葉山の回想
バトルロイヤル終了後即座に進級試験にて創真を消すように薊から指示される葉山
薊の指示に従わなければ即座に研究が打ち切られてしまう
そんば葉山に潤は今すぐ機関から抜けるよう要求する
こんな馬鹿なことをして欲しくなかったと葉山を叱る潤
潤になんと言われようがこの場所は守ると葉山
回想おわり
宗衛いわく創真が使った蜂蜜はただの蜂蜜ではなかったらしい
創真が使ったのはキハダ蜂蜜という、ほのかに苦みを含んだ後味を持つ希少種だった
苦みと渋みを含んだ後味が抜群に熊肉と合っていると大絶賛
焦る葉山
創真の回想
ハゲを引き連れて山の中を散策する創真
時間ぎりぎりまで散策し素材になりそうな食材を探す
下山後は集めた食材で試作
翌日もう一度山へ行き素材探し
この工程を何度も繰り返し結果蜂蜜という答えに行き着いたという
そこからさらにどの種類の蜂蜜が最適か相当な量の試作を重ねた創真
回想おわり
宗衛「この皿の根底にあるのは味に対する飽くなき探求心と執念に他ならぬ」
宗衛「そこに私は…『料理人の顔』を見た！」
宗衛の言葉に納得がいかない葉山
そこに堂島が割って入り今の葉山には選抜決勝で見せた熱量が無いと指摘
堂島「君は君なりの美味を追求しきったと言うんだな？」
葉山「当然でしょう俺はこれ以上ない完璧なバランスを組み上げて――」
堂島「たったひとりで誰のための皿かも分からないまま…か？」
葉山の回想
小さなころから潤と二人で料理の試作に明け暮れる葉山
熊肉料理の試作中ケイジャンスパイスの使い方について潤の意見を聞こうと後ろを振り返るが
そこには誰もいない
回想おわり
葉山に対して真に情熱をもって試行錯誤し抜いたのか問う堂島
堂島「誰かにうまいと言わせたい…その精神が抜け落ちていたのではないのか？」
葉山「だったら幸平はどうしてあそこまで出来たんだ」
葉山「あいつの情熱はどこから来たっていうんだ」
葉山「生き残りたいっていう思いだけであそこまで貪欲になれるのか」
葉山のその言葉にキレる創真
葉山の胸倉をつかみ「お前だよ お前に食わすために決まってんだろ」
創真「全部お前にうまいって言わせるため、ギャフンと言わせるため！」
創真「俺が今日まで頑張ってきたのはそのためだろ」
創真「だから勝負から余所見されちゃたまんねーんだよこっちは！」
葉山の分のメンチが揚がる
創真「おあがりよ！」
次週へ