菅野美穂 X 正冈律 interview
律のまなざしを大切に表现
司马辽太郎さんの原作を読んだとき、「私も男性に生まれて、このドラマで男の人の役ができたらよかったなぁ」と纯粋に思いました。300年続いていた锁国が终わって世の中がわぁーっと明るくなった时代に、ただ前を见つめて真っ直ぐに生きた真之をはじめとする男性たち。その生き方はとてもまぶしいですよね。明るく无邪気なハングリー精神は、现代の私たちに欠けているもののように感じますし、学ぶべきところでもあるのかなと思います。
律は女性なので、自分の生き方を自由に决めることはできなかったけれど、上京していく子规や幼なじみの秋山兄弟を远くから応援しつつ、自分も梦も分けてもらえているような感覚だったのではないでしょうか。
当时で言うと、上京するということは外国に行って梦を成し得ているような感覚だったんじゃないかな。だとしたら、见守る律にとってもテンションがあがるようなことだっただろうし、きっとドキドキしたと思うんです。そういう女性のまなざしを、律という役を通して大切に表现していきたいですね。