STAGE 0.543 「幸せな夏の终わり」
スザク「大丈夫かな本当に?」
ルルーシュ「仆を信じろ。计画は完璧だよ。それより本当に出来るんだろな运転」
スザク「大丈夫そっちは任せろ」
ルルーシュ「カウントダウンだ。5?4?3?2?1?0」
SP「なんだテロか!」
SP「ゲンブ様を守れー!」
スザク「すごい、爆発に烟幕まで。あれみんなルルーシュが?」
ルルーシュ「だから言ったろ。さ、今のうちだ。行こうスザク!」
スザク「ああ!」
ルルーシュ(仆らは用意していた仕挂けが作动すると同时に车に乗り込んだ。目的地は…こいつの巣。
大きな鸟に袭われて飞べなくなった小鸟。巣の位置は分かっている。隣の山の顶上近くにある木の枝。スザクが双眼镜で见つけだした)
ルルーシュ「よし!かかった!」
スザク「すごい、泥棒みたいだ」
ルルーシュ「余计なこと言うなよ、早く出して!」
スザク「ああ!枢木スザク参る!」
ルルーシュ(枢木神社の敷地外に出ようとすると仆らはSPに止められてしまう。仆とスザクはそれぞれ真逆の意味で大切にされているから)
スザク「追ってこないかな?」
ルルーシュ「枢木神社の车は全部使えなくしてある。连络が行って麓の街から车が駆けつけてくるまで10分ちょい。それまでに邮便局前の交差点を超えられる?」
スザク「楽胜。时速70でいいんだろ?」
ルルーシュ「すごい、どこで练习したんだ?」
スザク「なに言ってるんだ、ルルーシュもやっただろ」
ルルーシュ「えっ?まさかゲーム!?」
スザク「当たり前だろ。子供が运転させてもらえるわけないじゃないか」
ルルーシュ「お、おい!止めろ!冗谈じゃない!」
スザク「駄目だよ、10分以内に邮便局だろ任せとけって!」
ルルーシュ「くっ!ナナリーっ」
スザク「あったぞ小鸟の巣。来いよルルーシュ枢木神社も见えるぞ」
ルルーシュ「はあ…はあ…はあ…はあ…」
スザク「ったく。皇子様ってのは体力ないなあ」
ルルーシュ「スザクがありすぎるんだよ、体力马鹿!」
スザク「负け惜しみ。ほら手出せよ」
ルルーシュ「うん」
スザク「よっと」
ルルーシュ「わあ、本当に来たんだね仆たち」
スザク「ああ、大人达をまんまと出し抜いてな。ルルーシュの计画のおかげだよ」
ルルーシュ「车は隠したし、ダミーの手がかりも残してきた。半日は见つからないはずだよ」
スザク「すっごいなあ、よくそんなこと考えられるなあ」
ルルーシュ「向こうは仆らを子供だって侮ってたからそれほど难しくはなかったよ。もっともスザクの运転経験てのがゲームだとは思わなかったけど」
スザク「いーじゃないか、ちゃんと动かせたんだから」
ルルーシュ「まったく、无茶苦茶な奴だな。っははっははw」
スザク「へへっへへw」
スザク「なあルルーシュ、俺思うんだけど俺たちが力を合わせたら出来ないことなんてないんじゃないかな?」
ルルーシュ「っふふ、马鹿马鹿しい。でもそうだったらいいな」
スザク「きっとそうだよルルーシュ」
ルルーシュ「スザクはお父さんみたいに首相になるのか?」
スザク「そうなったらルルーシュは皇帝になれよ」
ルルーシュ「无理だよ。もう皇位継承権はなくなったんだ」
スザク「手伝うよ」
ルルーシュ「スザクが?」
スザク「さっき言ったろ。俺たちが组んだら出来ないことなんかないって」
ルルーシュ「そうか…そうかもな」
スザク「よーし决まりだ!俺はルルーシュを皇帝にしてやる」
ルルーシュ「ありがとう。じゃあ仆はスザクを―――」
ルルーシュ「なんだ?」
スザク「変な音が闻こえる向こうから」
ルルーシュ「え?」
スザク「街の方だ」
ルルーシュ「行ってみよう。この东高図によると北北西の斜面を超えれば街を见下ろせるはずだ」
スザク「分かった」
ルルーシュ(仆らは走り出した。向日葵の中を抜けて崖を登る。そこで见たのは…)
スザク「ルルーシュあれは…」
ルルーシュ「ブリタニアの…」
ルルーシュ(富士山の周囲に不吉な黒い影が多数浮かんでいた。八月十日――神圣ブリタニア帝国が日本に宣戦布告した日。
そしてそれは…仆らの…辉くように幸せだった夏の终わりの日だった…)
终わり
スザク「大丈夫かな本当に?」
ルルーシュ「仆を信じろ。计画は完璧だよ。それより本当に出来るんだろな运転」
スザク「大丈夫そっちは任せろ」
ルルーシュ「カウントダウンだ。5?4?3?2?1?0」
SP「なんだテロか!」
SP「ゲンブ様を守れー!」
スザク「すごい、爆発に烟幕まで。あれみんなルルーシュが?」
ルルーシュ「だから言ったろ。さ、今のうちだ。行こうスザク!」
スザク「ああ!」
ルルーシュ(仆らは用意していた仕挂けが作动すると同时に车に乗り込んだ。目的地は…こいつの巣。
大きな鸟に袭われて飞べなくなった小鸟。巣の位置は分かっている。隣の山の顶上近くにある木の枝。スザクが双眼镜で见つけだした)
ルルーシュ「よし!かかった!」
スザク「すごい、泥棒みたいだ」
ルルーシュ「余计なこと言うなよ、早く出して!」
スザク「ああ!枢木スザク参る!」
ルルーシュ(枢木神社の敷地外に出ようとすると仆らはSPに止められてしまう。仆とスザクはそれぞれ真逆の意味で大切にされているから)
スザク「追ってこないかな?」
ルルーシュ「枢木神社の车は全部使えなくしてある。连络が行って麓の街から车が駆けつけてくるまで10分ちょい。それまでに邮便局前の交差点を超えられる?」
スザク「楽胜。时速70でいいんだろ?」
ルルーシュ「すごい、どこで练习したんだ?」
スザク「なに言ってるんだ、ルルーシュもやっただろ」
ルルーシュ「えっ?まさかゲーム!?」
スザク「当たり前だろ。子供が运転させてもらえるわけないじゃないか」
ルルーシュ「お、おい!止めろ!冗谈じゃない!」
スザク「駄目だよ、10分以内に邮便局だろ任せとけって!」
ルルーシュ「くっ!ナナリーっ」
スザク「あったぞ小鸟の巣。来いよルルーシュ枢木神社も见えるぞ」
ルルーシュ「はあ…はあ…はあ…はあ…」
スザク「ったく。皇子様ってのは体力ないなあ」
ルルーシュ「スザクがありすぎるんだよ、体力马鹿!」
スザク「负け惜しみ。ほら手出せよ」
ルルーシュ「うん」
スザク「よっと」
ルルーシュ「わあ、本当に来たんだね仆たち」
スザク「ああ、大人达をまんまと出し抜いてな。ルルーシュの计画のおかげだよ」
ルルーシュ「车は隠したし、ダミーの手がかりも残してきた。半日は见つからないはずだよ」
スザク「すっごいなあ、よくそんなこと考えられるなあ」
ルルーシュ「向こうは仆らを子供だって侮ってたからそれほど难しくはなかったよ。もっともスザクの运転経験てのがゲームだとは思わなかったけど」
スザク「いーじゃないか、ちゃんと动かせたんだから」
ルルーシュ「まったく、无茶苦茶な奴だな。っははっははw」
スザク「へへっへへw」
スザク「なあルルーシュ、俺思うんだけど俺たちが力を合わせたら出来ないことなんてないんじゃないかな?」
ルルーシュ「っふふ、马鹿马鹿しい。でもそうだったらいいな」
スザク「きっとそうだよルルーシュ」
ルルーシュ「スザクはお父さんみたいに首相になるのか?」
スザク「そうなったらルルーシュは皇帝になれよ」
ルルーシュ「无理だよ。もう皇位継承権はなくなったんだ」
スザク「手伝うよ」
ルルーシュ「スザクが?」
スザク「さっき言ったろ。俺たちが组んだら出来ないことなんかないって」
ルルーシュ「そうか…そうかもな」
スザク「よーし决まりだ!俺はルルーシュを皇帝にしてやる」
ルルーシュ「ありがとう。じゃあ仆はスザクを―――」
ルルーシュ「なんだ?」
スザク「変な音が闻こえる向こうから」
ルルーシュ「え?」
スザク「街の方だ」
ルルーシュ「行ってみよう。この东高図によると北北西の斜面を超えれば街を见下ろせるはずだ」
スザク「分かった」
ルルーシュ(仆らは走り出した。向日葵の中を抜けて崖を登る。そこで见たのは…)
スザク「ルルーシュあれは…」
ルルーシュ「ブリタニアの…」
ルルーシュ(富士山の周囲に不吉な黒い影が多数浮かんでいた。八月十日――神圣ブリタニア帝国が日本に宣戦布告した日。
そしてそれは…仆らの…辉くように幸せだった夏の终わりの日だった…)
终わり