urata:おぼつかない足取りだって
幾夜ほど昔だろうと
愛しく覚えてしまった
運命は斯くも在るか
sakata:いつまでもいつまでもと
袖を引く 夕間暮れに
風そよぐ髪と まだ慣れぬ白粉
shima:傷つくほどに愛撫しよう
忘れないように
senra:この指先でふたりを
書き残すほどに強く触りたい
【台詞urata】:君が望むのであれば 俺は
(運命に)抗おう
usss:今宵 夜が明けずとも
君の傍にいたいんだ
sakata:この世では許されぬ逢瀬と契り
usss:愛を哀と見間違わぬように
明かし尽くす月影よ
玉響な命を今 照らしておくれよ
shima:時が連れ込むは夜と
静けさと微睡む温度
風吹けば落ちてしまう
宛ら花びらのように
senra:すれ違う人に塗れ
空目した彼方の夢
掻き分ける髪に
懐かしき面影
urata:世界中が君の運命を
狂わそうとした
sakata:泡沫のようにはじけた
舌先結ぶ恋と心音
【台詞shima】:(なに君泣きゆうがで 大丈夫ちゃ
俺はお前のこと 愛しちゅうよ)
usss:濡れる羽衣の肌と
熟しきらぬその花の
senra:酸味まで 愛するよ仰せのままに
usss:その身いつか浮雲となりて
暮れる東雲の空へ
揺蕩うなら
翼を得て啄ばみにいきたい
urasaka:今宵
shimasen:夜が
usss:明けずとも
君の傍にいたいんだ
この世では許されぬ逢瀬と契り
愛を哀と見間違わぬように
明かし尽くす月影よ
玉響な命を今 照らしておくれよ