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md巴哈姆特战记(圣战风云),真结局的剧情翻译

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真结局的翻译出来了,这里感谢两位朋友,一位是@孔像藏蝠 ,一直耐心回答我的问题最后引导我打出了真结局,不然这帖子根本不会有了。
还有一位就是帮我翻译的日语大佬,就是我玩撕裂重罪这个圈子的一个好朋友AK,每天不厌其烦接受我的截图,一段段翻译,其实这个游戏里面对话和剧情没有汉字,翻译起来可不那么容易啊。
先把相关人员的人名对照写一下
バハムート--巴哈姆特
ジーク--杰克(主角)
バストラル--巴斯多拉尔(狂战士首领)
ディーン--狄恩(狂战士的军师)
レイモンド--雷蒙德(主角的军师)
バルマー--巴尔玛(死灵族首领,2000年前葬送了大魔王クリムト的勇士,由于被魔剑ベサルスネーガ吸走了灵气而变成不生不死的存在)
クリムト--库里幕特(大魔王)
这里不得不先把触发真结局之前的一个主要剧情说一下,就是雷蒙德被大魔王杀死后,下一回合一开始说了一段遗言:杰克啊,我快不行了。听好了,不能让巴哈姆特苏醒,大量的邪气会填满它的肚子,如果到了最不可收拾的时候,就用这把ベサルスネーガ剑刺穿它的心脏,最后,我的生命就托付给你了,杰克弗利亚
不触发这个剧情,杰克也不会有那把剑ベサルスネーガ,就没有真结局了。
然后,这里奉上真结局的全文翻译(这里要说,真结局都是一段话配一张图片,我一共截图了82张,这里发上来不是太方便看帖子,我就象征性的发几张,主要就是几个人物的头像插画,杰克,巴斯多拉尔,狄恩,巴尔玛,要说这个巴尔玛在游戏里是死灵,但是结局里他以原来的姿态出现,是金发勇士)
两人争夺霸权的最终决战开始了
在众多的军队中,战斗以两人的单挑定胜负。
巴斯多拉尔:小鬼头啊,看来只有我们两个还活着啊(他指的是众多首领中最后活下来的两个)
杰克:作为骑士道,我也要感谢阁下,巴斯多拉尔呀
巴斯多拉尔:什么,老子自从得到这传说中的战斧“バトルアックス”以来,单挑从未败过,这次战斗也是一样的。 迪恩呀,好好看着老子战斗,其它人也看着。老子上了!
两人势均力敌。但是,随着时间推移,杰克逐渐占了优势。巴斯多拉尔开始猴急了,一直以来以无敌自称的战斧,对杰克的利剑毫无作用。
巴斯多拉尔:狄恩阿,老子的弟弟呀,快来帮老子啊!
狄恩:。。。。。。
狄恩没有动,但是偷偷的开始吟唱魔法。
巴斯多拉尔:正是如此,狄恩阿,用你的魔力送这小子下地狱吧,呵呵呵。。。
杰克:你这家伙是侮辱单挑吗,巴斯多拉尔,你太肮脏了
巴斯多拉尔:小鬼头,你太年轻阿,战斗就是为了胜利。狄恩,快给他最后一击!
看到了这些,杰克的军势开始显露怒气,放弃了观战,开始总攻。
接着巴的军队也开始进攻了。
愤怒,怨恨,疯狂开始放大。
杰克看着这些,想起了雷蒙德的遗言,不能让巴哈姆特苏醒,他会变得十分恶毒(满腹邪念)
杰克:不可,不要在争斗了!
狄恩:时机已到
一面,光耀无比,这里却像太阳落山一样,不断冲击,回首望去,多数军队已被消灭,平原上只剩下3人。
巴斯多拉尔:老子的军队去哪里了?狄恩,你干了什么?狄恩,快回答!
狄恩:......
巴斯多拉尔:狄恩,回答我啊!
狄恩:哥哥,不,巴斯多拉尔哟,你已经没用了.
于是,狄恩又吟唱起了魔法
巴斯多拉尔:狄恩,这次要搞死老子了吗?老子是你哥哥!
狄恩:不,即使我不杀你,要不了多久,你也要完蛋啦,你死前先告诉你,你的真蠢弟弟老早就翘辫子了,就是我搞死的。
巴斯多拉尔甩开一切恐惧,向狄恩突进
巴斯多拉尔:我要为弟弟报仇啊!
巴斯多拉尔:呜哇啊啊啊啊
巴斯多拉尔突然消失了
狄恩:巴哈姆特终于觉醒了啊。。
杰克只能呆呆看着这状况
狄恩:狂战士也不过如此,巴斯多拉尔也只是个疯子而已,对吧,杰克~
杰克混乱了,忘了自己的立场。至今为止的战斗算什么?越来越不安了。
杰克:巴哈姆特的觉醒真的值得高兴吗?雷蒙德也曾警告过。你到底是何方神圣?巴哈姆特的觉醒又是什么?回答我,狄恩!
狄恩:现在,你是在自问自己的存在吗。杰克阿,被雷蒙德夸赞的人啊!
杰克对着狄恩大吼,手握着雷蒙德留下的剑,摆好架势对着狄恩
(接下来狄恩说了很多话)
狄恩:比起痴迷,雷蒙德更注重感情。杰克哟,我和你们不同,我既不是人类也不是恶魔,是神仙啊。其实老子也不叫狄恩,老子没有一个像样的名字,也没必要向你报上吾名。传说存在神,神若现身于世,这个世界就完了。而且一切攻击对神都不起作用。
从前,最高的神在世界末日时,为了保障心地纯洁的人类的食物,创造了巴哈姆特姆特。但是,这个生物太过庞大,我们的世界容不下它,于是在我们的世界快要灭亡的时候,有必要让它在这个世界沉睡。但是,虽说这货在睡觉,但是还是个吃货,太饿的话就会死。而且,给他吃太多,就会狂暴起来,连众神都感到棘手。神在这货的肚中创造了蚂蚁和所有生物,包括人类和怪物。它的食物是灵气,而且喜欢强大的灵气。因此战争让他膨胀,成为它炫耀的地方。但是,一味的战争会使它越来越强大。
果然,它凭借自己的力量,创造了恶魔,准备教唆战争,库里幕特就是个好例子。于是,我们把雷蒙德派到这里,在我们世界末日的间隙,让巴哈姆特温顺下来。渐渐地,随着世界末日的临近之时,我骑上了黄金之龙,把巴哈姆特引向我们的世界,雷蒙德如此告知。
但是,让我惊讶的是,雷蒙德竟然打算要这货在此挨饿,这是过度的平和。听了他的理由我们更加惊讶了。他在与这里的人类亲近的同时,他坚称这里的人们才是真正心善之人。我都听厌了。
他和我战斗至今,坚决不肯交出巴哈姆特,我的目的是驱使巴哈姆特,引导到他们的世界,让它成为食物。但是如今的情况,不能驱使这东西。于是我在各地复活邪恶之物,挑起战争,以此来驱使他。
我掀起黑暗的时代,成功地让人类堕落,挑起恐怖和杀戮。库里幕特复活了巨龙ベルフレイム。而且让雷蒙德的好友巴尔玛变成了邪恶的死灵族,于是巴哈姆特成功苏醒了。
杰克:巴哈姆特难道就是。。。
狄恩:呵呵呵,你好像也听说过巴哈姆特。远古时代的彼岸我们成为大地,迸发而出的眼泪形成了汪洋。对!这个大陆本身,就是巴哈姆特。你们只不过是在这货的背上创造历史罢了。
于是乎,现如今巴哈姆特已经苏醒,你们的历史也将谢幕。如同战斧一样,逐渐消失。哈哈哈。。。但是我却会关注继承了雷蒙德的心的你。
杰克:我吗?多亏了爱这世界,又在这世界消失的雷蒙德,我才得以存活吗?
狄恩:是的杰克,还是应该称为雷蒙德呢。被神选中将会由人变成神的你啊,为何不和我一起拯救这个世界的人们。
杰克斩钉截铁,眼里充满了对神的愤怒。把利剑ベサルスネーガ对着狄恩,重新摆好架势。
杰克:我拒绝,我要留在这里,巴哈姆特会再次沉睡,这是雷蒙德的意思,也是我的意思。!
狄恩:原来如此,带着ベサルスネーガ阿。不光能击碎巴哈姆特穆德的心脏,连神明都能被劈开--可怕的众神之剑啊。凡人要是拿着它,就会被剑吸走灵气,而化为神的你却没事。但是这就能打倒我了吗。那你就受死吧!
(狄恩突然变身一身黄金铠甲的战士)
在完全装备的狄恩面前,杰克陷入苦战。杰克被逼入绝境,狄恩看到了胜利的曙光。
狄恩:对拥有众神武器的人,神的技能无能为力。正是靠着刚刚的光波,你和巴斯多拉尔才苟延残喘。虽然比较棘手,不过,就让我直接把你掐死吧。哼,到底是人类,要想赢真神,真是痴人说梦。
但是,正当这时,有人从狄恩的背后挥下巴的宝剑バトルアックス。
甭说杰克,狄恩都惊呆了。
(这里巴尔玛玛出现了)
狄恩:**,你为啥还活着,不是应该已经归天了么?巴尔玛!
巴尔玛:雷蒙德殿下预言了这一天的到来。2000年前的瓦库里幕特扫荡战的时候,葬送了库里幕特的我对雷蒙德殿下挑明一切,为了不让我的灵魂被邪恶所害,把这宝剑托付给我,要我假装和库里幕特打平。
我成为不生不灭的存在后,雷蒙德殿下用剑解放了我的灵魂,偏偏为了让我苏醒,用去了自己一半的力量。我得到圣灵的力量,在大地下长眠才能完全恢复。
雷蒙德殿下最后救了杰克这个年轻人,并且告诉我杰克是我的子孙。据圣灵的说法,当他听说雷蒙德被库里幕特打倒时,不住流泪。要不是因为我而失去一半力量,怎么可能轻易被打败。为了因我而死的雷蒙德殿下,我要打倒你。
狄恩:笑话,就凭这玩意儿,能打倒我?
巴尔玛:这种事,不用你说我也知道。
巴尔玛朝着狄恩猛冲过去,把他揪了起来。狄恩快速拔出剑,深深地刺入他的胸膛。但是巴尔玛却没有放开狄恩。
巴尔玛:杰克,就是现在!趁我死前,赶快砍倒狄恩!
狄恩:快放开,魂淡,还不放吗
杰克猛地冲向狄恩,刺穿了他的心脏。狄恩吐了一口血,痛苦得倒地,于是被打败了。
一切都结束了。狄恩去了,只剩下了垂死的巴尔玛。虽然杰克用了回复魔法,但是没有效果。
巴尔玛:干得好啊,值得称赞啊!我的子孙啊,之后就交给你们了。
杰克:我的先祖啊,为我这个和你一样继承了伟大英雄之血的子孙感到骄傲吧。
巴尔玛 的 脸上再一次浮现满意之微笑,静静地闭上眼。而杰克的眼里是止不住的泪水。慢慢起身的杰克看着天空,走了起来。
就是为了让这一切结束。
杰克来到存放巴哈姆特穆德心脏的神殿。眼前这正常跳动的心脏看起来是这么鲜艳。杰克拔出了剑,冲过去要把这心脏刺穿。在杰克的脑里,活到现在的记忆就像走马灯一样一遍遍显现。儿时被老爹抱起来的时候,为了拜雷蒙德为师,不断锻炼自己的少年时代,在库洛艾伦的城市里,初次认识弥撒的那天,在黑暗的时代,率领着圣骑士团和邪恶作战的每一天,还有失去爱人和信赖之人的痛苦。。。
但是,一条黄金之龙却挡在了他的面前
黄金之龙开口道:“我和狄恩一起来到这个地方,但是我们的目的却不同。我奉最高之神的密命,把一切告诉你。”
之后没人知道说了什么。
于是在埋葬巴哈姆特的遥远太空彼岸,众神的军队出现了。
挡住军队的是一个身披苍色战甲,骑着黄金之龙的勇士。他就是杰克。



IP属地:上海来自Android客户端1楼2017-07-01 11:47回复
    感谢 翻译出真结局文字内容。
    也让我看到真结局的剧情了。 之前也是好不容易才试出的真结局攻略。
    这游戏我玩了很久,每位领主难度5都可以通关。 唯一的遗憾就是真结局剧情在说什么看不懂了。


    IP属地:福建2楼2017-07-01 17:37
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      来自手机贴吧3楼2017-07-01 21:00
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        真有爱!赞!!!


        IP属地:广西来自Android客户端4楼2017-07-02 13:13
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          所以到底是什么意思?两个军师都是神吗?


          IP属地:江苏来自Android客户端5楼2017-07-03 08:26
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            游戏里最难玩的 算是山丘领主了。 一个魔法单位都没有。
            4位主角可雇佣英雄的,都可以依靠英雄吧兵升级到上位兵种。
            魔法师领主捷弗烈的骑士升级到A以后再升级后就会变成黑骑士。(游戏中只有该领主拥有黑骑士)一旦碰到会4阶魔法的英雄给黑骑士直接就变成会死咒非常强大。抑或是给4阶魔法师部队放一个会黑暗魔法的英雄也会死咒。 这就构筑了魔法师领主强力的地方。
            亡灵领主巴鲁玛 这个是最强领主 因为最高兵种LICH 亡灵法师可以使用死咒和召唤兵种。只要有足够的魔法就可以依靠召唤兵种打天下。
            杰克:非常容易,自带复活。他的黑袍法师升级到A以后在升级就会变成白袍法师。还有各种英雄,不过L系英雄一般没黑暗魔法恢复能力强。
            大魔王领主:这个领主主要靠精神魔法 停止这项魔法来控制敌人,之后再慢慢蚕食部队,恢复能力主要依靠自身的再生能力。
            精灵领主:兵种和魔法最弱,需要雇佣高攻击的英雄 或者会4阶魔法的英雄。或者打掉上方魔法师领主霸占他的遗迹领地,依靠他召唤出罗士来一统天下。 当然也可以用秘籍调出精灵领主的妹妹这个会4阶魔法的法师。
            狂战士巴斯多拉尔,领主强力 给予他各种辅助魔法和恢复就一个各种杀杀杀。是一个比较需要英雄支持的领主(例如会风系魔法和土系魔法的英雄给领主加BUFF),手下只能召唤黑袍法师,黑袍法师也可升级成白袍法师。


            IP属地:福建6楼2017-07-03 19:25
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              巨龙领主贝弗利:龙的喷火本身很强大 注意不要喷到自己即可,领主拥有少量的恢复能力初期可以给自己的龙上一次再生魔法。 打下左边土丘领地可以召唤到山民 在用山民到火山招募到火龙这个会火系魔法的召唤单位提供恢复能力后基本很扫。
              最难的山丘领主:前期想办法一点一点吃掉精灵领主的部队,慢慢干掉精灵领主获得SP。之后使用领地交换或者其他强力策略夺下下方的火山领地招募火龙就可以慢慢打了。不过过程非常艰辛。


              IP属地:福建7楼2017-07-03 19:31
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                技术贴,过来学习一下


                IP属地:辽宁来自手机贴吧9楼2017-07-10 09:25
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                  这类帖不应该加个精么?


                  IP属地:上海来自iPhone客户端10楼2017-07-10 10:48
                  收起回复
                    赞一个,辛苦辛苦


                    来自Android客户端11楼2017-07-10 20:15
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                      曾经觉得这么好一个游戏,为什么没有好好汉化…永盛那个汉化虽然基本汉化了,但是单挑进入战斗画面调出的魔法是没汉化的,很郁闷


                      IP属地:广东来自Android客户端12楼2017-07-17 20:49
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                        原文
                        ジークとバストラルとの、覇権をかけた、最後の戦いが始まる。大勢の軍隊の中、戦いは二人の一騎討ちで決まろうとしていた。
                        「どうやら、生き残ったのは、俺たちだけのようだな。若造よ」
                        「騎士道の習わしに、貴殿が礼を持ってくれたことに感謝する。バストラルよ」
                        「なぁに、俺はこの伝説のバトルアックス'ウィンドバーグ'を手にしてから、一度も、一騎討ちで負けたことがないんでな。この戦いでも、同じことよ。
                         ディーンよ、俺の戦いを見てるがよい。みんなもだ!」
                        「・・・・・・」
                        「いざ、参る」
                        二人の戦いは五分と五分であった。しかし、時が経つにつれて、ジークが優勢になってきた。バストラルは焦った。今まで、無敵を誇ったバトルアックスがジークの剣には利かないのだ。
                        「ディーンよ。我が弟よ、俺を助けてくれ!」
                        「・・・・・・」
                        「ディーンよ!!」
                        ディーンは動かない。しかし、静かに魔法のスペルを唱え始めた。
                        「そうだ、ディーンよ。この小僧をお前の魔力で、葬ってしまえ!はっはっはっ!」
                        「貴様、この一騎討ちを汚そうというのか、バストラル。汚いぞ!」
                        「小僧、まだまだ青いのぉ。戦いとは、勝った者が正義よ。
                         ディーン、こいつに止めを刺せ!」
                        これを見て、ジークの軍勢は、怒りをあらわにし、見守るのを止め総攻撃を開始した。
                         これに続いて、バストラルの軍勢も、動き出した。
                         怒りが、憎しみが、狂気が増幅した。
                        ジークはこれを見て、レイモンドの最期の言葉を思い出した。
                         ・・・・バハムートを復活させてはならん。大いなる邪気は、やつのハラを満たしてしまう・・・・
                        「いかん、争ってはいかん!」
                        「時、既に満ちたり」
                        一面、光輝き、ここに太陽が落ちてきたような、衝撃が響いた。閃光が戻ると、大勢の軍隊は消滅し、この平原には既に3人の姿しかなかった。
                        「俺様の軍隊はどこに行ったんだ?ディーンよ、何をした!」
                        「・・・・・・」
                        「ディーンよ、答えろ!」
                        「兄さん。いや、バストラルよ。お前の役目は終わった」
                        そして、ディーンは再び、魔法を唱え始めた。
                        「ディーン、我が弟よ。今度は俺を殺すのか?兄の俺を」
                        「いや、私が殺さなくても、間もなく、お前は死ぬであろう」
                        「死ぬ前に教えてやろう、バストラル。本当のバカな弟は、とっくの昔に死んだよ。そう、この私が殺したんだがな」
                        バストラルは今までの恐怖を振り払い、ディーンに突進した。
                        「弟の仇!!」
                        「うおぉぉぉー!」
                        バストラルの姿が、突然、消え失せた。
                        「ようやく、バハムートが目覚め始めたか・・・」
                        この状況をジークはただ、見守るしかなかった。
                        「バーサーカーとは、よく言ったものだ。バストラルも所詮は、気の荒いただの人間に過ぎん。なぁ、ジークよ」
                        ジークは困惑した。自分の立場を見失っていた。自分の今まで戦いとは何なのか?不安だけが高まっていった。
                        「今、お前は自分の存在について、自問していることだろう。ジークよ、レイモンドが惚れ込んだ人間よ」
                        「バハムートの目覚めが、そんなに嬉しいか?レイモンドさえ、警告したことを。
                         貴様は一体、何者だ!バハムートの目覚めとは?
                         答えろ、ディーン!!」
                        ジークはディーンに怒鳴りつけ、レイモンドより預かった剣'ベサルスネーガ'を彼に向けて構えた。
                        「レイモンドが惚れ込んだ割には、感情的だな。ジークよ、私はお前らと違い、人間でも、悪魔でもない。神だ。本当はディーンと言う名前ではなく、ちゃんとした名前がある。もっとも、お前に名乗る程でもないが」
                        神。この世界には、神が現れる時、この世が終わるという伝説がある。しかも、神には、如何なる攻撃も利かないことも。
                        「かつて、最高の神は、世界の終わりに、清き心の人間たちの食べ物を確保する為、バハムートを創造した。ただ、この生き物は、あまりに大きすぎ、我らの世界に置いておくことが出来ない。そこで、我らの世界の終わりの日まで、この世界に眠らせておく必要があった」
                        「しかし、眠っているとは言え、奴はたくさんのものを食べる。飢え過ぎると、死んでしまう。また、与え過ぎると、暴れだし、神々でさえ、手を焼く始末だ。そこで、神は奴の背中に、ありとあらゆる生き物を想像した。人間を、モンスターを」
                        「奴の食べ物は、オーラだ。しかも、勢いのあるオーラを好む。だから戦争などは奴のハラを満たす、格好の場所となる。しかし、戦争ばかりさせてしまうと、奴が強くなってしまう。案の定、奴は自分の力で、悪魔を創り出し、戦争をけしかけようとした。クリムトがいい例だ」
                        「そこで、我々はここにレイモンドを派遣し、奴を我らの世界の最後の日まで、大人しくさせることにした。やがて、世界の終わりが近付きつつある頃、私は黄金のドラゴンに跨り、バハムートを我らの世界へ導くよう、レイモンドに知らせに行った」
                        「ところがだ、驚いたことにレイモンドは、この世界で奴を飢えさせようとしていた。平和過ぎていたのである。彼の訳を聞いて、更に驚いた。彼は、ここの人間と親しむ内に、ここの人間たちこそが、清き心を持つ人々だと言い放ったのである。私は呆れたよ」
                        「彼は、私と戦ってまでもバハムートを引き渡さないことを言った。私の目的は、バハムートを動かし、我らの世界へ導いて、食料にすることである。しかし、今の状態では、奴は動けるどころではなかった。そこで私は、各地に邪悪を復活させ、戦争を起こし、奴を動かすことにした」
                        「私は、闇の時代を巻き起こし、人間を堕落させ、恐怖と、殺戮を起こすことに、見事に成功した。クリムトやベルフレイムを復活させ、更には、レイモンドの親友となったバルマーを邪悪なアンデッドにもした。そして、見事にバハムートが目覚め始めたのだ」
                        「バハムートとはもしや・・・」
                        「ふっ、お前もこの言葉を知っていよう・・永劫の時の彼方に我は大地となり、ほとばしる涙は、大海原を形作る・・と。
                         そう、この大陸こそ、バハムート自身なのだ。お前たちは奴の背の上で、歴史を形作っていたにすぎないのだよ」
                        「そして、バハムートが目覚めた今、お前たちの歴史の幕は閉じようとしている。バストラルのように、どんどん消えていくのだ。はっはっはっ。しかし、レイモンドの心を受け継いだお前を除いてだがな」
                        「この俺が?
                         この世界を愛し、この世界で散ったレイモンドのお蔭で、俺は生き延びることが出来るのか」
                        「そうだ、ジーク。それとも、レイモンドとでも、名乗るか?神によって選ばれ、人間から神になった者よ。我と共に、我が世界の民を救おうではないか」
                        「断る!俺はここに残り、バハムートを再び、眠らせる。それがレイモンドの意志であり、俺の意志でもある!」
                        ジークはきっぱり言い、目には、神に対する怒りが込められ、ベサルスネーガをディーンに向けて、構え直した。
                        「なるほど、ベサルスネーガを持っているのか。バハムートの心臓を打ち砕き、神すらも斬り裂く、恐るべき神々の剣。普通の人間が持てば、そのオーラで吸い取るが、神になったお前には、関係ないか。
                         しかし、この私を倒せるかな?お前には死んでもらう!」
                        「神々の武器を持った者に、神の技は通用しない。さっきの光の技で、お前とバストラルが生き残ったのはその為だ。面倒だが直接、私がお前の首をはねてやろう」
                        フル装備のディーンの前に、ジークは苦戦を強いられた。ジークは追い詰められ、ディーンは勝利の笑みを浮かべた。
                        「ふん、元は人間。生粋の神に勝とうなど、甘いな」
                        が、この時、ディーンの背後より、バストラルのバトルアックスを振り下ろす一人の人物がいた。
                         ジークはもとより、ディーンすら驚いた。
                        「貴様、なぜ、生きている。死んだはずではなかったのか?バルマー」
                        「レイモンド殿は、この日を予見しておられた。そう、あの2000年前のクリムト掃討戦の時に。クリムトを葬った私は、レイモンド殿に、全てを打ち明けられ、我が魂を邪悪から守る為、その剣に託し、私をクリムトと相打ちになったことに見せかけてくれたのだ」
                        「アンデッドにされたあと、レイモンド殿は、剣より、我が魂を開放し、こともあろうに、私を蘇生させるため、自分の力の半分を使い切った。そして、完全に回復するまで、精霊の協力を得て、大地の奥で、眠っていたのだ」
                        「レイモンド殿は、最後にジークと言う若者を助けてくれ、彼はお前の子孫だと教えてくれた。精霊の知らせで、彼がクリムトに倒されたのを聞いて、涙が止まらなかった。私のせいで、力を半分にしていなければ、楽に倒せたものを・・・私のせいで死んだレイモンド殿の為にも、お前を倒す!!」
                        「笑止な。そんなおもちゃで私を倒せるとお思いか?」
                        「そんなことは、百も承知の上だ」
                        バルマーはディーンに向かって突進し、掴みかかった。ディーンは素早く剣を構え、彼の胸を深く貫いた。しかし、掴んだバルマーはディーンを離さなかった。
                        「ジーク、今だ。早くディーンを叩き斬れ!我が命が尽きる前に・・・」
                        「離せ!この野郎、離さんか!!」
                        ジークは勢いよくディーンに突進し、心臓を貫いた。ディーンは鮮血を吐くと、断末魔をあげ、その場で崩れた。
                         全てが終わった。ディーンは消え去り、あとには、死にかけたバルマーだけが残った。ジークは回復の魔法を唱えたが、効かなかった。
                        「よくやってくれた。誇り高い、我が子孫よ。あとのことは頼んだぞ・・・」
                        「我が先祖よ。私は貴方のような、素晴らしい英雄の血を受け継いでいることを、誇りに思います」
                        バルマーはもう一度、満足そうな笑みを浮かべると、静かに目を閉じ消えていった。ジークの目からは、熱い涙が止まることはなかった。ゆっくりと立ち上がったジークは空を見上げると、歩き始めた。
                         全てに終止符を打つ為に。
                         ジークはバハムートの心臓のある神殿に辿り着いた。目の前に、正確な鼓動を続ける心臓が、鮮やかに見えた。ジークは剣を構え、これを貫くべく、突き進んだ。ジークの脳裏には、今まで生きてきた記憶が、走馬灯のように流れていった。
                        幼い頃、父バーフに抱き上げられた頃を
                         レイモンドに聖戦士になる為鍛えあげれた少年時代を
                         クロエルンの城下町で、ミーサに初めて知り合った日を
                         闇の時代に、聖騎士団を率い、邪悪と戦った日々を
                         そして、愛するもの、信頼するものを失っていく悲しみを・・・
                        しかし、彼の前に一匹の黄金のドラゴンが立ちはだかってきたのである。
                         黄金のドラゴンは語った。
                        「私はディーンと共にこの地に来た。が、私の目的は違う。私は、最高の神の密命を受けて来た。お前に全てを話そう・・・」
                        その後、何が語られたかは誰も知らない。
                        やがて、バハムートを葬るべく、孤空の彼方より神々の軍団が現れた。
                         そして、その前に蒼き鎧をまとい、黄金の龍に跨ったジークがただ一人立ちはだかったという。
                        完  


                        IP属地:山东13楼2018-05-17 13:14
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                          我就想知道巴鲁玛什么样


                          IP属地:山东14楼2018-07-06 18:43
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                            小时候换卡换过这个卡。回家一玩没玩懂直接又加钱换别的去了


                            IP属地:北京来自iPhone客户端15楼2018-07-17 01:19
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