正午のNHKニュースです。大相撲の横綱「日馬富士」が平幕の「貴ノ岩」に暴行し、怪我をさせた問題で、日本相撲協会の危機管理委員会は東京都内で日馬富士本人から初めて聞き取りを行っています。大相撲の横綱「日馬富士」は巡業中の先月25日の夜、鳥取市内の飲食店で貴ノ岩を殴ったことを認め、怪我を負ったという被害届を受けて、鳥取県警察本部が日馬富士本人や関係者から任意で事情を聞くなど、傷害の疑いで調べています。この問題で、日本相撲協会の外部理事や弁護士等で作る、危機管理委員会は今日東京両国の国技館に日馬富士を呼んで聞き取りを始めました。日馬富士は午前十時前、車で国技館に入り、聞き取りは危機管理委員会の「高野利雄」委員長や弁護士等によって行われているということです。相撲協会はこの問題について、警察の捜査への協力を優先すると同時に、相撲協会に提出された貴ノ岩の診断書を書いた医師から聞き取りを行うなど、危機管理委員会による調査も進めています。相撲協会が日馬富士本人から事情を聞くのは初めてで、関係者の間で食い違いがある暴行の詳しい状況等について確認することにしています。
今日午前五時半ごろ、那覇市とまりんの交差点で、右折しようとしていた軽トラックと対向車線を直進してきたアメリカ軍のトラックが衝突し、軽トラックを運転していた60代の男性が胸などを強く打ってまもなく死亡しました。警察によりますと、アメリカのトラックを運転していたのは、海兵隊の男性兵士と見られ、基準値の凡そ三倍のアルコールが検出されたということです。現場は右折レーンがある交差点で、目撃者の話等からアメリカ軍のトラックが赤信号を無視して交差点に入った可能性があるということです。海兵隊の兵士と見られる男に目立った怪我はないということで、警察は事故の原因や飲酒の状況などについて詳しく事情を聞いています。
NHKの番組「日曜討論」で、与野党で協議が続いている、衆議院の委員会での質問時間の配分をめぐって、与党側は国会での議論を議事録に残すためにもこれまでより増やすよう求めたのに対し、野党側は野党質問の排除だ等として受け入れられないと主張しました。自民党の「萩生田」幹事長代行は、「与党といえども、政府の下請けではなく、法律の整備などを国民にお願いする以上は、与党もどういう議論があったのか一定程度の時間を確保し、きちんと議事録に残して置きたい。前例は大事だが、前例慣例に囚われずに新しい時代の国会の運営を考えていく必要があり、これを機に与野党で腰を据えて話し合う機会を作ってもらいたい。」と述べました。公明党の「斉藤」幹事長代行は、「法律を作ることについては、与党で事前審査をしているので、野党に十分配慮するのは当然だ。ただ、作った法律を政府がどう実行していくのかチェックするのには与党も野党もないので、我々にも発言のチャンスを与えてもらいたい。」と述べました。これに対して、民進党の「増子」幹事長は、「言語道断だ。質問時間の制限は野党の質問の排除で、これでは国会の議論が十分成されない。与党は事前に政務調査会の部会でしっかりと議論するが、野党には霞ヶ関の省庁から十分な説明もない。自民党は頭を冷やして再考して欲しい。」と述べました。立憲民主党の「福山」幹事長は、「少数意見や多様な意見に耳を傾けるのが議会のあり方だ。国民の疑問や意見を伝える役割が我々にはある。自民党は野党時代に一対四で時間をくれといったことを与党になった途端ひっくり返すのは、全くもって理屈に合わない。」と述べました。希望の党の「古川」幹事長は、「自民党の政治は事前審査製で、国会に法案が出でくるまで全て与党内で調整している。たから国会では野党の話ししか聞かないことになっている。事前審査製をやめて国会で修正する努力をしようと変えなければ理屈はない。」と述べました。共産党の「小池」書記長は、「与党はよほど質問を受けたくない、議論したくないということだ。野党に対して十分な時間を配慮するというのは議院内閣制の根本で、そのルールを壊すのは絶対に許されない。」と述べました。日本維新の会の「馬場」幹事長は、「国民の側から見ると、何をやっているのだろうという感じだ。前例、慣例、悪例に基づいて国会が運営されているのは酷い状態であり、国会改革をやる時期に来ていると思う。」と述べました。自由党の「玉城」幹事長は、「野党の質問時間が今でも十分にあるとはとてもいえない。政府の答弁が変わった時に、根本的の原因を探っていくのが野党の仕事だ。」と述べました。社民党の「又市」幹事長は、「政権についたら、野党の時間を減らすというのは、全くご都合主義で、言語道断だ。今まで通りの配分を守るべきだと強く求めたい。」と述べました。
三年後の東京オリンピックパラリンピック開催などで、訪日外国人が増加し、刑務所などに収容される外国人も増えることが予想されるとして、法務省は全国の刑務所に受刑者と通訳を結ぶテレビ電話のシステムを新たに整備し、今月から運用を始めました。法務省によりますと、昨年末の時点で、刑務所や拘置所など、全国の刑事施設に収容されていた凡そ5万6000人のうち、凡そ5パーセントに当たる3000人あまりは外国人で、刑務所などの刑事施設では通訳の確保が課題となっています。法務省が新たに導入したシステムは、通訳ができる職員が常駐する横浜や府中など五つの刑務所と通訳がいない全国の凡そ120施設を専用回線で結ぶもので受刑者などはテレビ電話を通じて通訳の職員と会話ができます。これまで通訳がいない施設の受刑者に込み入った内容の生活指導をしたり、受刑者から健康上の相談を受けたりする場合、その都度通訳の職員を現地に派遣していましたが、システムの導入で迅速な対応が可能になるということです。
阪神淡路大震災で受けた支援への感謝と、復興した町の様子を伝えようと始まった神戸マラソンが今日行われ、2万人が健脚を競いました。神戸マラソンは今年で七回目を向かいました。神戸市役所前でのスタート地点では、阪神淡路大震災やその後の災害でなくなった人達を痛んで黙祷をしました。復興の象徴となった花、向日葵をイメージした黄色い手袋をつけた凡そ2万人のランナーが午前九時のスタートの合図と共に走り出しました。ランナーは神戸市内を西に向かって、明石海峡大橋の先で折り返し、神戸港のポートアイランドのゴール地点まで、42.195キロを駆け抜けます。沿道で声援を送る人達です。「。。。。。」午前十時現在の神戸市の気温は十度ちょうどで、主催者によりますと、去年より気温が低く、コンディションはいいということです。
今日午前五時半ごろ、那覇市とまりんの交差点で、右折しようとしていた軽トラックと対向車線を直進してきたアメリカ軍のトラックが衝突し、軽トラックを運転していた60代の男性が胸などを強く打ってまもなく死亡しました。警察によりますと、アメリカのトラックを運転していたのは、海兵隊の男性兵士と見られ、基準値の凡そ三倍のアルコールが検出されたということです。現場は右折レーンがある交差点で、目撃者の話等からアメリカ軍のトラックが赤信号を無視して交差点に入った可能性があるということです。海兵隊の兵士と見られる男に目立った怪我はないということで、警察は事故の原因や飲酒の状況などについて詳しく事情を聞いています。
NHKの番組「日曜討論」で、与野党で協議が続いている、衆議院の委員会での質問時間の配分をめぐって、与党側は国会での議論を議事録に残すためにもこれまでより増やすよう求めたのに対し、野党側は野党質問の排除だ等として受け入れられないと主張しました。自民党の「萩生田」幹事長代行は、「与党といえども、政府の下請けではなく、法律の整備などを国民にお願いする以上は、与党もどういう議論があったのか一定程度の時間を確保し、きちんと議事録に残して置きたい。前例は大事だが、前例慣例に囚われずに新しい時代の国会の運営を考えていく必要があり、これを機に与野党で腰を据えて話し合う機会を作ってもらいたい。」と述べました。公明党の「斉藤」幹事長代行は、「法律を作ることについては、与党で事前審査をしているので、野党に十分配慮するのは当然だ。ただ、作った法律を政府がどう実行していくのかチェックするのには与党も野党もないので、我々にも発言のチャンスを与えてもらいたい。」と述べました。これに対して、民進党の「増子」幹事長は、「言語道断だ。質問時間の制限は野党の質問の排除で、これでは国会の議論が十分成されない。与党は事前に政務調査会の部会でしっかりと議論するが、野党には霞ヶ関の省庁から十分な説明もない。自民党は頭を冷やして再考して欲しい。」と述べました。立憲民主党の「福山」幹事長は、「少数意見や多様な意見に耳を傾けるのが議会のあり方だ。国民の疑問や意見を伝える役割が我々にはある。自民党は野党時代に一対四で時間をくれといったことを与党になった途端ひっくり返すのは、全くもって理屈に合わない。」と述べました。希望の党の「古川」幹事長は、「自民党の政治は事前審査製で、国会に法案が出でくるまで全て与党内で調整している。たから国会では野党の話ししか聞かないことになっている。事前審査製をやめて国会で修正する努力をしようと変えなければ理屈はない。」と述べました。共産党の「小池」書記長は、「与党はよほど質問を受けたくない、議論したくないということだ。野党に対して十分な時間を配慮するというのは議院内閣制の根本で、そのルールを壊すのは絶対に許されない。」と述べました。日本維新の会の「馬場」幹事長は、「国民の側から見ると、何をやっているのだろうという感じだ。前例、慣例、悪例に基づいて国会が運営されているのは酷い状態であり、国会改革をやる時期に来ていると思う。」と述べました。自由党の「玉城」幹事長は、「野党の質問時間が今でも十分にあるとはとてもいえない。政府の答弁が変わった時に、根本的の原因を探っていくのが野党の仕事だ。」と述べました。社民党の「又市」幹事長は、「政権についたら、野党の時間を減らすというのは、全くご都合主義で、言語道断だ。今まで通りの配分を守るべきだと強く求めたい。」と述べました。
三年後の東京オリンピックパラリンピック開催などで、訪日外国人が増加し、刑務所などに収容される外国人も増えることが予想されるとして、法務省は全国の刑務所に受刑者と通訳を結ぶテレビ電話のシステムを新たに整備し、今月から運用を始めました。法務省によりますと、昨年末の時点で、刑務所や拘置所など、全国の刑事施設に収容されていた凡そ5万6000人のうち、凡そ5パーセントに当たる3000人あまりは外国人で、刑務所などの刑事施設では通訳の確保が課題となっています。法務省が新たに導入したシステムは、通訳ができる職員が常駐する横浜や府中など五つの刑務所と通訳がいない全国の凡そ120施設を専用回線で結ぶもので受刑者などはテレビ電話を通じて通訳の職員と会話ができます。これまで通訳がいない施設の受刑者に込み入った内容の生活指導をしたり、受刑者から健康上の相談を受けたりする場合、その都度通訳の職員を現地に派遣していましたが、システムの導入で迅速な対応が可能になるということです。
阪神淡路大震災で受けた支援への感謝と、復興した町の様子を伝えようと始まった神戸マラソンが今日行われ、2万人が健脚を競いました。神戸マラソンは今年で七回目を向かいました。神戸市役所前でのスタート地点では、阪神淡路大震災やその後の災害でなくなった人達を痛んで黙祷をしました。復興の象徴となった花、向日葵をイメージした黄色い手袋をつけた凡そ2万人のランナーが午前九時のスタートの合図と共に走り出しました。ランナーは神戸市内を西に向かって、明石海峡大橋の先で折り返し、神戸港のポートアイランドのゴール地点まで、42.195キロを駆け抜けます。沿道で声援を送る人達です。「。。。。。」午前十時現在の神戸市の気温は十度ちょうどで、主催者によりますと、去年より気温が低く、コンディションはいいということです。