SOUL'd OUT：
そうですね描いて頂きましたね。
荒木：
シンノスケさんがジョジョのファンだって聞いて、
そこで「描いてください」っていう、その時に出会ってるから描いてくださいみたいな事が来たと思うんですよね
ジョジョっていうのは先祖からの因縁が・・・怖い目に遭うじゃないですか？
承太郎っていう主人公が
それと似たような事をちょっとSOUL'd OUTに感じてその逆ですけど
SOUL'd OUT：
最初の対談が第一部で
「Catwalk」が第二部で
今回が第三部で続いてますね
荒木：
こっちは嬉しい因縁だけど
SOUL'd OUT：
いや嬉しかったですよ
僕らも
最初もこういう対談でしたね
結構いい具合に時間がかかってていいっすよね
ポンポンポンって行ってないじゃん
そうだね
ちゃんと長い年月かけて
じわじわと一年後、二年後とかに「Catwalk」か、みたいな
荒木：
皆さんの事が段々好きになって来るっていう、ねぇ。
最初はちょっと緊張してて
なんかさ、見てくれ怖いじゃないですか（笑）
SOUL'd OUT：
お互いこう探りあうよね
始めは
荒木：
皆さんなんかねHIPHOPっていうんですか？
見た感じイメージが怖いんですよ（笑）
SOUL'd OUT：
あーよく言われます
荒木：
カッコいいんだけど、でもなんかディギーが音符読めたりとか、びっくりするんですよ（笑）
普通ですか？（笑）
SOUL'd OUT：
また言った（笑）
荒木：
音符を読めるんじゃなくて書いてるんですよね
そういうあれだったのかと思って
言っちゃダメなんですか？これ（笑）
SOUL'd OUT：
全然いいですよ（笑）
荒木：
イメージがモーツァルトみたいなの
SOUL'd OUT：
モーツアルト？
だいぶ遠ざかるなぁ（笑）
荒木：
録音スタジオ風景がそんな感じでしたよ。
微妙な音の色彩ってあると思うんですけど
それがこう探って録音してるんですよね
あれがなんか凄い興味深くて30分で「あ、どうもありがとうございました」って（笑）
SOUL'd OUT：
あれからが楽しかったのに
荒木：
ほんとにねぇ、うん、なんかそんな感じですよね
SOUL'd OUT：
なるほど
モーツァルト目線っていう事で

荒木：
なんかこう・・・不良のモーツァルト（笑）
ストリートのモーツァルトって感じですよね
映画の話とかしていいんですかね？
「ジョジョの奇妙な冒険」っていう漫画があるんですけどそれの第一部っていう所がアニメ映画になるんですよね
SOUL'd OUT：
おめでとうございます
荒木：
ありがとうございます。
その縁なんですよ
僕がやってくれって言った訳じゃないのにSOUL'd OUTが主題歌っていうんですか？
SOUL'd OUT：
それが嬉しいですよね
スタッフさんから名前が挙がったって言う話を
荒木：
僕は恐れ多いからそんな事言えないんですよ
SOUL'd OUT：
またまた（笑）
荒木：
ほんとにやって欲しいのに（笑）
SOUL'd OUT：
二年前の対談では「あー、ま、機会があったらじゃあ描きますかねぇ」とか言ってたくせに（笑）
今更何言ってんだよ（笑）
荒木：
とにかくそういう感じだったんで
曲の話とかも言っちゃっていいんですか？
デモテープみたいなの渡された時に音源がすごい悪いんだけど、なんか凄いいいんだよね（笑）
チョー感動しました
SOUL'd OUT：
録りっぱなね
まだミックスアップされてない感じの段階が
変に生々しくていいんですよね
荒木：
なんか世界がこう襲い掛かってくるような
SOUL'd OUT：
嬉しいなぁ
荒木：
これ、木曜日まで聴けないんですよね？
SOUL'd OUT：
まだとって置いて
これ4日間担当するんでね
最終日にかけます
SOUL'd OUT：
じゃあねぇ、
知られざる漫画家の生活とは？
荒木：
え、僕の話中心でいいんですか？

SOUL'd OUT：
シンノスケ一回遊びに行ったんだよね？
行った行った
スクリーントーンを貼ったらしいじゃん？
お手伝いさせていただいて
凄いあれなんですよね。
荒木先生はきちんと生活パターンがなってるから、凄いと思うんですよ
結構時間とか決まってるじゃないですか
荒木：
そうすね
締め切りが翌週になるとそれが自分のあれに食い込んで来るから
翌週のスケジュールに
SOUL'd OUT：
結構、漫画家さんって自分のペースでだらだら行くのかと思ってたのに
荒木：
いろんなタイプいますけどね
僕は昔から徹夜しない、会社員のように
昼休みは一時間半取ってちゃんと
SOUL'd OUT：
へー偉いなそれ
なかなか出来ないよね
それはスタッフさんとかも？
荒木：
そうすね
皆ちゃんと8時とか9時に帰ってますね
SOUL'd OUT：
作業場とか凄かったよ
見てみたいな
みんな絵が上手いんだよね、やっぱね
そりゃそうだろ（笑）
中には下手な人もいんのかなとか（笑）
ヘマしちゃうヤツとか怒られてる人とかいんのかなとかと思ったんだけど（笑）
凄いですよね
荒木：
ありがとうございます
SOUL'd OUT：
こうお互いをこう褒めあう事でね（笑）
探り合ってる、まだまだお互い探り合っている（笑）
荒木さんとSOUL'd OUTですが
曲の方ここらでかけたいと思いますが
デビューシングルですね
今日一日目はSOUL'd OUTで「ウェカピポ」という事で
聴いてください
♪「ウェカピポ」～

SOUL'd OUT：
はい、お聴きいただいた曲はSOUL'd OUTで「ウェカピポ」でした
この続きはまた明日という事なんですが
明日もこんな感じでマイペースに、ね？
荒木さん？
荒木：
ありがとうございました
SOUL'd OUT：
明日もよろしくお願いします
はい、SOUL'd OUTと
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦でした
SOUL'd OUT：
また明日

２日目(2006/12/26 25:30-25:43)
SOUL'd OUT：
はい皆さんこんばんは
SOUL'd OUTのディギーです
ブラザー・ハイです
シンノスケです
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦です
SOUL'd OUT：
はい「RE-FLEX VOX」
今週は俺ら4人が担当している訳ですが
今日二日目ということで
昨日盛り上がったね？
そうだね（笑）
荒木：
褒め合って（笑）
SOUL'd OUT：
びっくりしちゃった今（笑）
今日二日目と言う事でね、プロを目指すに当たって何がきっかけでとかそういう
どういう志をもってとかね、そういう所を探り合って行きたいなと（笑）
荒木：
SOUL'd OUTの皆さんから言って下さいよ（笑）
どうやって知り合ったんですか？
まず３人は？
SOUL'd OUT：
えぇとね、デモなんですけど
デモテープとか、雑誌のメンバー募集とか
音楽雑誌の所謂メンバー募集とかそういうのがあるんですよ
投稿欄みたいな
荒木：
「こいつ、いいな」みたいな？
SOUL'd OUT：
そうそうそう
探り合いだよね
そうそうそう
荒木：
「こいつ、才能あるのかな」とか？
SOUL'd OUT：
そうですよね
なんかいい感じするからいいや、とか
まずやってみるとかね
一緒に
荒木：
みんなピンと来た訳ですか？
「俺がメインボーカルだ！」みたいな喧嘩みたいな・・・喧嘩じゃないけど自己主張（笑）
SOUL'd OUT：
「お前キャッチャーな」みたいな（笑）
荒木：
そうそう、そういうのないんですか？（笑）
SOUL'd OUT：
みんなパートが違ったんですよ
初期は
大元は
荒木：
そうやって集まる物なんですか
SOUL'd OUT：
あぁ！結構簡単に飛ばすなぁ（笑）
荒木：
それは何年前ぐらいっていうんですか？

SOUL'd OUT：
何年前？
１０年前？
そうだね１０年ぐらいだね
荒木：
それでライブハウスみたいな所に出るんですか？
オーディションみたいな？
ほんとに何にもねミュージシャンがどうやってデビューしてるのか全然分かんないんですよ
SOUL'd OUT：
所謂ライブをこう
荒木：
ライブを重ねて行って？
SOUL'd OUT：
またそこで横繋がりとか出来てくるじゃないですか
そうするとまた「じゃあ、あそこのライブ出ない？」とか、いう事があったりとかですね
荒木：
レコード会社の人がそれを見てて「君らいいね」って言って引っ張られたりっていう感じの
イメージがあるんですけどそれは違う？
SOUL'd OUT：
レコード会社とかにも送って活動しながら
忘れた頃に電話あったからね
「あぁ、そういえば送ってたね」みたいな
荒木：
例えば僕なんかは「少年ジャンプ」が好きだから「少年ジャンプ」に行くんですけど
レコード会社ってどうやって決めたりするんですか？
SOUL'd OUT：
まずちゃんと聴いてるか聴いてないかっていう所もがあるよね
沢山のテープが送られて来る訳だろうし
タイミングによっては一々全部チェックしてられる訳じゃないだろうし
所謂イントロの一曲目が
”声が始まるまでに３０秒イントロがある曲はもう聴かない”
とかそういういろんな噂があるんですよ
荒木：
あぁー！それ漫画家と同じですよ。
漫画家は原稿袋から出されない時があるんですよ
SOUL'd OUT：
えー！（３人一緒に）
酷いなそれ
荒木：
「こういう漫画見たくない」みたいな
「見たい絵を描いて来い」と
それはすごい怖かったですよ
SOUL'd OUT：
すげー個人的な好みで？
荒木：
それがなんかチョー恐怖
そういう風に言われるのが
だって何日も徹夜のような事をして描いて行くじゃないですか
チラッと見て「あ、この絵見たくない、帰って」（笑）

SOUL'd OUT：
それじゃ運ですよね？
その担当の？
荒木：
いや、担当の人は毎日見てるから
「おんなじような絵を描いて来んな」っていう意味合いとか
「人と違った絵を描いて来い」みたいな
それから読み始めて面白いか面白くないか
SOUL'd OUT：
掴みですよね
荒木：
でしょうね
今はどうか知らないですけど
少なくとも２０年ぐらい前の漫画界はそんな感じで
SOUL'd OUT：
荒木先生は、どうやって漫画を描くプロセスを覚えたの？
俺なんか分かんないから、どんな紙に描いたらいいのかも分かんないし
荒木：
石ノ森章太郎が「漫画の描き方」っていう本を出してたんですよ、昔
今もあんじゃないかな
その本まず読んで「あぁ、こうやって描いてんのか」って思って
友達とか「うまいね」とか言うじゃないですか
その気になってたら高校の時に「ゆでたまご｣って言う「キン肉マン」の、
あの人高校生でデビューしたんですよ
プロになっちゃったの
殆ど同い年なんですよね
えー！っと思って、こんなの勉強してる時じゃないと思いましたね
SOUL'd OUT：
（笑）
荒木：
僕も漫画描かなくちゃ！と思って
漫画描いて投稿したのが少年ジャンプ好きだったから、少年ジャンプになったんですけど
そういう感じ
SOUL'd OUT：
ずっと漫画家になろうと思ってたんですか？
最初っから？
荒木：
そうですね
友達がほんとやたらと褒めてくれるんで
あの友達には感謝してます
いい編集者だったなぁ（笑）
「いいねー！いいねー！」って言ってくれるんですよ
SOUL'd OUT：
そんな所で
盛り上がりましたね、今日もね（笑）
面白トーク炸裂で
盛り上がるって言葉がもうヤバイよね

SOUL'd OUT：
えー、曲の方に・・・うふっ（笑）・・・全然売れなかったね、これそう言えば（笑）
そういう事言うなって！（笑）
リカット*だからね
リカットだからしょうがないね
せっかくこうジャケットも書いてもらってました
*アルバム収録曲をシングルとして売る事
荒木：
お役に立てなくてすいませんでした
SOUL'd OUT：
いえいえ・・・
ほら！ほら！スネちゃったじゃない（笑）
曲の方ですが今日は二日目という事で、ブラザー・ハイから曲紹介どうぞ
あ、俺ですか？
荒木先生がジャケットを手掛けました「Cat Walk」
♪「Cat Walk」～
SOUL'd OUT：
はい、お聴き頂いた曲はSOUL'd OUTで「Cat Walk」でしたー
この続きはまた明日という事なんですが
明日は何について話しますか？
荒木：
え（笑）
ノリで
SOUL'd OUT：
ノリで
ノロイで*
ノリで
はい、ノリで明日もよろしくお願いします
*恐らく荒木先生の発言を聞き間違え
以上、SOUL'd OUTでした
そして
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦でした
SOUL'd OUT：
また明日

・３日目(2006/12/27 25:30-25:43)
直前の「OH! MY RADIO」水曜パーソナリティーの森山直太朗が対談について触れる
「面白い組み合わせだね？
どうしてこういうくだりになったの？
映画？漫画か？
ファンなんだ、あー
SOUL'd OUTの皆がジョジョの・・・逆！？*
そんな？そういうことか？うーん
それじゃあ聴いてみましょうね」
*正しくはSOUL'd OUTのシンノスケが荒木飛呂彦ファン
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SOUL'd OUT：
はい皆さんこんばんは
SOUL'd OUTのディギーです
ブラザー・ハイです
シンノスケです
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦です
SOUL'd OUT：
「RE-FLEX VOX」今週は俺ら4人が担当して来てる訳ですが、三日目！
えー、こんな調子で、こうノリで喋って来てる訳ですが
荒木さんの生で声聴けるっていうのは相当レアな
荒木：
初めてです
そんなラジオなんか、本当おこがましいです（笑）
僕なんか
ありがとうございます
SOUL'd OUT：
今日のお題「アイデアに煮詰まった時の解消法」
プライベートな時間とか要は何をしているのかと
そういう系だね
荒木先生はアイデアに煮詰まると？
荒木：
僕はやっぱり好きなのはホラー映画ですね
ホラー映画ってちょっと語ると長くなるけど（笑）
スプラッター嫌う人っているじゃないですか？
SOUL'd OUT：
色々あるんでしょ？種類が
女性はダメって言いますよね
荒木：
あれはよくないです
スプラッターって作り物じゃないですか？
血を飛ばす時とかの裏に才能があるんですよ
例えばサム・ライミっていう「スパイダーマン」を撮った監督とかスピルバーグだとか
今、有名な監督って言うのは皆ホラー撮ってるんですよ
アイデアの塊なんですよね
最初の新人の頃の
だからホラー映画ってチョー楽しいです
SOUL'd OUT：
（笑）
荒木：
ちょっと語る、熱く語る、うん
特にスプラッターとか人体をどうやって破壊するかとか
そういうところにアイデアがあるんですよね
嫌って観てちゃダメ
芸術なんですよ、あれ
アートですね

SOUL'd OUT：
ゾンビ映画大好きですよね？
荒木：
ゾンビ映画は（笑）
どうやって頭を吹っ飛ばすって言うのがアートなんです
ヤバイのはやっぱり悪魔とか怨霊を描いているのがちょっと
アレはね本当にいたらどうすんですか？アレは（笑）
すごく怖いですよ
あれはちょっと苦手ですね
あっちの方が
SOUL'd OUT：
「リング」とか？
荒木：
「リング」とか「オーメン」とか
SOUL'd OUT：
あ、オーメンは観た！俺
あんまホラー好きじゃないけどそれは観た
荒木：
そーすか？（笑）
SOUL'd OUT：
すげー怖くてそれ以来観てないと思うけど
あれは怖かったなぁ
荒木：
ゾンビは楽しいっすよ（笑）
僕はそれです
それじゃあSOUL'd OUTの皆は？（笑）
僕はもう喋る事終わりました
ディギーさんとかは？
SOUL'd OUT：
俺、結構いつも行ってんだけどね、海、山に行く
荒木：
海、山行くと曲浮かぶんですか？
SOUL'd OUT：
車ってね意外と曲が聴けるじゃないですか？
長い間、ちゃんとこう、
ある一定の時間、一時間とか二時間とか好きな世界にハマれるわけですよ
要は
そういう意味もあるかな
荒木：
で、浮かんだらメモするんですか？
それともこう吹き込んで？
SOUL'd OUT：
なんかチョコチョコっとメモりたい時はメモるけどあんまり
すごいそこに一生懸命にはならない
荒木：
忘れたらどうするの？
SOUL'd OUT：
忘れちったよー！っていうだけかな（笑）
荒木：
大した曲じゃなかった？
SOUL'd OUT：
いや別にそうとは思わないけど
でも惜しいって思う時はあるよね
あるある
あれなんだっけ？なんだっけ？って
すげー良かったのに忘れちゃったっていうのはある
荒木：
えー！もったいないじゃないですか？
SOUL'd OUT：
よく言いますよね「忘れるぐらいならどうのこうの」とかね
荒木：
「忘れるぐらいじゃ大した事ないだろう」？
SOUL'd OUT：
かっこつけんじゃねーよって感じで（笑）
俺もちょっとそれ思う
スゲー思う
荒木：
スゲー思ったよね（笑）

SOUL'd OUT：
そんな感じかな
荒木：
ブラザー・ハイさんはどうですか？
SOUL'd OUT：
俺はですね
俺もよく車とかバイク好きだから、そういうので遠くに行ったりとか
高速乗ったり凄い好きですね
高速がすごく好き
荒木：
リズムですか？
音楽聴いて乗ってる訳じゃないですよね？
SOUL'd OUT：
音楽をちゃんと聴かなきゃって思ってたりとか
仕事で聞かなきゃっていう時は
車でよく聴いたりとかするかも
荒木：
バイクはただ走ってる
疾風？疾走感？
SOUL'd OUT：
疾走感もそうだし
あんまり色々考える余裕がなかったりするから、結構高速とかで・・
たまにバイクで音楽ガンガンの人いるじゃん？
いるね！
あれ迷惑じゃないの？
俺はチョー反対派なんだよね
そうだよね
あれ乗っててもそんなに聞こえないしね
全部外に流れて行っちゃうよね
荒木：
後ろに行ってるんだろうな
SOUL'd OUT：
主張してるんだろうね「俺はこれが好き」みたいな
あぁ、主張か、なるほどね。
ヒップホップですね
（笑）
SOUL'd OUT：
今日はちょっとしたプライベートを語り合ってみましたが（笑）
ちょと曲行く前に「Single Collection 」今日リリースという事で
荒木：
おめでとうございます
SOUL'd OUT：
14曲、シングルまさにシングルがずらっと一同に14曲並んだ
プラスDVDが13曲？
残念ながらリカットの「Cat Walk」は無いんですが！
「Cat Walk」ね、入ってないんですよ
荒木：
えーそうなの？
すいませんでした（笑）

SOUL'd OUT：
結構「Magenta Magenta」とかでジョジョの世界をシンノスケが思いっきりフィーチャーしたいって曲で
エイジャの赤石とかね
荒木：
ありがとうございます
SOUL'd OUT：
俺らスタンドだったからね（笑）
そうだよ（笑）
荒木：
SOUL'd OUTの曲って耳にこびり付くんだよね！
この間の「Starlight Destiny」もエコー！エコー！がさぁ、もー、さー！（笑）
エコーが頭の中にエコー！エコー！なんだよ！
SOUL'd OUT：
そういえばエコーあったね！
「エコーズ」か（笑）
ACTなんとかって、こう成長して行く
「エコーズ」好きだったね
荒木：
エコーのフレーズのところがもうダメだったな（笑）
ダメって、次の違う人の聴いてもダメなんだよ！
うちの嫁がおまけに鼻歌で歌ってさぁ！
ほんとあれいい曲でしたよ「Starlight Destiny」
SOUL'd OUT：
それ聴こうよ
シンノスケ曲紹介を
エコーエコーがしつこい「Starlight Destiny」を聴いてください
♪「Starlight Destiny」～
SOUL'd OUT：
はい、お聴きいただいた曲はSOUL'd OUTで「Starlight Destiny」でした
今日もいろんな話をしてきましたが、この続きはまた明日という事ですが
明日は、2006もいよいよ終わりということで
なんとなく振り返りつつ2007年抱負、展望、とかどう？
いいね
ばっちりです？
年末だからね
やっていかなきゃ
という事で明日もよろしくお願いします
SOUL'd OUTと
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦でした
SOUL'd OUT：
また明日
荒木：
どうも

SOUL'd OUT：
でも、俺ら的にもdedicated to* 荒木飛呂彦さん的なね、そういうのがあるんでね
*捧げる、献呈する
そうだね
荒木：
ありがとうございます
なんかちょっと涙ぐんで（笑）
SOUL'd OUT：
「この曲やるよ！」みたいな話だからね
嬉しいですよ
荒木：
「ジョジョの奇妙な冒険」っていうのの第一部がアニメ映画になるんですけど
それのテーマソングっていうか
本当に光栄で、なんか最高ですね
なんかね、売る為に付けられたって感じじゃないっすね
うん
そんな風な雰囲気があって、なんかいいのかな？って感じ
僕なんかのこんなアニメに使わして頂いて
SOUL'd OUT：
良かったね
嬉しいね
うん
荒木：
曲の方が先に出来てアニメまだ出来てないんですけどね
実はね
完成してないんですよ
SOUL'd OUT：
ギリギリだ
荒木：
ギリギリ（笑）
脚本とか絵コンテまではちゃんとチェックして、いい出来になってるんですけど
完成はまだ観てないのになんか曲だけスゲーみたいな（笑）
なんないように言っときますんで
SOUL'd OUT：
楽しみですね
ね？
荒木：
うん？
う、うん（笑）
SOUL'd OUT：
う、うん（笑）
楽しみでしょ？
映画の方も
荒木：
楽しみなの半分まだ不安なのもありますけど
皆さんにちゃんと喜んで頂けるような物を
僕はスタッフじゃないんですけど、原作者として娘を嫁にやるような気持ちなんですよ
僕があれこれ言ってさぁ、揉めて破談になったらヤバイじゃないですか
父親が「旦那はなんだ？」みたいな、さぁ
ひたすら！ほんとに幸福を願っている感じ
SOUL'd OUT：
言わなそうだよね（笑）
もう手を離れたらある程度お任せなんですか？

荒木：
あ、そーっすね
もう幸せ願ってるだけですよ
幸せになってください
SOUL'd OUT：
（笑）
2月の17だっけ？
2/17公開ですね
一週間を振り返りつつ2006振り返りつつ
2007こう、あるわけですが
今年はいい年だったんじゃないですか？
ね？
落ち着いたいい年だったね？
落ち着いたいい年だったね
「Single Collection」も出せたし
「Cat Walk」でジャケット描いて頂いたし
荒木：
そーすね
僕としてもあんまりジャケット描くなんていう仕事は無いんで
すごく楽しく光栄に描かせて頂きました
SOUL'd OUT：
それで映画に繋がり
年を跨いで
荒木：
そーすね
SOUL'd OUT：
結構、こうジョジョの年だったよ！
そうだね
マジで
荒木：
振り回された？（笑）
SOUL'd OUT：
もう至る所にこう・・・「またジョジョかよ！」みたいな（笑）
荒木：
来年はいいか、みたいな？（笑）
SOUL'd OUT：
荒木さんの家に行ったし、パーティも出たし
「Cat Walk」でしょ？
荒木
すいませんね、振り回して（笑）
SOUL'd OUT：
いえいえ（笑）
年末、こう四日間こうやらして頂いてね
来年以降もいい関係を続けて頂けたら
荒木：
はい
ありがとうございます（笑）
SOUL'd OUT：
面白そうだね、でも
荒木：
いや、そっちより先に、あの
SOUL'd OUT：
そっちより先に俺、６から読まなきゃいけないからね（ディギー）
６部ぐらいからね
６部いいよ（ブラザー・ハイ）
徐倫！
ストーンオーシャンね
俺、徐倫が一番好きなんすよ、実は(ブラザー・ハイ)
荒木：
ありがとうございます