大ヒットした「青春時計」から約8カ月、NGT48待望の2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」がリリースされる。力強くてメッセージ性のある楽曲はNGT48の新しい一面を見せてくれる作品となった。そんな同作について荻野由佳、中井りか、西潟茉莉奈、山口真帆の4人に語ってもらった。
2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」では荻野さんがセンターを務められていますが、どんな心境ですか?
荻野
最初は嬉しいというよりも怖いなって気持ちでした。センターに立つということはいろんなものを背負っていかないといけないし、現実的な話を言うと“ヒットするのか?”とか、いろいろ気にしちゃいますけど、周りに支えてくれるメンバーがいたり、良い環境の中で、このポジションに立たせてもらえてるのが嬉しいので、今はワクワクのほうが大きいです!
「世界はどこまで青空なのか?」は、デビュー曲の「青春時計」とはまた違ったタイプの楽曲になりましたね。
荻野
NGT48は明るくて元気な曲が多かったんですけど、今回はメッセージ性の強いカッコ良い系の曲になっています。
西潟
うん。元気付けられる曲になったので、例えばアイドルを目指している子たちにも聴いてもらえたらいいなって思いました。
中井
1度聴いただけでも印象に残る曲だと思うので、街中で流れていたら“この曲なんだろう?”って気になってもらえるんじゃないかなって。力強くてテンポのいい曲ですし、掛け声のところをファンのみなさんにも参加してもらってみんなで盛り上がりたいです。
MVもストーリー性があって感動しました。
山口
タイトルに“青空”という言葉が付いているように、楽曲もMVもNGT48らしさが出ていると思います。撮影した山古志地域は昔、地震の被害に遭ったところなんですけど、今はもとどおり自然がきれいな場所になっています。私たちの活動拠点である新潟の自然もたっぷり感じられる映像作品になっているので、たくさんの人に伝わってほしいなって思います。
中井
みんなでダンスをするシーンを撮影する時はすっかり暗くなっていて、どんな映像になるんだろう?って思っていたんですけど、その暗さを生かした幻想的なシーンになっていてすごくいいなって思いました。私のお気に入りのシーンです。
山口
新潟って基本的に天候が悪くて、撮影日も曇っていたんです。撮影の途中からゆきりんさん(柏木由紀)が参加されたんですけど、ゆきりんさんは雨女って呼ばれてて、この日も到着した途端に雨が降り始めて撮影が中断しました(笑)。その分、雨が止んだ時の陽が射すきれいな瞬間が撮れたので、結果としてはすごく良かったんです。西潟北原さんは晴れ女なんですけどね。
荻野
これは偶然なんですけど、今回のアーティスト写真、ゆきりんさんのいるほうが曇っていて、里英さんのいるほうが晴れているんです。
西潟
あ、本当だ!(笑)
カップリング曲「僕の涙は流れない」は、中井さんがセンターを。
中井
はい。失恋の曲で、好きな人を見送る悲しさや、もう会えない切なさが描かれています。でも、テンポが良くて、振り付けがいつもと違っているんですよ。椅子を使ったセクシー系のダンスになっていて、表題曲とはいろんな意味で対照的な曲になっています。どのタイプの盤にも入っている共通カップリング曲なので、表題曲からの流れでセットで聴いてもらいたいです。
西潟
耳にすごく残るんですよね。歌詞の内容に気持ちを重ねて聴くとより感情移入できます。
荻野
良い意味で後ろ向きな曲になっています。この曲を含めて今回のシングルにはいろんな感情が込められた曲が収録されているので、それぞれの物語を楽しんでもらいたいです。
「ナニカガイル」は、全員が参加している曲ですね。
荻野
この曲は本間日陽がセンターの曲で、10月に卒業した大滝友梨亜を含めて25人での最後の曲になるので、自分たちにとっても思い入れのある曲になると思います。曲はすごく可愛くて“これがアイドルか!”って感じです(笑)。
中井
初めて恋に出会った時のドキドキを楽しんでいるというか、もどかしい感じがありますが、こんなにピュアな曲はNGT48にはなかったので振り付けも含めて、楽しい曲だなって思います。
西潟
恋を“エイリアン”に例えるってすごいですよね。でも、聴いていくと、いつの間にか取り憑かれちゃう感じはエイリアンやウイルスに近いのかなって納得できる歌詞です。
山口
アイドルの王道の曲って片思いの曲が多いと思うんです。「青春時計」もそうでした。
荻野
NGT48としては珍しくスタジオで撮影したMVになっているんですけど、ひとりひとりの名前と顔を覚えてもらえる内容になりました。
2017年はメジャーデビュー、そして総選挙(6月開催の『AKB48 49thシングル選抜総選挙』)に10人がランクインするなど、NGT48にとって大躍進の年となりましましたが、来年はどんな年にしたいですか?
荻野
1月にドラフト生が入ってくるので、初めて後輩ができるというのが嬉しいです。あと、北原里英さんの卒業も控えていますし、グループとしては結構壁にぶつかることも多い1年になるんじゃないかなって思います。でも、今のうちに土台をしっかりと作って、里英さんを笑顔で送り出せるようにしたいですね。来年はNHKの紅白歌合戦にも出られるくらい周りの人から認めてもらって、今回のシングルのMVの続きを現実の世界で実現できるようにしたいです。
西潟
うん。紅白は残念ながら出られなかったので、来年こそは!と思っています。これまで北原さんの背中を見てきたので、後輩のためにも私たち1期生がしっかりしなきゃなって気持ちですね。
山口
今年の活動で一番印象的だったのが、リクエストアワーで「Maxとき315号」が1位になったことでした。48グループのいろんな楽曲がある中での1位は本当に嬉しかったです。来年もリクアワの舞台で歌って踊れるくらい、もっともっとたくさんの人にNGT48を知ってもらいたいと思ってます。
中井
ありがたいことにNGT48は個々のお仕事をいろいろいただいています。そこで得たものをグループに持ち帰り、グループ全体が結束して、ひとつのことに向かって全力で取り組めるグループになったらいいなと思っています。それは来年の紅白だったり、夏にライヴやイベントがあるのであればそれだったり。日々の積み重ねが重要ですから。あと、NGT48は地元密着型ですけど、地元・新潟の良さを広めるためにも全国いろんなところを飛び回るような活動もしていきたいと思っています。
取材:田中隆信
2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」では荻野さんがセンターを務められていますが、どんな心境ですか?
荻野
最初は嬉しいというよりも怖いなって気持ちでした。センターに立つということはいろんなものを背負っていかないといけないし、現実的な話を言うと“ヒットするのか?”とか、いろいろ気にしちゃいますけど、周りに支えてくれるメンバーがいたり、良い環境の中で、このポジションに立たせてもらえてるのが嬉しいので、今はワクワクのほうが大きいです!
「世界はどこまで青空なのか?」は、デビュー曲の「青春時計」とはまた違ったタイプの楽曲になりましたね。
荻野
NGT48は明るくて元気な曲が多かったんですけど、今回はメッセージ性の強いカッコ良い系の曲になっています。
西潟
うん。元気付けられる曲になったので、例えばアイドルを目指している子たちにも聴いてもらえたらいいなって思いました。
中井
1度聴いただけでも印象に残る曲だと思うので、街中で流れていたら“この曲なんだろう?”って気になってもらえるんじゃないかなって。力強くてテンポのいい曲ですし、掛け声のところをファンのみなさんにも参加してもらってみんなで盛り上がりたいです。
MVもストーリー性があって感動しました。
山口
タイトルに“青空”という言葉が付いているように、楽曲もMVもNGT48らしさが出ていると思います。撮影した山古志地域は昔、地震の被害に遭ったところなんですけど、今はもとどおり自然がきれいな場所になっています。私たちの活動拠点である新潟の自然もたっぷり感じられる映像作品になっているので、たくさんの人に伝わってほしいなって思います。
中井
みんなでダンスをするシーンを撮影する時はすっかり暗くなっていて、どんな映像になるんだろう?って思っていたんですけど、その暗さを生かした幻想的なシーンになっていてすごくいいなって思いました。私のお気に入りのシーンです。
山口
新潟って基本的に天候が悪くて、撮影日も曇っていたんです。撮影の途中からゆきりんさん(柏木由紀)が参加されたんですけど、ゆきりんさんは雨女って呼ばれてて、この日も到着した途端に雨が降り始めて撮影が中断しました(笑)。その分、雨が止んだ時の陽が射すきれいな瞬間が撮れたので、結果としてはすごく良かったんです。西潟北原さんは晴れ女なんですけどね。
荻野
これは偶然なんですけど、今回のアーティスト写真、ゆきりんさんのいるほうが曇っていて、里英さんのいるほうが晴れているんです。
西潟
あ、本当だ!(笑)
カップリング曲「僕の涙は流れない」は、中井さんがセンターを。
中井
はい。失恋の曲で、好きな人を見送る悲しさや、もう会えない切なさが描かれています。でも、テンポが良くて、振り付けがいつもと違っているんですよ。椅子を使ったセクシー系のダンスになっていて、表題曲とはいろんな意味で対照的な曲になっています。どのタイプの盤にも入っている共通カップリング曲なので、表題曲からの流れでセットで聴いてもらいたいです。
西潟
耳にすごく残るんですよね。歌詞の内容に気持ちを重ねて聴くとより感情移入できます。
荻野
良い意味で後ろ向きな曲になっています。この曲を含めて今回のシングルにはいろんな感情が込められた曲が収録されているので、それぞれの物語を楽しんでもらいたいです。
「ナニカガイル」は、全員が参加している曲ですね。
荻野
この曲は本間日陽がセンターの曲で、10月に卒業した大滝友梨亜を含めて25人での最後の曲になるので、自分たちにとっても思い入れのある曲になると思います。曲はすごく可愛くて“これがアイドルか!”って感じです(笑)。
中井
初めて恋に出会った時のドキドキを楽しんでいるというか、もどかしい感じがありますが、こんなにピュアな曲はNGT48にはなかったので振り付けも含めて、楽しい曲だなって思います。
西潟
恋を“エイリアン”に例えるってすごいですよね。でも、聴いていくと、いつの間にか取り憑かれちゃう感じはエイリアンやウイルスに近いのかなって納得できる歌詞です。
山口
アイドルの王道の曲って片思いの曲が多いと思うんです。「青春時計」もそうでした。
荻野
NGT48としては珍しくスタジオで撮影したMVになっているんですけど、ひとりひとりの名前と顔を覚えてもらえる内容になりました。
2017年はメジャーデビュー、そして総選挙(6月開催の『AKB48 49thシングル選抜総選挙』)に10人がランクインするなど、NGT48にとって大躍進の年となりましましたが、来年はどんな年にしたいですか?
荻野
1月にドラフト生が入ってくるので、初めて後輩ができるというのが嬉しいです。あと、北原里英さんの卒業も控えていますし、グループとしては結構壁にぶつかることも多い1年になるんじゃないかなって思います。でも、今のうちに土台をしっかりと作って、里英さんを笑顔で送り出せるようにしたいですね。来年はNHKの紅白歌合戦にも出られるくらい周りの人から認めてもらって、今回のシングルのMVの続きを現実の世界で実現できるようにしたいです。
西潟
うん。紅白は残念ながら出られなかったので、来年こそは!と思っています。これまで北原さんの背中を見てきたので、後輩のためにも私たち1期生がしっかりしなきゃなって気持ちですね。
山口
今年の活動で一番印象的だったのが、リクエストアワーで「Maxとき315号」が1位になったことでした。48グループのいろんな楽曲がある中での1位は本当に嬉しかったです。来年もリクアワの舞台で歌って踊れるくらい、もっともっとたくさんの人にNGT48を知ってもらいたいと思ってます。
中井
ありがたいことにNGT48は個々のお仕事をいろいろいただいています。そこで得たものをグループに持ち帰り、グループ全体が結束して、ひとつのことに向かって全力で取り組めるグループになったらいいなと思っています。それは来年の紅白だったり、夏にライヴやイベントがあるのであればそれだったり。日々の積み重ねが重要ですから。あと、NGT48は地元密着型ですけど、地元・新潟の良さを広めるためにも全国いろんなところを飛び回るような活動もしていきたいと思っています。
取材:田中隆信