洛卡卡卡吧 关注:131贴子:3,189
  • 3回复贴,共1

2010年9月ちばてつやX荒木飛呂彥 トークライブ レポート

只看楼主收藏回复

2010年9月ちばてつやX荒木飛呂彥 トークライブ レポート
ウルトラジャンフ本誌連動企画!
ちばてつやX荒木飛呂彦ト一クライプレポ一ト


1楼2020-07-21 05:19回复
    # 1魅力的なマンガは読者の行動を変える
    7月24日、文星芸術大学(栃木県宇都宮市)のオープンキャンパスの一環として、『あしたのジョー』『おれは鉄兵』をはじめとする数多くの著作で知られるちばてつや先生と、ウルトラジャンプ本誌で『STEEL BALL RUN』を絶賛連載中の荒木飛呂彦先生によるトークライブが行われました。
    ウルジャンエッグでは、このトークライブの全貌を独占紹介! 両巨匠のデビュー秘話、作品作りの裏話、そして最後に行われたライブドローイングでは「JOE VS JOJO」の作画対決(!)が行われるなど、トークライブは盛りだくさんの内容でした。全4回、すべて必見の内容です!
    《鉄兵に憧れて剣道部に入った荒木先生》
    ちば先生といえば、1967年1月に100万部突破を達成した、週刊少年マガジンの黄金時代を支えた方の1人です。当時週刊少年マガジンに連載されていた作品を挙げると、ちば先生の『あしたのジョー』(原作:高森朝雄)、『巨人の星』(原作:梶原一騎/作画:川崎のぼる)、『ゲゲゲの鬼太郎』(水木しげる)、『天才バカボン』(赤塚不二夫)など、誰もが知る名作ばかり。
    そんな週刊少年マガジンの黄金時代に、ちば先生の作品をはじめとしたマンガに魅了された荒木先生。トークライブ冒頭で行われたライブペイントでは、『おれは鉄兵』の主人公・上杉鉄兵を描きました。
    少年時代には、ちば先生の作品に登場するキャラクターの服装を真似したり、剣道を始めたりと、荒木先生の生活とちば先生の作品は深く関わり合い、大きな影響を与えていたそうです。そんな思い出のつまった、ちば先生の作品にまつわるエピソードをご紹介していきます。


    2楼2020-07-21 05:20
    回复
      『ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダスト クルセイダース』の主人公・空条承太郎を描くちば先生。この日のために練習をしてきたという、ちば先生の熱い想いが絵に込められていく。
      ちば先生の作品『おれは鉄兵』の主人公・上杉鉄兵を描く荒木先生。大好きな作品で小さな頃から描いていたというだけあり、慣れた手つきで作品が仕上がっていく。
      荒木先生
      僕の「ちば作品」体験なんですけど、小学生1年ぐらいの時に初めて買ったマンガ週刊誌が「少年マガジン」で、その時、ちば先生の『ハリスの旋風』に出会ったんです。後に『国松さまのお通りだい』というタイトルでアニメにもなった作品なんですけど、主人公の国松さまが、服に継ぎあてしてるキャラクターなんですね。で、そのファッションにすごく憧れて、服が破れてもいないのに母親に「継ぎあてしてくれ」と言って真似するほど好きだったんです。
      その後『あしたのジョー』が始まって、中学に入る時くらいには『おれは鉄兵』が始まりました。主人公の鉄兵が剣道部で大活躍していた影響で、「じゃあ僕も剣道部に入ろうかな」という感じで、剣道を中学の時にやりました。そういう体験です。ちば先生のマンガのキャラクターは、もう僕の実生活と密着していて、友達みたいな感覚っていうか。
      ちば先生
      どうもありがとうございます。そんなちっちゃな一年坊主がこんなに立派に成長して、今や日本を代表する漫画家になってくれて、私はとっても嬉しいです。今、マンガってちょっと元気にないんですよね、色んな意味でね。だから、こういうね、素晴らしい後輩が育ってくれるとね。まあ、育って…て言うか、もう20年以上もされてるんだけどね。


      3楼2020-07-21 05:20
      回复
        ちば先生と荒木先生の対談を一目見ようと集まった高校生・大学生たち。
        立ち見や、別室でのモニター上映もされるほどの盛況ぶりであった。
        《百科事典の頭から順番に見てアイデアを練った》
        ちば先生
        『ジョジョの奇妙な冒険』は、もう20年も連載されてますよね。作中ではいろんな国へ行くし、いろんな人種が出てくるし、いろんなアイデア出てきますね。私も、岸辺露伴の持つ能力には驚きました。ピッとこう手をやると、ベタのところにシュシュッとスミが飛んで塗られて、しかもはみ出ないんだよね! あれはいいですね~。ああいう技が実際に自分でもできたらいいなと思いますね。
        で、こういうものは、きっと生物学から歴史から科学から、いろんなことを勉強しないと描けない。だけど、漫画家って忙しいでしょう? ものすごいページ数を描いてますしね。アンテナは常に張ってるとは思うんですが、いつ勉強したりアイデアを練ったりしているのか、聞きたいなと思って。
        荒木先生
        『ジョジョ』を描き始めたときに、この作品では世の中にある、あらゆるものを「何でも描こう」って思ったんです。アステカ文明、石仮面、吸血鬼など色々なものを描いているうちに、発展して目に見えない超能力までいったんです。水とか空気とか、見えない煙とかまで絵にしたいと思っていて。たぶん、描いてないものはないんじゃないかって思うくらい様々なものを描きました。百科事典の頭から順番に見て、アイデアを作ったりもしましたね。あとは実際に連載をしていると、とにかく描かなければいけない状況になっているので、勉強せざるを得ない、という感じなんです。
        ちば先生
        『岸辺露伴ルーヴルへ行く』(ウルトラジャンプ2010年4~6月号)を拝見しました。非常にリアル感があって本当にそこへ連れていかれたかのように感じたし、ルーヴル美術館って名前は知ってるけど、なかなか作中に出てくる裏側のような場所に行くことは出来ないですよね。なのに地下の暗さといい、何か、匂ってくるんだよね。かび臭い匂いというか、ネズミかなんか出てきそうな、そういうリアル感が本当によく出てたよね。ああいう取材をね、どうされるのかなぁ?と思って。
        荒木先生
        あれはルーヴル美術館から依頼された作品なので、実際に取材に協力してもらって描いたんです。読んでくれた方はわかると思うんですけど、消防士が2名、美術館の関係者1名と通訳の方っていう、作中通りの人数で、ストーリー通りに、地下室や捨てられた倉庫を見てきたんですよ。露伴が行ったように。ストーリーでは露伴に同行した人たち全員死んでしまうんですけど、実際には消防士さんたちはみんな生きて帰ってこれたんですけどね(笑)。
        ちば先生の作品は実生活と深く関わっていて、キャラクターたちは友達のような存在だったと語った荒木先生。「ウルトラジャンプ」に掲載された、『岸辺露伴ルーヴルへ行く』は実際に見聞きした体験が色濃く反映されているとのことでした。
        次回は、ちば先生の作品に大きな影響を受けた少年時代を過ごした荒木少年が、漫画家・荒木飛呂彦になるに至るデビュー話、そして週刊少年マガジンの黄金時代を支えた漫画家・ちば先生のデビュー当時の貴重なお話をご紹介します。


        4楼2020-07-21 05:20
        回复