获奖感言:
わ、わたしが1位……!? ええっ!? ありがとうございますっ! う、嬉しいです。
副賞で何でも好きなものを買ってもらえる……ですか。あう、でも、贅沢よりもご主人様の気持ちが嬉しいです。
そうですね、ボロボロになったお掃除用具を、新しいのにしてくれますか?
にっ……2位!? え!? そんな私などの為に票を……こういう時は嫁イドに投票するものですよ、全く。
お気持ちはとても嬉しいのですが、メイド秘書というものは華やかなメイド達の影。私にスポットライトが当たる必要など無いのです。
けれど……名前もお伝えしていない私を見て下さり、本当に嬉しいです。
どうか、これからも末永くお傍でお仕えさせて下さいね。
え……私が、3位なの……? ほんとに?
う、ううーん……嬉しいは、嬉しいけど……なんだか、アウェー感がすごい……先輩たちに、サンドイッチされてるし……
…………本当に、3位なの……? そ、そっか……でも、こういうのは素直に、喜んだほうがいいよね……?
えへ……ありがと、ご主人様……♪ あとで一緒に、お祝いしようね……!
ああああ! ダブルスコアで一位とかぶちかましてたのに!! 恥ずかしーーーー!!
——ま、まぁ、いいわ。よく考えたらトップ5に前のエンパイアクラブの3人がいるんだもの。これってかなり上々じゃない?
アタシがトップじゃないのが不満だけど、ふっふ〜ん。これでようやく先輩の面目躍如かしらね。
ありがと、大好きよご主人様。まだまだ付き合いは長そうね。
ありがとうご主人様。私にしては上出来じゃないかしら? ……ふふ、伝わりにくいかもしれないけれど、私、かなり幸せよ。
というか、その……私のポスターやコメントを追いかけて分かったのだけれど、失礼ね、私はポンコツではないわ。
『実はネコ好きなヤンキー』とか、『実はオタクなキャリアウーマン』とか……全く。そういうのはシナリオライターの手癖というの。
(——はっ、にゃんにゃんの鳴き声が聞こえる……!)ご主人様、急な用事を思い出したからもう行くから。副賞は鰹節をお願いするわ。