2009年から始まったミュージカル「黒執事」。2017年1月劇場版アニメ「黒執事 Book of the Atlantic」が上映され、話題が高まる中で原作・舞台ファン待望の新作公演「豪華客船編」が2017年冬に上演が決定! 今回はグレル・サトクリフ役を演じる植原卓也さん、ドルイット子爵役を演じる佐々木喜英さんに舞台への意気込みから裏話までたっぷりとお話を伺いました!
―2年ぶりに帰ってきた「黒執事」
―2009年から始まったミュージカル黒執事ですが、新作公演が決定した時の感想をお聞かせください。
植原 久しぶりに帰ってきたなと、喜びが大きかったです。応援してくれている方々も喜んでくれるだろうなと思いました!
佐々木 リコリス編(※ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス-)が初演と再演の2回あったので、サーカス編も2回やるのかなと思ってたんですよ。そしたら、映画を公開したと同時に舞台もやりますと話をきいて、予想以上に早くやれてうれしいなという思いが強かったですね。
―こだわりをもって演じているところはありますか?
植原 基本的には全部なのですが、無意識に自然とアニメの福山潤さんの声を意識していたりだとか、ミュージカルならではのダンスだったり、パフォーマンス部分では自分にしかできない雰囲気は作っていきたくて、こだわりをもってやってきました。
佐々木 僕も声に関してはすごく研究するんですけど、僕が演じる前のDVDを見たとき、たっくん(植原さん)のグレルをみて、すごい福山潤さんに似ているなと思ったんです。それで自分も似せて作りたいなと思って。
ドルイットも舞台ですごくインパクトのある役というか、重かったり残酷なストーリーの中でも一瞬で舞台が華やかになるような、そういう役割だと思うので、ちょっとテンション高めにして演じるようにしています。ダンスや曲もすごく華やかなので、原作のコマからも結構ポイントになるようなポーズとかあればそれを引っ張ってきたりとか、とにかく原作に忠実に演じるようにしています。
―演じられているキャラクターの魅力は?
植原 やっぱりグレルは一瞬で空気を変えられる力をもっていと思います。華やかさであったり、煌びやかな感じであったり。場の空気を壊してしまうようなキャラクターなのですが、嫌いにはならないような可愛らしさがあったり、本当に魅力が詰まっているキャラクターなんだなと思います。
佐々木 ドルイットと僕自身が似ているなって思うところは、美を追求している所ですかね(笑)
歌詞にも「私は美の化身」という言葉が出て来たり、それぐらい美しさを求めたりしているので、その役を演じていると、自分ももっと美意識が高まるような気がしています。
この役は毎年やりたいなと思っていて、ドルイットからいろいろ刺激をもらって、自分自身も磨いていくことにも繋がっているので、役にも感謝していますね。
―ご自身とキャラクターの共通点はありますか?
植原 あまりないと思います(笑)でも違うからこそ、生き生き演じられるのかもしれないですね。楽しくやれるというか、普段味わえないテンションも味わえますし、たくさんの人の前で堂々と普段できないような事もできたりとか(笑)だけど、それも許してもらえる。
だからこそ自分が逆に違和感なく、普段全然できなかったり、言えないセリフも多いから楽しんでやれてるのかなと思います。理解しがたいところが魅力なのかなと思います。(笑)
佐々木 そうですね、美の追求以外は似てないなって思うことが多いですね(笑)闇オークションに手を出したり(笑)普段と違う事もたくさんしているので、そういう場合にスイッチを切り替えてドルイットになるように演じています。
どこまでやっていいのかっていうのが難しくて、あんまりやり過ぎてしまっても原作から離れてしまうので。でも演じている回数を重ねると気持ちよくなっちゃうんで、どんどんエスカレートしていっちゃうんですよね。3回目にリコリスの再演に出演したときは、毛利さんに「ちょっとやりすぎだね」って言われて(笑)それで抑えるように調整しました。そうやって微調整をしながら自分も映像とか通しとか、公演の本番映像を見ながら、あー今日ちょっとやり過ぎだなって事も毎日チェックしながらやってました。
植原 あ、今共通点思いつきました!「お仕事には本気」です!(笑)
―似たもの同士?舞台裏で感じるお互いの魅力
―お二人とも同じ舞台に立つことが多いと思いますが、お互いの演技でここが魅力的だな、と思う部分はありますか?
植原 魅力的だなとも思うし、自分とも似ているなって。キャラクターのテンションに対して普段が意外と冷静だったりとか、スイッチの切り替えとか。
ドルイットをあそこまで演じるのに稽古場でも原作読んで勉強してたり、稽古場の端っこで練習してたりとか。ストイックにやってるな、冷静にやってるなって思ったら、五分後には急にテンションが上がっている(笑)こういうところは客観的にみてもすごいなって思うし、テンションの持って行き方ではないですが、テンションのあり方のようなものは共通して黒執事では感じるところがあります。
佐々木 僕も似てるなって思うことがすごくあって、曲を聞きながら練習したりする姿をみると、役のテンションはお互いすごく高いんですけど、普段は冷静なところがすごく似ているように感じますね。
そういう努力のひとつひとつが、やっぱりここ練習してたところなんだなって、通しの稽古を見てたり、本番モニターでみてたりすると、あっ変えてきたなっていうのがすごくわかるんですよね!
植原 ちょっと変えたところを気づいてくれるのはいつもひで君(佐々木さん)だけでした(笑)裏は意外と余裕なかったりするのですが、裏で皆の歌とかセリフを聞いてたり、袖で冷静にみてたりもしていましたね。
佐々木 リコリスに関しては二幕前半で出たら最後まで出番がないので、結構いろんな人の芝居を見る機会があったんです。リコリスの初演はZeppブルーシアター六本木で上演したんですけど、キャットウォークっていう、楽屋から照明さんたちが通る2階の上に行ける通路で、自分の出番まではそこで今日のお客さんの反応はどんな感じなのかなと見てました。
自分で当日の公演のビデオをまわして調整したりもしましたし、結構いろんな人のお芝居を見ていましたね。
植原 今回ってひで君は前の公演より出番多いのかな。
佐々木 そう。自分の出番がいっぱいだと自分の事に集中してしまうので、人のお芝居を見ることが少なくなってしまうんですけど、リコリスに関しては沢山見れたので勉強になりました。
植原 今回、たぶんひで君の方が先に出るよね?それがはじめてだなと思って(笑)いつも一番最後だよね?
佐々木 そうだね(笑)
植原 今までは“やっとひで君も来ました!”というのが、今回は最初にスッて出てくるのかと思って、いつも中盤で出てくるのに新しいなって思いました(笑)
―今回の豪華客船編で楽しみにしていることはありますか?
植原 ずっとやってきた葬儀屋の和泉宗兵さんと結構激しい絡みができるのかなというのが、今までになかったところなので楽しみです。長年やってきた葬儀屋とグレルの絡みが生で見られる!という声も頂いてますね。今までは出てきてもお互い大事なところで絶対二人は舞台上に立ってないというような。それこそグレルと葬儀屋が一緒に舞台上にいるってことはなかったんですよ。
―今回は白熱のバトルシーンとかも…?
植原 そうです!なかなか見られないものがついに見れるというところが今回の楽しみにしているところです。
佐々木 僕は劇場版の豪華客船編がすごく面白くて2回見に行きました!楽しみだなって思うシーンはたくさんあって、船が真っ二つになっちゃうところとか、舞台でどう表現するんだろうなってところが沢山あるので楽しみですね。
演出の児玉さんは以前「GOKÛ」という作品でご一緒させていただいた時、映像を巧みに使ったり、特殊な小道具を演出で使って、美術セットで難しい物もその場にあるように見せてしまうのが得意な方なので、いろんなことを再現してくださると思うとそれがすごく楽しみです。
―もし豪華客船に乗れるとしたらしてみたい事はなんですか?
植原 そうですね~自分の好きな音楽とかをかけて、仲間とパーティーしたいですね!普通ですけど(笑)
佐々木 船ってショーとかあったりするじゃないですか、ショーを見るのもしたいし、出たい!それでツアー回って、世界各地みたいなのも楽しそうですね。
―新たなる黒執事への挑戦
―黒執事で新たに挑戦してみたいことはありますか?
植原 新しい楽曲だったり、恐らくですが自分が中心となる楽曲とかもあると思うので、クオリティをどこまで上げていけるかという意気込みがありますね。
ダンスにせよ、歌にせよ、新しいパフォーマンスを披露できたらいいなと思っています。
もしかしたら踊らないかもしれないですけど(笑)まだ絶対ダンスがあるという確証もないので、何で魅せるかはわからないですけど楽しみにしていてください(笑)
佐々木 そうですね、何があるかはわからないですけど(笑)でも僕絶対あるだろうなと思うのは不死鳥(フェニックス)なので(笑)今までやってきたバージョンではポーズが二つあって、脚高く上げるポーズと、両手あげるポーズとあるんですけど、たぶん脚高く上げるほうのポーズが出てくるんじゃないかな(笑)
―舞台への意気込みを教えてください。
植原 2年ぶりに復活させてもらうのですが、みんなが雄大君(セバスチャン役:古川雄大さん)筆頭に繋いでくれた部分があるので、改めてその空気感を受け取りつつ、引っ張っていける自分になれたらいいなと思っています。はじめましての方が、アンサブルの方も含めていらっしゃるので、0から黒執事というのをみんなで向き合って作っていきたいです。今までやって来た事を振り返ってみると、すごくディスカッションしたり、みんながこういう世界でこういう状況だよねって盛り上がっているところで作ったのを覚えてます。ストーリーが違うにせよ、世界観は変わらず大事にしていきたいので、それをみんなで作って最終的にはお客さんと一緒に世界観や空気感を本番で味わえたらいいなと思います。
佐々木 2年ぶりになるんですけど、2年の間にミュージカル「黒執事」のサーカス編と劇場版の豪華客船編も見に行って、原作も読み直して、またひとつ勉強できた部分もあるし、他の舞台で得たものもたくさんあります。そういったものも活かして原作により近づいて皆様が理想とするドルイットを演じていきたいと思いますので、楽しみにしていてください!
―2年ぶりに帰ってきた「黒執事」
―2009年から始まったミュージカル黒執事ですが、新作公演が決定した時の感想をお聞かせください。
植原 久しぶりに帰ってきたなと、喜びが大きかったです。応援してくれている方々も喜んでくれるだろうなと思いました!
佐々木 リコリス編(※ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス-)が初演と再演の2回あったので、サーカス編も2回やるのかなと思ってたんですよ。そしたら、映画を公開したと同時に舞台もやりますと話をきいて、予想以上に早くやれてうれしいなという思いが強かったですね。
―こだわりをもって演じているところはありますか?
植原 基本的には全部なのですが、無意識に自然とアニメの福山潤さんの声を意識していたりだとか、ミュージカルならではのダンスだったり、パフォーマンス部分では自分にしかできない雰囲気は作っていきたくて、こだわりをもってやってきました。
佐々木 僕も声に関してはすごく研究するんですけど、僕が演じる前のDVDを見たとき、たっくん(植原さん)のグレルをみて、すごい福山潤さんに似ているなと思ったんです。それで自分も似せて作りたいなと思って。
ドルイットも舞台ですごくインパクトのある役というか、重かったり残酷なストーリーの中でも一瞬で舞台が華やかになるような、そういう役割だと思うので、ちょっとテンション高めにして演じるようにしています。ダンスや曲もすごく華やかなので、原作のコマからも結構ポイントになるようなポーズとかあればそれを引っ張ってきたりとか、とにかく原作に忠実に演じるようにしています。
―演じられているキャラクターの魅力は?
植原 やっぱりグレルは一瞬で空気を変えられる力をもっていと思います。華やかさであったり、煌びやかな感じであったり。場の空気を壊してしまうようなキャラクターなのですが、嫌いにはならないような可愛らしさがあったり、本当に魅力が詰まっているキャラクターなんだなと思います。
佐々木 ドルイットと僕自身が似ているなって思うところは、美を追求している所ですかね(笑)
歌詞にも「私は美の化身」という言葉が出て来たり、それぐらい美しさを求めたりしているので、その役を演じていると、自分ももっと美意識が高まるような気がしています。
この役は毎年やりたいなと思っていて、ドルイットからいろいろ刺激をもらって、自分自身も磨いていくことにも繋がっているので、役にも感謝していますね。
―ご自身とキャラクターの共通点はありますか?
植原 あまりないと思います(笑)でも違うからこそ、生き生き演じられるのかもしれないですね。楽しくやれるというか、普段味わえないテンションも味わえますし、たくさんの人の前で堂々と普段できないような事もできたりとか(笑)だけど、それも許してもらえる。
だからこそ自分が逆に違和感なく、普段全然できなかったり、言えないセリフも多いから楽しんでやれてるのかなと思います。理解しがたいところが魅力なのかなと思います。(笑)
佐々木 そうですね、美の追求以外は似てないなって思うことが多いですね(笑)闇オークションに手を出したり(笑)普段と違う事もたくさんしているので、そういう場合にスイッチを切り替えてドルイットになるように演じています。
どこまでやっていいのかっていうのが難しくて、あんまりやり過ぎてしまっても原作から離れてしまうので。でも演じている回数を重ねると気持ちよくなっちゃうんで、どんどんエスカレートしていっちゃうんですよね。3回目にリコリスの再演に出演したときは、毛利さんに「ちょっとやりすぎだね」って言われて(笑)それで抑えるように調整しました。そうやって微調整をしながら自分も映像とか通しとか、公演の本番映像を見ながら、あー今日ちょっとやり過ぎだなって事も毎日チェックしながらやってました。
植原 あ、今共通点思いつきました!「お仕事には本気」です!(笑)
―似たもの同士?舞台裏で感じるお互いの魅力
―お二人とも同じ舞台に立つことが多いと思いますが、お互いの演技でここが魅力的だな、と思う部分はありますか?
植原 魅力的だなとも思うし、自分とも似ているなって。キャラクターのテンションに対して普段が意外と冷静だったりとか、スイッチの切り替えとか。
ドルイットをあそこまで演じるのに稽古場でも原作読んで勉強してたり、稽古場の端っこで練習してたりとか。ストイックにやってるな、冷静にやってるなって思ったら、五分後には急にテンションが上がっている(笑)こういうところは客観的にみてもすごいなって思うし、テンションの持って行き方ではないですが、テンションのあり方のようなものは共通して黒執事では感じるところがあります。
佐々木 僕も似てるなって思うことがすごくあって、曲を聞きながら練習したりする姿をみると、役のテンションはお互いすごく高いんですけど、普段は冷静なところがすごく似ているように感じますね。
そういう努力のひとつひとつが、やっぱりここ練習してたところなんだなって、通しの稽古を見てたり、本番モニターでみてたりすると、あっ変えてきたなっていうのがすごくわかるんですよね!
植原 ちょっと変えたところを気づいてくれるのはいつもひで君(佐々木さん)だけでした(笑)裏は意外と余裕なかったりするのですが、裏で皆の歌とかセリフを聞いてたり、袖で冷静にみてたりもしていましたね。
佐々木 リコリスに関しては二幕前半で出たら最後まで出番がないので、結構いろんな人の芝居を見る機会があったんです。リコリスの初演はZeppブルーシアター六本木で上演したんですけど、キャットウォークっていう、楽屋から照明さんたちが通る2階の上に行ける通路で、自分の出番まではそこで今日のお客さんの反応はどんな感じなのかなと見てました。
自分で当日の公演のビデオをまわして調整したりもしましたし、結構いろんな人のお芝居を見ていましたね。
植原 今回ってひで君は前の公演より出番多いのかな。
佐々木 そう。自分の出番がいっぱいだと自分の事に集中してしまうので、人のお芝居を見ることが少なくなってしまうんですけど、リコリスに関しては沢山見れたので勉強になりました。
植原 今回、たぶんひで君の方が先に出るよね?それがはじめてだなと思って(笑)いつも一番最後だよね?
佐々木 そうだね(笑)
植原 今までは“やっとひで君も来ました!”というのが、今回は最初にスッて出てくるのかと思って、いつも中盤で出てくるのに新しいなって思いました(笑)
―今回の豪華客船編で楽しみにしていることはありますか?
植原 ずっとやってきた葬儀屋の和泉宗兵さんと結構激しい絡みができるのかなというのが、今までになかったところなので楽しみです。長年やってきた葬儀屋とグレルの絡みが生で見られる!という声も頂いてますね。今までは出てきてもお互い大事なところで絶対二人は舞台上に立ってないというような。それこそグレルと葬儀屋が一緒に舞台上にいるってことはなかったんですよ。
―今回は白熱のバトルシーンとかも…?
植原 そうです!なかなか見られないものがついに見れるというところが今回の楽しみにしているところです。
佐々木 僕は劇場版の豪華客船編がすごく面白くて2回見に行きました!楽しみだなって思うシーンはたくさんあって、船が真っ二つになっちゃうところとか、舞台でどう表現するんだろうなってところが沢山あるので楽しみですね。
演出の児玉さんは以前「GOKÛ」という作品でご一緒させていただいた時、映像を巧みに使ったり、特殊な小道具を演出で使って、美術セットで難しい物もその場にあるように見せてしまうのが得意な方なので、いろんなことを再現してくださると思うとそれがすごく楽しみです。
―もし豪華客船に乗れるとしたらしてみたい事はなんですか?
植原 そうですね~自分の好きな音楽とかをかけて、仲間とパーティーしたいですね!普通ですけど(笑)
佐々木 船ってショーとかあったりするじゃないですか、ショーを見るのもしたいし、出たい!それでツアー回って、世界各地みたいなのも楽しそうですね。
―新たなる黒執事への挑戦
―黒執事で新たに挑戦してみたいことはありますか?
植原 新しい楽曲だったり、恐らくですが自分が中心となる楽曲とかもあると思うので、クオリティをどこまで上げていけるかという意気込みがありますね。
ダンスにせよ、歌にせよ、新しいパフォーマンスを披露できたらいいなと思っています。
もしかしたら踊らないかもしれないですけど(笑)まだ絶対ダンスがあるという確証もないので、何で魅せるかはわからないですけど楽しみにしていてください(笑)
佐々木 そうですね、何があるかはわからないですけど(笑)でも僕絶対あるだろうなと思うのは不死鳥(フェニックス)なので(笑)今までやってきたバージョンではポーズが二つあって、脚高く上げるポーズと、両手あげるポーズとあるんですけど、たぶん脚高く上げるほうのポーズが出てくるんじゃないかな(笑)
―舞台への意気込みを教えてください。
植原 2年ぶりに復活させてもらうのですが、みんなが雄大君(セバスチャン役:古川雄大さん)筆頭に繋いでくれた部分があるので、改めてその空気感を受け取りつつ、引っ張っていける自分になれたらいいなと思っています。はじめましての方が、アンサブルの方も含めていらっしゃるので、0から黒執事というのをみんなで向き合って作っていきたいです。今までやって来た事を振り返ってみると、すごくディスカッションしたり、みんながこういう世界でこういう状況だよねって盛り上がっているところで作ったのを覚えてます。ストーリーが違うにせよ、世界観は変わらず大事にしていきたいので、それをみんなで作って最終的にはお客さんと一緒に世界観や空気感を本番で味わえたらいいなと思います。
佐々木 2年ぶりになるんですけど、2年の間にミュージカル「黒執事」のサーカス編と劇場版の豪華客船編も見に行って、原作も読み直して、またひとつ勉強できた部分もあるし、他の舞台で得たものもたくさんあります。そういったものも活かして原作により近づいて皆様が理想とするドルイットを演じていきたいと思いますので、楽しみにしていてください!
