小嶋陽菜は唯一無二の存在 ポストこじはる…いないと思います
♂娘娘是独一无二的存在 二代目娘娘之类的……是不存在的
AKB48の小嶋陽菜(28)が誕生日の今月19日に卒業する。アイドルだけではなくモデルや競馬予想家など幅広い分野で活躍。2月の卒業コンサートでは自ら曲目と演出を考え、エンターテインメントのプロデュース能力の高さも示した。グループで唯一無二の存在。「ポストこじはる」はいる?との問いに、淡々と「いないと思います」と答えた。
――卒業後のAKBが心配なのでは!?
「心配してないですね(笑い)。そういうのはずっと言われてきたことですから。“あっちゃん(前田敦子)が卒業したらAKBは終わる”とか“(大島)優子が卒業したら本当に終わる”とか“たかみな(高橋みなみ)が…”とか」
――確かに、ずっと言われてきましたね。
「あんなに凄い子たちがいなくなっても大丈夫じゃないですか!?だから、私がいなくなっても影響はありませんよ」
――でも、小嶋さん自身がプロデュースした卒業コンサートで、改めて、類いまれな才能を実感しました。
「ふだん何もしていないので、やる時はまとめてやらないといけないですから(笑い)。最後なのでワイルドカードを切りまくった感じです」
――「神セブン」(前田、大島、小嶋ら)が歌う「スカート、ひらり」をコンサートのクライマックスではなく冒頭に持ってきたセンスが凄いと思いました。
「10月くらいからセットリストの打ち合わせを始めたんですけど、そこは最初に決めました。1曲目でみんなにワーッと盛り上がってほしかったので“この曲で、このメンバーしかない”と思いました」
――アンコールの別れのあいさつでは「正直、この先、AKB以上に大好きで大切なものに出合えるかどうか分からない」という言葉が胸に響きました。
「前夜祭が終わった後、夜中に考えました。ダラダラしゃべるより、AKBが好きだということをストレートで分かりやすい言葉で伝えたくて、たくさんある言葉の中から選びました」
――そして、涙で終わるのではなく、ミラノへ旅立つためリムジンに乗って空港に向かうというエンディングも見事でした。
「セットリストを考えている時、卒業コンサートの日がファッションウイークの頃だと気づいたんです。ファッションウイークはどこでやっているんだろうと思ったらミラノでした。卒業してもファッションの仕事をしたいので、コンサートを終えてミラノに旅立つというのはピッタリだと思いました。友達に電話したら仕事がブッキングできたので、これは運命だと思いました」
――偶然ミラノの仕事が入っていたわけではなくコンサートの演出のために自分で仕事を入れたということ!?
「そうです!」
――今のAKBにはそういうプロデュース能力が必要だと思います。
「私もそう思います(笑い)」
――卒業後もAKBをプロデュースしたらどうですか?
「そういうことはずっとグループに関わってないとできないんですよ。関わりながら、時代の流れや、その時の雰囲気を読まなくちゃいけない。卒業したら、ずっと関われないですから」
――卒業後、AKBに「ポストこじはる」はいますか?
「いないと思います」
――小嶋さんのように面白くてセンスがいいメンバーはそうはいないですよね!?
「いないと思います。私は凄くそれを意識して生きてきたので、なかなかいないんじゃないですかね」
――今後のAKBに望むことは?
「今まで通りやっていてもダメだと思います。いろいろ時代の変化がある中で受け身でやっていても良くなることはないでしょう。新しい風を取り入れながら、いろんなことに挑戦してほしいです」
――小嶋さんは卒業したら結婚する?
「できたらいいんですけど、できないと思います(笑い)。私とする人がいないと思いますよ」
――相手の男性には相当な包容力が必要でしょうね。
「もう、どんどん自分が強くなっちゃって…。対応できる人がいないと思います(苦笑い)」
――最後にファンへの一言を!
「(19日の卒業まで)一つ一つのことを大事にやっていくので、目に焼き付けてください」
≪最新シングルで最後のセンター≫AKB48の最新シングル「シュートサイン」で最後のセンターを務めている。卒業コンサートではこの曲を本編ラストに披露。「この曲は、メンバーがいっぱいいて、みんなの動きがそろうとかっこいいと思ったので、100人以上でやりました。終わった後、周りから“良かった!”と言われたので