获了。在Nenesya的吊唁之战中迷失了自我、考虑着把神杀掉的Infel，在知道了【神真正的目的】后，决定让她活着。就这样俘获了神的Infel回到下界、将神监禁起来。为与Raki交涉，等待着Raki再充电完成的时候。

かくして、インフェルの指揮した｢神との戦争｣は人間側の圧勝で終わった。しかし､民衆の心はインフェルから離れていった。メタファリカの失敗と神との戦争は､沢山の犠牲を出し､人々の夢を砕いたからだ。インフェルは孤立した。そしてこの時､インフェルは初めて自分の無力さを知った。いくら神との戦争に勝利しても､得られる土地は無かった。人々が､更に狭くなった、いつ落ちるかわからないこの土地に縛られているという事実は何も変わらなかったのだ。
如此，Infel指挥的【对神战争】以人类一方的压倒性胜利告终。然而，民众的心背离了Infel，因为METAFALICA的失败与对神战争造成了大量的牺牲、粉碎了人们的梦想。Infel被孤立了。于是在这时，Infel第一次明白自己的无力。不管赢得多少次对神战争，也不会得到土地。人们被束缚在愈发狭窄的、不知何时会坠落的土地上，这一事实没有丝毫改变。
　そして､どんなに勝利をしても､ネネシヤは帰ってこなかった。
而且，即使取得了这样的胜利，Nenesya也回不来了。
　インフェルは考えた。人々が､自分が本当に幸せを得られるのはどんな世界なのかを。傷つけ合う人々、それは怯えや不安から来るモノ｡怯えのない世界なら、それもない。何に怯えることもない世界､それが作れれば人は変わる。
Infel思考着。思考着什么样的世界才能让人们、让自己真正得到幸福。互相伤害的人们，这是自恐惧和不安而来之物。如果是没有恐惧的世界的话，也就没有互相伤害的人。没有任何恐惧的世界、将其创造出来的话，人也会改变。
　神との戦争に勝利してから数年経ち､少し落ち着いたある日のこと。インフェルは、ネネシヤが完全に死んでいないことを発見した。
自对神战争的胜利起经过了数年、稍微平静下来的某天。Infel发现，Nenesya没有完全死去。
　ネネシヤの魂は､｢大地の心臓｣と呼ばれるクリスタルに移行しているだけだったのだ。メタフアリカを謳っている途中で中断されたため､詩は完全に効力を発揮できず､出現した大地の心臓は何も生み出さすに活動を停止していた。今はただ、鐘撞堂の上空に浮いているのみである。
Nenesya的灵魂，只是转移到被称作【大地的心脏】的晶体中去了。因为在吟唱METAFALICA的中途被中断了，诗的效力未能完全发挥，出现的大地的心脏什么都没有创造出来就停止了活动。如今只是一味漂浮在撞钟堂上空。
　大地の心臓とは､複外殻によって己をガードしつつ生き延びる｢純粋な魂の火｣である。そして、複外殻はすべてを拒絶し､そこから取り出さなければ対話も出来ないことは､すでにこれまでの研究で判明していた。しかし､いまやメタファリカ研究の第一人者となったインフェルとはいえ､実際に大地の心臓の複外殻を除去する機会などあったはずがない。インフェルはネネシヤと対話する手段を求め、死に物狂いで研究を進めた。そして､ついにその手段を突き止める｡｢呼応詩｣と言われる詩が用意できれば、大地の心臓と対話できるはず。対話さえできれば、ネネシヤの魂を肉体へと還元することができるのだ。
大地的心脏，是以重重外壳保护着自己而幸存的【纯粹的魂之火】。之后，迄今为止的研究已经判明：复层外壳拒绝一切，而如果无法从中取出（魂之火）的话是无法进行对话的。不过，对如今已是Metafalica研究的最高权威的Infel来说，实际上仍没有去除大地心脏的复层外壳的机会。Infel为了寻求与Nenesya对话的手段，拼命地进行着研究。之后，终于将这个手段彻底查明。若能准备好名叫【呼应诗】的诗，就能与大地的心脏对话。能够对话的话，将Nenesya的灵魂还原到肉体中也将成为可行。
　｢呼応詩｣はすぐに見つかった。
【呼应诗】很快就被找到了。
　それはラキから取り戻したＤセロファンを解析していたときに、少しだけ残っていたネネシヤの想いが謳ってくれた。
那是在解析从Raki那里夺回的D-cellophane的时候，残留着的少许Nenesya的思念唱给她的。
　だがしかし､複外殻を外してしまうと､外界からの憎悪や悲しみといった負の感情に当てられ､純粋な魂は急激に減衰するという。
然而，若将复层外壳移除，承受不住自外界而来的憎恶、悲伤等等负面情绪、纯粹的灵魂就会急剧衰减。
　ネネシヤに復活の可能性が残されていたことは､インフェルを安堵させた。しかし､ネネシヤは既に受け入れる｢身体｣を失っている。今、複外殻を外しても、ネネシヤの魂は行き場を失ってしまうだろう。メタ･ファルスの科学を大きく飛躍させたインフェルの力をもってしても、この現状を打破することは適わなかった。
Nenesya仍有复活的可能性，这让Infel安心下来。可是，Nenesya已经失去可以收纳灵魂的【身体】了。现在，即使移除复层外壳，Nenesya的灵魂也没有可以去的地方了吧。即使以Infel那使Metafalss的科学实现了巨大飞跃的力量，也难以打破这一现状。
　インフェルは悩みぬいた末､ネネシヤの｢身体｣を再生する術を見出すまで､この大地の心臓を大切に保管することにした。更には､準備が出来る前に誰かが下手に解放しないよう、Ｄセロファンにあるネネシヤの意志にも封印を施した。
Infel在绞尽脑汁的最后，决定在找出让Nenesya的【身体】再生的方法之前，将这个大地的心脏慎重地保管起来。进一步地，为了防止在做好准备之前被人不小心解放出来，对D-cellophane中Nenesya的意识也施加了封印。
　インフェルは気づいていなかった。
Infel没有注意到：
　これらの行動には、自分の意志以外にも大きな力が働いていることに。大地の心臓は、その目的のために、物理的､精神的な介入を､大きな影響力を持って行うことが出来るということに。
在这些行动上，除了自己的意志以外，还有巨大的力量在起作用。大地的心脏，为了它的目的，能够通过物理性、精神性的介入，造成巨大的影响力。

METAFALICA失败
メタファリカ創造の記念すべき日は、無残な結果に終わった｡感情が繋がっているがゆえに、インフェルの心の闇を知ったI.P.D.たちの心の動揺の伝播も早い。さらに、インフェルの心を見なくとも､互いの心が見えてしまうことへの不安感は、I.P.D.たちを動揺させた。不安が不安を呼び､心を乱す｡詩は､一体感を失った。
本应是纪念Metafalica创造的一日，却以凄惨的结果收尾。因为感情相系，知晓了Infel的心中的黑暗的I.P.D.们心中的动摇也快速传播。而且，即使不看Infel的心，也能看到彼此的心的不安感，使I.P.D .们动摇了。不安唤起不安，扰乱了心。诗，失去了一体感。
　援護を失ったネネシャは､詩が大陸創造に要求する莫大な導力を一身に受けた。それはそのままフレリアの命をおびやかす｡神の身に危険を察したラキの手により､ネネシャは死んだ。
失去支援的Nenesya，独自一人承担了诗为创造大陆而要求的极大的导力。这样下去威胁到了Frelia的生命。在觉察到神所受的危险的Raki手下，Nenesya死去了。
　激怒したインフェルは、神に宣戦布告する。そしてレプレキアを武器に､神の軍団に壊滅的な打撃を与えた。戦争は、人間の圧勝だった。
震怒的Infel对神发下战书。而后以REPLEKIA为武器，予神的军团以毁灭性的打击。这场战争，是人类的压倒性胜利。
HAIBANATION契约
戦争に勝利したインフェルは､ラキと神の軍団が報復行為に出ないよう､｢神｣を捕虜とし、澪の民が潜むカナカナ突堤に移送した｡しかし、インフェルは急激に民の支持を失っていく。メタフアリカ失敗による失望感、戦争によるインフェル･ピラの破損､そして何より､崇拝すべき神に牙を剥いたことが民衆を荒れさせた。
因为Raki与神的军团没有出现报复行为，赢得战争的Infel将【神】作为俘虏，由澪之民秘密送往Kanakana突堤。然而，Infel迅速失去了人民的支持。因Metafalica的失败而生的失望感、因战争造成的Infel Phira的破损，以及最重要的、向本应被崇拜的神露出獠牙这件事，让民众陷入混乱之中。
　インフェルからすれば､民衆の協力が得られずにメタファリカを失敗し､民衆を護るために神を討ったうえ､最愛のネネシャまでも失ったのだ。この民衆の理不尽な反応は､彼女を失望させた。また､ラキとの間で戦後処理を進めていたインフェルは、ネネシャの魂は厳密には生きていることを突き止める。ネネシャに会う手段を知つた彼女は､迷わず神と4条の契約を結んだ。
而对Infel来说，METAFALICA得不到民众的协力而失败，为了保护民众而征讨了神，连最爱的Nenesya也失去了。这些民众无理的反应让她失望。而另外，与Raki进行着战后处理的Infel查明，Nenesya的灵魂严格意义上仍是活着的。知道了与Nenesya相会的手段的她，毫不犹豫地与神结下了四条契约：
･人間はメタファリカを謳わない。
·人不能咏唱METAFALICA。
･ハイバネーションを推進する。
·推进HAIBANATION。
･人間はインフェル･ピラを停止させ、回復も行わない。
·人停止Infel Phira，也不可回收修复。
･上記を守るうちは､神は人間を攻撃しない。また、この世界の維持に努める。
·遵循上述条约期间，神不可攻击人类。并且，努力维护这个世界。
　これらの契約は、インフェルの提案した｢ハイバネーション計画｣に基づいている。この計画は｢魂の昇華｣という意味を持ち､インフェル･ピラを魂の器としての存在に切り替え、人々の魂を肉体から解き放って収容するものだった。すべての魂が収容されれば､フレリアが大陸を維持する必要はなくなる。フレリアの生命維持を至上とするラキは契約を快諾した。こうして､後世まで残る神との契約が成立したのである。
这些契约，是基于Infel提出的【HAIBANATION计划】的。这个计划持有【魂之升华】的意味，是将Infel Phira转换为所谓灵魂容器的存在、把人们的灵魂自肉体中解放并收容的计划。把所有灵魂收纳的话，Frelia就没有维护大陆的必要了。把保护Frelia的生命视为至上的Raki欣然允诺。如此，留及后世的与神契约成立了。

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