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学校妖怪纪行-第八怪谈募集中-(彼岸花盛开之夜小说)

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入力:海喵鸣泣
校正:海喵鸣泣

戦栗のマインドホラー连载开始!!



IP属地:中国香港1楼2010-11-19 23:18回复

    学校妖怪纪行(がっこうようかいきこう)第八怪谈募集中~第一章~
    AUTHOR
    竜骑士07
    RYUKISHI07
    ILLUSTRATOR
    西E田
    NISHIDA
    学校で噂になり始めた8番目の不思议……。
    その噂が学校中に広まった时、噂はやがて本物として动き始める……。
    「ひぐらしのなく顷に」の著者が赠る最新作は学校の怪谈を舞台にした、
    怪谈という枠に収まらない、冲撃の展开がまちうける!!


    IP属地:中国香港2楼2010-11-19 23:18
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      2025-05-17 03:05:22
      广告

      男がトイレの个室を出ると、そこには少女が一人残されているだけだった。
      少女の姿は、……一言で言えば异常だった。
      上履きに靴下。
      それは、ここが学校であることを考えれば何もおかしいことはない。
      背负っているのは赤いランドセル。
      それは、ここが学校であることを考えれば何もおかしいことはない。
      そして着ているのは、上下の下着。
      下着を着けていることは别におかしいことでも何でもない。
      …だが、下着姿でトイレの个室にいたことは异常だったし、その姿でランドセルを背负っているのは异常だった。
      そして男と女子トイレの个室に二人でいたことも异常だったし、…ここでどのようないかがわしいことが行われていたのか、
      想像し得たとしても、それは全く异常という言叶以外の何で示されるものでもなかった。
      少女は、男の足音が远のき、自分が无人の旧校舎の忘れられたトイレに一人っきりになったことを思い出すと、
      そのまま床にへたり込み、めそめそと哀れな涙を零し始めるのだった…。
      学校には大势の生徒がいて、女子だってその半分を占める。
      …だから、彼女の名誉やプライバシーを、
      私たちの好奇心だけで引き裂くならば、その名はあっさりとここに明かすことができる。
      少女の名は、森谷毬枝(もりやまりえ)。
      *年8组の生徒で、饲育委员を务める心优しい少女だった。
      成绩は平均。得意教科はなく、苦手教科は体育。
      …その意味では平均よりやや劣る成绩と言えたかもしれない。
      ーー
      毬枝の履歴を见ると、
      班长や委员など、クラスの役职に就くことが多いことがわかる。
      でもそれは、彼女に使命感があったからではなく、
      悪意ある押しつけに対し、彼女が断るだけの强さがないことを示していた。
      彼女も、そんな弱い自分と决别したいと日々思った。
      …だが、思うだけで自分を変えられたなら谁も苦労などしない。
      だから毬枝は、自分すら爱せぬまま、
      今日という袋小路を迎えていたのだった…。
      毬枝が望まぬことをいつから强要されているのか。
      そしてどのような破廉耻な行为を强要あれたいるのか。
      …それについて详细に说明する必要は何もない。
      望まずして、少女は秽し続けられている。
      それだかが、现在の彼女の置かれている状况を简素に说明できる言叶なのだから。
      どうしてこのような悲しい运命に迷い込んでしまったのか。
      最初の切っ挂けは本当にささやかで下らないものだった気がする。
      ああするしかなかった。他に方法がなかった。
      断る术がなかった。それが常に、最善だった。
      にもかかわらず、状况は一向に改善しなかった。
      ひとつの弱みを补うために求められる代偿を支払い、
      さらに代偿を求められる。…蚁地狱にも似た、
      终わりなき悪意の螺旋だった。
      すでに毬枝は多くの弱みを男に握られ、
      口にするのもおぞましいような数々の辱めを断ることもできなくなっている。
      毬枝には、このようなことを相谈できる友人はいなかった。
      家族はいたが、そのようなことを打ち明けられるような信頼関系を结べていなかった。
      ーー
      森谷家には子どもは3人いたが、
      毬枝以外の姉たちはとても优秀だった。自分だけがいつも底辺で、
      ただ生きているだけでも、日々、姉たちの优秀さと自分の无能さを突きつけられた。
      次第に毬枝は卑屈になり、学校でも家庭でもひとりになろうとするようになった。
      悩み事を相谈すれば、姉たちの伟业を比べられ、
      また居心地が悪くなるに违いないと恐れた。
      ……だから、このような蚁地狱に落とされた时、
      家族も含め、相谈する相手が谁一人思いつかなかったのだ…。
      彼女なりに考えた最善は、常に裏目裏目に出続けた。
      押しつけられた饲育委员すら断れなかった彼女に、
      どうして悪意ある罠が振り払えるというのか。
      ……だからこれはつまり、…彼女にはとてもとても気の毒なのだが…、当然の结果だった。
      毬枝はのろのろと衣服を身につけると、再びランドセルを背负う。
      …その背负う重みに、先ほどまで强要されたいた数々の辱めが思い出された。
      だから毬枝は、いつの顷からかランドセルを背负うだけでも、あの男の支配を受けているように感じるのだった…。
      ……どうしてこんなことになっちゃったんだろう…。
      宙を泳ぐ金鱼がいたならば、
      水面で口をぱくぱくさせなければならないに违いないと思うほど、
      酸素の薄れた空気の中で、私はほんやりと考えていた…。
      一番最初、悪かったのは确かに自分だった。
      私はしてはいけないことをしてしまい、それを先生に见つかって咎められた。
      


      IP属地:中国香港3楼2010-11-19 23:19
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        それはとてもとてもいけないことで、
        もしクラスメートに知られたら、きっとまた虐められてしまうに违いないような、…そんなことだった。
        だから、それを内绪にしてもいいと先生が言ってくれた时、……私は少なからず先生に感谢の念を感じたのだ。
        ……その代偿として求めてきた行为が、どんなに异常なものだったとしてもだ。
        私は长いこと、ずっと虐められてきた。
        幸いにして今は虐められている子がいてくれるからというだけのこと。
        だから、私は再び虐められる生け贽羊に戻らないためには、
        どんな代偿だって安く思えたのだ。
        ……それくらいに、生け贽羊の役は、辛いのだから…。
        だからこそ、初めの内は、どんなことを求められても耐えられた。
        クラス中から虐められる恐ろしさや悲しさに比べたら、
        先生の言うことを闻くのはまるで难しいことじゃない。
        先生は、放课后に私を呼び出す时以外は私を虐めないし、
        むしろ私を虐めようとするクラスメートを叱ってさえくれた。
        そう。先生は私にささやかな辱めを强要したとしても、
        私を守ってくれていたのだ。
        だから私は、身を守ってくれる恩返しに、
        先生の望むことをしてあげるのは当然の奉仕だと思って耐えてきたのだ。
        先生の求める行为に罪悪感を覚えるのは私の问题で、
        先生自身はそれらの行为にいつもとても満足し褒めてさえくれた。
        …だから、私は良いことをしているのだと思いこもうとがんばってきた。
        ……でも、先生のヨ欲求は止まることを知らない。
        先生が私を守ってくれることに対する感谢の気持ちとして捧げていたはずの行为は、
        ーー
        今では先生のために私が施さなければならない义务と化し、
        かつてはたまの放课后だけに呼び出されていたはずの関系も、
        徐々に他の时间にも浸食するようになり始めていた。
        授业中に仮病を使って抜けるように命令されたり。
        休日にも学校に来るように命令されたり。
        今では学校生活は副次的なものとなり、
        私は平日も休日も、先生が望んだ时、望んだことを捧げなければならない身とらり果てている。
        平穏な学校生活を守るために耐えてきて苦役は、今や私の平穏を犯し始め、
        何のために捧げている行为なのか、
        


        IP属地:中国香港4楼2010-11-20 00:28
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          その意味すらわからなくなり始めていたのだ…。
          ……でも、先生は确かに私をいじめっ子たちから守ってくれる。
          今日だって、私の教科书をいたずらしようとした男子たちを全员廊下に并べて、
          真っ赤になるくらいに平手を打ってくれた。そして私に谢罪させてくれた。
          だから、…先生が悪い人だとは思えない。
          むしろ先生は、いじめられっ子の私を守ってくれるいい先生なのだ。
          …だから私が先生の望みを闻くのは、それに対する当然の感谢なわけで…。
          それに対し、不快に感じるのはつまり、
          私が感谢の気持ちを忘れかけているということで…。
          ……私は、先生が良い人なのか悪い人なのか、
          …それすらもわからなくなり、
          ……ただただ今日もいいなりになり、下着姿にランドセルを背负うよう命じられ、
          ……先生の日顷の疲れを労うよう命じられただけだった…。
          それが辛く感じるのは、私に感谢の気持ちがないからなのだ。
          先生が守ってくれなかったら、私はきっと今顷クラス中に虐められている。
          …それに比べたら、…こんなの全然、……平気…。
          そうわかっているはずなのに、……私はめそめそと泣き続けるのをやめることはできなかった…。
          ーー
          被害者の名だけが明かされ、犯人の名が明かされない理不尽は新闻だけで充分だ。
          だからここでは、森谷毬枝に理不尽な运命を强いる男についてもその名を明かすべきだと思う。
          すでに少女の独白でも明かされている通り、
          男は毬枝の担任だった。
          名は、金森义仁(かなもりよしひと)。
          若くて线が细く、落ち着いた振る舞いの中にもユーモアを忘れない、
          憧れる女子も多い人気のある教师だった。
          だか、それは容姿だけの问题だ。その内面は、
          彼に憧れる少女たちのささやかな好意を踏みにじってなお余りある最低のものだった。
          かつて圣职を志した顷、彼は高洁な人间だったかもしれない。
          だが、多忙な现実は彼の现実感なき理想などすれない日々に対し、
          理不尽な怒りを抱くようになっていった。
          これだけ自分は灭私奉公をしているのに、それを谁も自分に感谢しない。
          自分の零す汗だけが无駄に滴り落ちるだけ。
          ……なのに、世の中にはそんな自分の苦労の上にさも当り前のようにあぐらをかき、
          うまい汁だけを吸っている连中がたくさんいるのだ。
          自分はすでに报わなければならない。
          だから、これまでの自分の苦労を考えれば、
          これくらいの逸脱は当然の権利であると、
          自分胜手な理论を次第に蓄积されていくようになった。
          ……それは、无自覚の怒りだったに违いない。
          その怒りのはけ口を他者に向けなかったなら、
          彼はそれでも高洁な教师であり続けられただろう。
          …だが彼は、それを他者に向けた。
          こともあろうか、自分の教え子の少女にだった。
          だからその时点で、その高洁な生い立ちに関系なく、
          彼は最低の男であることに间违いなかった。
          彼は今や学校に来る目的は、将来の社会を担う


          IP属地:中国香港5楼2010-11-20 10:57
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            少年少女たちに学问を教えることではなく、
            少女を思うがままに蹂躙して报われない自分を慰めるためだと自覚までしているのだった。
            それに対し、金森が罪の意识を持ったのは本当に最初の最初だけだ。
            弱みを握り、自分の欲望に何の枷を付けることもなく吐き出せる快楽は、
            彼から罪の意识を夺うのに対して长い时间を必要ともしなかったのである…。
            ーー
            朝の気怠い职员会议は、いつ终わるとも知れず、长々と続けられていた。
            通信簿の评価にクラスごとの格差があり保护者から苦情が云々。
            市内の学校でプールを媒介にした皮肤病が流行ったので、
            タオルを共用しないよう指导を厳しく云々。
            つい昨年までは一线の教师だったとしつこく缲り返す教头は、
            伟ぶり、职员室の中で我が物颜で発言をできる悦にすっかり取り凭かれてしまったようだった。
            そんな中、私の心は、早く放课后になって毬枝をいつもの旧校舎のトイレに呼び出し、
            どのようにして自分の欲望のはけ口にしてやろうかという、
            どろどろとした妄想でいっぱいに満たされていた。
            プール开きが始まり、学校指定の浓绀の水着が眩しい季节になった。
            ……下着にランドセルという组み合わせにもそろそろ饱きてきたところだ。
            今度は学校指定水着にランドセルでも背负わせてやろうか。
            …きっと、谁も见たことのない、滑稽で马鹿马鹿しい格好になるに违いない。
            でも、そんな滑稽な格好も、私が命じて准备させれば、
            翌日の放课后には実现でき、
            何ひとつ逆らうことの日のできない少女に好きなだけ妄想をぶつけることが 


            IP属地:中国香港6楼2010-11-20 12:06
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              少年少女たちに学问を教えることではなく、
              少女を思うがままに蹂躙して报われない自分を慰めるためだと自覚までしているのだった。
              それに対し、金森が罪の意识を持ったのは本当に最初の最初だけだ。
              弱みを握り、自分の欲望に何の枷を付けることもなく吐き出せる快楽は、
              彼から罪の意识を夺うのに対して长い时间を必要ともしなかったのである…。
              ーー
              朝の気怠い职员会议は、いつ终わるとも知れず、长々と続けられていた。
              通信簿の评価にクラスごとの格差があり保护者から苦情が云々。
              市内の学校でプールを媒介にした皮肤病が流行ったので、
              タオルを共用しないよう指导を厳しく云々。
              つい昨年までは一线の教师だったとしつこく缲り返す教头は、
              伟ぶり、职员室の中で我が物颜で発言をできる悦にすっかり取り凭かれてしまったようだった。
              そんな中、私の心は、早く放课后になって毬枝をいつもの旧校舎のトイレに呼び出し、
              どのようにして自分の欲望のはけ口にしてやろうかという、
              どろどろとした妄想でいっぱいに満たされていた。
              プール开きが始まり、学校指定の浓绀の水着が眩しい季节になった。
              ……下着にランドセルという组み合わせにもそろそろ饱きてきたところだ。
              今度は学校指定水着にランドセルでも背负わせてやろうか。
              …きっと、谁も见たことのない、滑稽で马鹿马鹿しい格好になるに违いない。
              でも、そんな滑稽な格好も、私が命じて准备させれば、
              翌日の放课后には実现でき、
              何ひとつ逆らうことの日のできない少女に好きなだけ妄想をぶつけることが


              IP属地:中国香港7楼2010-11-20 12:07
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                できるのだ。
                一人の少女を支配すること。…これだけの犯罪的行为で、
                もるで自分はこの职员室にいる谁よりも高みに达してもったように私は错覚することがあった。
                …多くの哲学が、人间が达するべき高みについて问いかけてきた。
                私は、どうすれば自分の人间としての格を上げることができるのか、
                他人に见下されているように感じずに済むのか、
                若い日に真剣に悩んだことがある。
                でも、その解决方法はこんなにも身近に転がっていたのだ。
                谁がを支配し、その上に立つ。
                それだけのことで、私は子どもの顷から拭えなかったコンプレックスを克服することができたのだ。
                だからこそ、自分は今や、谁からも见下されているように感じることはなく、それどころか、
                生徒のいないところで下世话な话に花を咲かせる同僚たちを见下す优越感にさえ浸ることができたのだった。
                ……だが同时に、すっかり影を潜めてしまったはずの、
                怯えの心がわずかに残ることも自覚していた。
                思いのままに少女を自在にできる日々は、
                今日も明日も明后日も続くだろう。
                …だが、来年も再来年も十年后も続くわけがない。
                森谷毬枝が一生徒に过ぎない限り、やがて进级し、卒业する。
                彼女を取り巻く环境は変化し、いつしか私の支配が及ばなくなる时が来るだろう。
                その时、疎远になったカップルがいつの间にか别れてしまうように、
                绮丽さっぱり终わってくれればいいが、それに期待するのはあまりに无谋だった。
                私が毬枝に强いてきたことは、まったくの言い訳の余地なく犯罪だ。
                私からの解放を望む彼女は、决して谁にも言わないといつも誓うが、
                それは私の支配下にあり、逃げ场がどこにもないからこそであって、
                状况や立场が変われば、すぐにでも豹変し、**に通报するに违いない。
                ……たとえ、今がどれだけ従顺であってもだ。
                人は心の底から屈服したりなどしない。
                いつか访れる解放の日までを、もっとも风当たりが少なく过ごす方法として、
                屈服して见せるだけなのだ。
                森谷毬枝は、いつかきっと自分を裏切る。
                だからこそ。……私は、この心とろける日が一日でも长く続くように。
                そして、それでもいつかは必ず终わりを迎えるこの日々が平穏に终わることができるよう、
                少しずつ考え始めていた…。
                初めに思いついたのは、彼女が卒业してからも支配を続け、
                永远に私を裏切らないようにすること。
                ……だが、永远を维持することなど人の身にできることではない。
                とならば、この日々が必ず终わることを前提に、
                绮丽に终わらせることを考えなければならないのだ。
                绮丽な终わりとは、どのようなものなのか。
                永远に裏切らない保证がない相手を、
                永远に裏切らないと信用できるよう终わらせるのはどのようなものなのか。
                それを突き诘めた时、…生き着いた答えは非常にシンプルだった。
                その解答は、テレビや映画にいくらでも溢れていた。
                だからすぐに思いつくことができた。
                …この顷から、……私の心の中に、……いつしか、
                森谷毬枝を杀サナケレバナラナイという考え
                が芽生えるようになってくる。
                少なくとも、今の时点では毬枝は従顺だ。
                家庭环境に不和を抱えるという彼女は、
                家族にも相谈できず、元々いじめられっ子なので、
                クラスにも相谈できる友人はいない。
                だから、彼女が従顺である内に、确実な方法で彼女を葬ってしまうべきなのだ…。
                私の手の平に、じっとりと嫌な汗が溜まるのがわかる。
                ……そう、これはツケなのだ。
                一人の少女を蹂躙し欲望のはけ口にするという、许されぬ罪に対するツケ。
                だが、そのツケの支払い方は、
                罪にさらに罪を重ねるという非人道の极みだ。
                ……でも、私より悪いやつはいくらでもいる。
                …私は今日まで、いや、今日以降も、灭私奉公を続け、
                谁よりも高洁に教职であり続ける。
                担任を精力的にこなし、部活の顾问や保护者とのトラブル、
                それらを谁に愚痴ることも、谁に报われることもなくこなし続けている。
                だから私は、これまでの功绩を考えれば、
                この程度の悪事を差し引いても、まだ悪人とはなり得ないのだ。
                世の中、うもくやったヤツだけがのさばれる。
                うまくやれないヤツはいつまでも利用され続けてくたばって死ぬ。
                ただそれだけのことで、俺はその当たり前の原理ってヤツを、
                森谷毬枝に特别授业で教えてやってるだけじゃないか。
                ……それに気付けないヤツは、生涯を谁かに支配され、
                屈服して生き続けていくしかない。诈取され続けて当然なのだ。
                ……とにかく、毬枝はまだ従顺だ。
                ……いつもひと気のない旧校舎のトイレに呼び出しているが、
                场所を変えて呼び出すことも可能だろう。
                ひと気も证拠も何もないところにうまく呼び出して、绝


                IP属地:中国香港8楼2010-11-26 17:34
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                  2025-05-17 02:59:22
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                  対にバレない方法で杀してしもうことはできないか…。
                  ゆっくり考えよう。必ず完璧な方法が思いつくはずなのだ。
                  だが、それを今日明日までに大急ぎで用意しなければならないわけじゃない。
                  …今日明日程度では、毬枝は私の支配から逃げらられることなどあるはずがないのだから。
                  今日はどのようにして欲望を吐き出してやろう。
                  卑猥な妄想に再び头の中が満たされていく…。
                  その妄想は、予铃によって教头が长话を打ち切るまで、ずっと続くのだった。
                  「めそめそさんが出たんだって」
                  「めそめそって泣いてたのを闻いたんだって」
                  学校は子どもの国だ。…だから、子どもの中で
                  しか通用しないような、妙な迷信が横行しているのはよくあることだった。
                  廊下を歩いている时、ふと闻こえたそれは、最近、
                  その名を闻くようになった新しい学校妖怪のようだった。
                  学校妖怪というのはアレだ。例えば、
                  夜中に踊り出す理科准备室の骨格标本や、
                  目が动くという音楽室のべートーベンの肖像。
                  どこの学校にもあり、
                  そして大して代わり映えのない学校怪谈によく登场するあれらのことである。
                  学校の七不思议なんて呼ばれたりもするアレだ。
                  この学校ではどんなものが七不思议の妖怪なのかはようく知らないが、
                  どうせどこかで闻いたことがあるようなものばかりだろう。
                  子どもたちが话しているのは「めそめそさん」という妖怪らしい。
                  その名のとおり、めそめそと泣く妖怪らしい。
                  実に子どもらしい、安直でいい加减なネーミングだった。
                  くだらないと思い、足早に通り过ぎようとした时、
                  私の足が自然に止まる。
                  こんなことを言い出したのが耳に入ったからだ…。
                  「うん。めそめそさんはね、旧校舎の女子トイレに出るんだよ。
                  そしてね、个室の中で、めそめそ、めそめそと泣いてるの。
                  谁が泣いてるんだろうって思ってね、个室のドアを叩くと、
                  中からこう闻こえてくるの」
                  「めそめそ、めそめそ。そこの人、どうか哀れな私の话を闻いてください」
                  ……………………ッ。
                  私は背筋に、ぞぉっとしたものが这い上がってくるのを感じずにはいられなかった。
                  子どもたちが话している「めそめそさん」は、
                  妖怪でも何でもなく、…本当に実在するかもしれないからだ。
                  旧校舎のトイレの个室の中で、めそめそと泣く


                  IP属地:中国香港9楼2010-12-01 19:54
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                    金森老师鬼畜·


                    IP属地:广东10楼2011-03-24 15:16
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