02. 狼欒神社
🐾壱(ひと)つ、
鳥居(とりい)をくぐる際(さい)は一揖(いちゆう)し給へ(たまえ)
🐾弍(ふた)つ、
参道(さんどう)の正中(せいちゅう)、通(とお)るべからず
🐾参(みっ)つ、
おおっと、手水舎(てみずや)スルーするべからず
🐾肆(よっ)つ、
あ、今(いま)、御守(おまも)り落(お)とした。
からの...気付(きつ)かずに踏(ふ)みつけた
🐾伍(いつ)つ、
御賽銭(おさいせん)は雑(ざつ)に投(な)げるべからず
🐾陸(むっ)つ、
当然(とうぜん)鈴緒(すずお)も雑(ざつ)に鳴(な)らすべからず
🐾漆(なな)つ、
普通(ふつう)の神社(じんじゃ)ならば弍拝弍拍手(にはいにはくしゅ)は悪(わる)くなるだろう。
だが、雑(ざつ)にするべからず
「祓(はら)え給(たま)い、清(きよ)め給(たま)い、神(かみ)ながら守(まも)り給(たま)い、幸(さきわ)え給(たま)い」
🐾捌(やっ)つ、
願ひ(ねがい)事(こと)を声(こえ)に出(だ)すのも悪(わる)くなるだろう。
だが、今回(こんかい)だけは例外(れがい)だ
「父(ちち)の病(やまい)か治(なお)りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、」
これ、其処(そこ)なる女(おんあ)
「え!?神様(かみさま)! もしくは、変質者(へんしつしゃ)...」
何(なに)か失礼(しつれい)な事(こと)を言(い)はれたやうな気(き)もするが......。まあ良ゐ(よい)。
私(わたし)に話(はな)しかける時(とき)は、心(こころ)の中(なか)で念(ねん)じてくれ給へ(たまえ)
「え!? どういうこと!?
何(なに)この状況(じょうきょう)!!」
OK! 事(こと)の経緯(けいい)を話(はな)すと長(なが)くなるので、スーパー説明(せつめい)タイムはを縦糸(たていと)を紡(つむ)ごう
|
縦
糸
は
紡
が
れ
…
——といふ(う)訳(わけ)。当社(とうやしろ)の新(あら)たな巫女(みこ)よ。
捌拝捌拍手(はっぱいはっぱくしゅ)で、今(いま)一度(いちど)拝礼(はいれい)してみ給へ(たまえ)
「あなたの言(い)うことを聞(き)けば、
本当(ほんとう)に父(ちち)の病(やまい)は治(なお)るんでしょうね?」
Of course, yes we can!
「胡散臭(うさんくさ)い」
「でも、ちゃんとやってみよう」
さあ、大神(おおかみ)が遂(つい)にこの地⛩(ちへい)に御降臨(おこうりん)あそばされるぞ!
「え、何(なに)、このスペルクダクル!?
エレクトリカル神社(じんじゃ)!!!
なんか狛犬(こまいぬ)?吼(ほ)えたんですけど?
なんかもくもくしてるし、ヤバイ!
鳥居(とりい)も知(し)らないやつだ......
保、本殿(ほんでん)が光(ひか)ってる!?」
「こんなの、陽葦火山(ひあしひやま)神社(じんじゃ)じゃない
あ、あ、あああぁぁぁーっ!!!」
「あれ?
私(わたし)が生(う)まれ育(そだ)ったのは——」
狼欒神社(ろうらんじんじゃ)
Around 15周年...に 長い旅のプロローグが初まりました...
(Around 15th anniversary... The prologue of a long journey has begun...)
生(う)まれて来(き)た意味(いみ)
死(し)んで往(い)った意味
誰(だれ)かが願(ねが)った《過去と未来の狭間》(いま)
八百万(やおよろず)の《伝言》(Message)
幻想絵巻(げんそうえまき)
第漆.伍(だいななてんご) もしくは 第捌.伍(だいはちてんご)
の
地
⛩
線
(ちへいせん)
絵馬(えま)に願ひ(ながい)を!
鳴呼(ああ)、其処(そこ)に《..へと至る物語のi可能性》(Roman)は在(あ)るのだらうか?
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
狼樂大神(ろうらんおおかみ)の
貴(うず)の大前(おおまえ)に
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)さく
蒙(かがふ)り奉(まつ)る
恩頼(みたまのふゆ)を
尊(とうと)み奉(まつ)り
忝(かたじけな)み礼(いや)び奉(まつ)る
ゑ(え)?
何(なに)を宣(のたま)ひ奉(たてまつ)ってんのか解(わか)らなゐ(い)?
君(きみ)って本当(ほんとう)に神社(じんじゃ)の娘(こ)?
まあ、祝詞(のりと)って基本(きほん)こういふノリだからね。
ささ、次(つぎ)の《文節》(verseバース)には君(きみ)の出番(でばん)もあるよ!
此処(ここ)なる女(おんな)
佐久夜姫子(さくやひめこ)
参上(まつのぼ)り来(き)て
御前(おまえ)に仕へ(かえ)奉(まつ)る状(さま)を
愛(めぐ)しと思(おぼ)ほし給ひ(たまい)
父(ちち)の煩ひ(わずらい)を
祓ひ(はらい)給へ(たまえ)と
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す
はゐ(はい)、奏上終了(そうじょうしゅうりょう)。
さっきの縦糸(たていと)タイムでも説明(せつめい)したけど、
もう一度(いちど)御浚ひ(おさらい)しておこうか!
とりま 単純(たんじゅん)に 「復讐」復習(ふくしゅう)するなら
君(きみ)が 従順(じゅうじゅん)に 神(かみ)に仕(つか)えたら
皆(みな)の願ひ(ねがい)が
叶(かな)って《誰も損をしなる幸福な関係》(ウィンウィンでハッピー)
何処(どっか)かで誰(だれ)かが
叫(さけ)び続(つづ)けてる
其(そ)の想ひ(おもい)、神(かみ)に奉(たてまつ)れ!
絵馬(えま)に願ひ(ねがい)を!
鳴呼(ああ)…
八百万(やおよろず)の幻想(げんそう)の神々(かみがみ)
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
狼欒神群(ろうらんしんぐん)
解釈(かいしゃく)で 地⛩(ちへい)を塗(ぬ)り替(か)へ
*異(こと)なる結末(けつまつ)へと
君(きみ)が契(ちぎ)った灼(あらた)かな神(かみ)は
刹那(せつな)摂理(せつり)を捩(ね)ぢ曲(ま)げ
信徒(しんと)の祈(いの)りを
切(せつ)な願ひ(ねがい)を
必(かなら)ず叶へ(かなえ)る
君(きみ)が仕(つか)へる新(あら)たな社(やしろ)の
責務(せきむ)石碑(せきひ)に浮(う)かべば
昏(くら)き疃(ひとみ)で
赤(せき)の光(ひかり)で
地⛩(ちへい)を導(みちび)く
宵闇(よいやみ)に 願ひ(ながい)星(ほし) 集(あつ)めては
ヒカりを解(と)き放(はな)とう
何刻(いつ)か キミを《否定する》(すくう)為(ため)に
こぞりて
天降(あまくだ)る万能(ばんのう)の神々(かみがみ)
掛(か)け値(ね)なく賢(かしこ)き
狼欒神群(ろうらんしんぐん)
閃(ひらめ)きで 因果(いんが)を書(か)き換(か)へ
望(のぞ)みの結末(けつまつ)へと
侭(まま)… 言(こと)の葉(は)の
調(しら)べを辿(たど)りて
駆(か)け廻(めぐ)る彼処へ(かしこえ)
狼欒随神(ろうらんずいじん)
考察(こうさつ)で 事象(じしょう)を飛(と)び越(こ)へ
未(ま)だ見(み)ぬ結末(けつまつ)へと
輪廻(りんね)の始(はじ)まりへと
生(う)まれて来(き)た意味(いみ)
死(し)んで往(い)った意味
誰(だれ)かが願(ねが)った《過去と未来の狭間》(いま)
八百万(やおよろず)の《伝言》(Message)
幻想絵巻(げんそうえまき)
第漆.伍(だいななてんご) もしくは 第捌.伍(だいはちてんご)
の
地
⛩
線
(ちへいせん)
絵馬(えま)に願ひ(ながい)を!
🐾壱(ひと)つ、
鳥居(とりい)をくぐる際(さい)は一揖(いちゆう)し給へ(たまえ)
🐾弍(ふた)つ、
参道(さんどう)の正中(せいちゅう)、通(とお)るべからず
🐾参(みっ)つ、
おおっと、手水舎(てみずや)スルーするべからず
🐾肆(よっ)つ、
あ、今(いま)、御守(おまも)り落(お)とした。
からの...気付(きつ)かずに踏(ふ)みつけた
🐾伍(いつ)つ、
御賽銭(おさいせん)は雑(ざつ)に投(な)げるべからず
🐾陸(むっ)つ、
当然(とうぜん)鈴緒(すずお)も雑(ざつ)に鳴(な)らすべからず
🐾漆(なな)つ、
普通(ふつう)の神社(じんじゃ)ならば弍拝弍拍手(にはいにはくしゅ)は悪(わる)くなるだろう。
だが、雑(ざつ)にするべからず
「祓(はら)え給(たま)い、清(きよ)め給(たま)い、神(かみ)ながら守(まも)り給(たま)い、幸(さきわ)え給(たま)い」
🐾捌(やっ)つ、
願ひ(ねがい)事(こと)を声(こえ)に出(だ)すのも悪(わる)くなるだろう。
だが、今回(こんかい)だけは例外(れがい)だ
「父(ちち)の病(やまい)か治(なお)りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、
父の病か治りますように、」
これ、其処(そこ)なる女(おんあ)
「え!?神様(かみさま)! もしくは、変質者(へんしつしゃ)...」
何(なに)か失礼(しつれい)な事(こと)を言(い)はれたやうな気(き)もするが......。まあ良ゐ(よい)。
私(わたし)に話(はな)しかける時(とき)は、心(こころ)の中(なか)で念(ねん)じてくれ給へ(たまえ)
「え!? どういうこと!?
何(なに)この状況(じょうきょう)!!」
OK! 事(こと)の経緯(けいい)を話(はな)すと長(なが)くなるので、スーパー説明(せつめい)タイムはを縦糸(たていと)を紡(つむ)ごう
|
縦
糸
は
紡
が
れ
…
——といふ(う)訳(わけ)。当社(とうやしろ)の新(あら)たな巫女(みこ)よ。
捌拝捌拍手(はっぱいはっぱくしゅ)で、今(いま)一度(いちど)拝礼(はいれい)してみ給へ(たまえ)
「あなたの言(い)うことを聞(き)けば、
本当(ほんとう)に父(ちち)の病(やまい)は治(なお)るんでしょうね?」
Of course, yes we can!
「胡散臭(うさんくさ)い」
「でも、ちゃんとやってみよう」
さあ、大神(おおかみ)が遂(つい)にこの地⛩(ちへい)に御降臨(おこうりん)あそばされるぞ!
「え、何(なに)、このスペルクダクル!?
エレクトリカル神社(じんじゃ)!!!
なんか狛犬(こまいぬ)?吼(ほ)えたんですけど?
なんかもくもくしてるし、ヤバイ!
鳥居(とりい)も知(し)らないやつだ......
保、本殿(ほんでん)が光(ひか)ってる!?」
「こんなの、陽葦火山(ひあしひやま)神社(じんじゃ)じゃない
あ、あ、あああぁぁぁーっ!!!」
「あれ?
私(わたし)が生(う)まれ育(そだ)ったのは——」
狼欒神社(ろうらんじんじゃ)
Around 15周年...に 長い旅のプロローグが初まりました...
(Around 15th anniversary... The prologue of a long journey has begun...)
生(う)まれて来(き)た意味(いみ)
死(し)んで往(い)った意味
誰(だれ)かが願(ねが)った《過去と未来の狭間》(いま)
八百万(やおよろず)の《伝言》(Message)
幻想絵巻(げんそうえまき)
第漆.伍(だいななてんご) もしくは 第捌.伍(だいはちてんご)
の
地
⛩
線
(ちへいせん)
絵馬(えま)に願ひ(ながい)を!
鳴呼(ああ)、其処(そこ)に《..へと至る物語のi可能性》(Roman)は在(あ)るのだらうか?
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
狼樂大神(ろうらんおおかみ)の
貴(うず)の大前(おおまえ)に
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)さく
蒙(かがふ)り奉(まつ)る
恩頼(みたまのふゆ)を
尊(とうと)み奉(まつ)り
忝(かたじけな)み礼(いや)び奉(まつ)る
ゑ(え)?
何(なに)を宣(のたま)ひ奉(たてまつ)ってんのか解(わか)らなゐ(い)?
君(きみ)って本当(ほんとう)に神社(じんじゃ)の娘(こ)?
まあ、祝詞(のりと)って基本(きほん)こういふノリだからね。
ささ、次(つぎ)の《文節》(verseバース)には君(きみ)の出番(でばん)もあるよ!
此処(ここ)なる女(おんな)
佐久夜姫子(さくやひめこ)
参上(まつのぼ)り来(き)て
御前(おまえ)に仕へ(かえ)奉(まつ)る状(さま)を
愛(めぐ)しと思(おぼ)ほし給ひ(たまい)
父(ちち)の煩ひ(わずらい)を
祓ひ(はらい)給へ(たまえ)と
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(もう)す
はゐ(はい)、奏上終了(そうじょうしゅうりょう)。
さっきの縦糸(たていと)タイムでも説明(せつめい)したけど、
もう一度(いちど)御浚ひ(おさらい)しておこうか!
とりま 単純(たんじゅん)に 「復讐」復習(ふくしゅう)するなら
君(きみ)が 従順(じゅうじゅん)に 神(かみ)に仕(つか)えたら
皆(みな)の願ひ(ねがい)が
叶(かな)って《誰も損をしなる幸福な関係》(ウィンウィンでハッピー)
何処(どっか)かで誰(だれ)かが
叫(さけ)び続(つづ)けてる
其(そ)の想ひ(おもい)、神(かみ)に奉(たてまつ)れ!
絵馬(えま)に願ひ(ねがい)を!
鳴呼(ああ)…
八百万(やおよろず)の幻想(げんそう)の神々(かみがみ)
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
狼欒神群(ろうらんしんぐん)
解釈(かいしゃく)で 地⛩(ちへい)を塗(ぬ)り替(か)へ
*異(こと)なる結末(けつまつ)へと
君(きみ)が契(ちぎ)った灼(あらた)かな神(かみ)は
刹那(せつな)摂理(せつり)を捩(ね)ぢ曲(ま)げ
信徒(しんと)の祈(いの)りを
切(せつ)な願ひ(ねがい)を
必(かなら)ず叶へ(かなえ)る
君(きみ)が仕(つか)へる新(あら)たな社(やしろ)の
責務(せきむ)石碑(せきひ)に浮(う)かべば
昏(くら)き疃(ひとみ)で
赤(せき)の光(ひかり)で
地⛩(ちへい)を導(みちび)く
宵闇(よいやみ)に 願ひ(ながい)星(ほし) 集(あつ)めては
ヒカりを解(と)き放(はな)とう
何刻(いつ)か キミを《否定する》(すくう)為(ため)に
こぞりて
天降(あまくだ)る万能(ばんのう)の神々(かみがみ)
掛(か)け値(ね)なく賢(かしこ)き
狼欒神群(ろうらんしんぐん)
閃(ひらめ)きで 因果(いんが)を書(か)き換(か)へ
望(のぞ)みの結末(けつまつ)へと
侭(まま)… 言(こと)の葉(は)の
調(しら)べを辿(たど)りて
駆(か)け廻(めぐ)る彼処へ(かしこえ)
狼欒随神(ろうらんずいじん)
考察(こうさつ)で 事象(じしょう)を飛(と)び越(こ)へ
未(ま)だ見(み)ぬ結末(けつまつ)へと
輪廻(りんね)の始(はじ)まりへと
生(う)まれて来(き)た意味(いみ)
死(し)んで往(い)った意味
誰(だれ)かが願(ねが)った《過去と未来の狭間》(いま)
八百万(やおよろず)の《伝言》(Message)
幻想絵巻(げんそうえまき)
第漆.伍(だいななてんご) もしくは 第捌.伍(だいはちてんご)
の
地
⛩
線
(ちへいせん)
絵馬(えま)に願ひ(ながい)を!