7月初旬。
え、なに?
7月初旬だよ?この俺、姫武静姫の家のお隣に、10歳児の少女、
似鳥はみるが来て、2ヶ月ぐらいかな?
前回、もうすぐ夏休みとか言ってた?
だいたい、良いじゃないか、別に時間軸通りに話なんかしなくても、そんな頭の固いことを言っていると、ダイヤモンドヘッドとか言われて、観光地化されて、マカダミアナッツとか売られて、土産として買っていくと「あれ?ハワイ行ってきたの?」とか聞かれて、「いえ、京都よ!?」とか返事をすると「なんで、京都でマカダミアナッツなんだよ!?八ツ橋買ってこいよ!?」とか突っ込まれて微妙な気分になったりするぐらい、微妙な感じになるぞ?
八ツ橋食べたくなってきたから、お茶の時間にするか。ちょっと待っててくれよ?
ただいま。近所の和菓子屋に八ツ橋買いに行く途中で、アイス食いたくったんで、ゲリゲリくんに切り替えて、軽くアイスコーヒーとか飲んで戻ってきた。
さて。
7月初旬。
爽やかな暑さが大気を満たそうとする、朝の一時。
清浄な空気の中、清楚可憐でありながら、甘やかで華やいだ少女達が、揃いの制服を着て坂を上ってくる。
向う先は一つ坂女子学院。
天下無敵の女子校だ。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
そんな優美な挨拶を軽やかに奏でながら、正門をくぐっていく少女達の中で、一際目を引く超絶美少女がいた。
「ごきげんよう、姫武さん」
「あら、ごきげんよう」
一つ女子学院の制服で女装した俺こと、姫武静姫のその人である。
話は少し戻って、数日前。
俺達は、一つ坂学園の教室で、政治のあり方と政局についてのディスカッションをしていた。
「やっぱり、今後の福祉のあり方を考えると、制服の夏服スカートの透け方は少子化対策には抜群の効果を発揮すると思うんだ」
「少子化もそうだが、雇用対策はどうする?若者の労働意識の低下は如何ともし難いものがあるぞ?」
「それには、小中学生と結婚できる法改正が必要だと思うんだ。日本男児は、平安の世や江戸の治世、古くから幼女と結婚してきた。幼妻のためなら、若者は必死で働くぞ!!」
「ふむう、頷ける・・・」
「姫武には是非、参議院へ行って欲しいものだ」
俺の力強い演説に男子達が、ふむふむと首肯したので、更に力強い言葉で言ってやる。
「このロリペド野郎どもめ」
「お前が唆したんだよ!?」
俺以外の男子を変態を見る目で遠巻きにしていた女子達の中から、溜息交じりに歩いてきた似鳥翠蓮がぺこんと、丸めたファッション誌で俺の頭をはたいてきた。丸めたファッション誌をオナホ代わりにすると、ファッションモデルを一網打尽に出来た気がするよなと言ったら、凄いドン引きをした女、それが翠蓮だ。
え、なに?
7月初旬だよ?この俺、姫武静姫の家のお隣に、10歳児の少女、
似鳥はみるが来て、2ヶ月ぐらいかな?
前回、もうすぐ夏休みとか言ってた?
だいたい、良いじゃないか、別に時間軸通りに話なんかしなくても、そんな頭の固いことを言っていると、ダイヤモンドヘッドとか言われて、観光地化されて、マカダミアナッツとか売られて、土産として買っていくと「あれ?ハワイ行ってきたの?」とか聞かれて、「いえ、京都よ!?」とか返事をすると「なんで、京都でマカダミアナッツなんだよ!?八ツ橋買ってこいよ!?」とか突っ込まれて微妙な気分になったりするぐらい、微妙な感じになるぞ?
八ツ橋食べたくなってきたから、お茶の時間にするか。ちょっと待っててくれよ?
ただいま。近所の和菓子屋に八ツ橋買いに行く途中で、アイス食いたくったんで、ゲリゲリくんに切り替えて、軽くアイスコーヒーとか飲んで戻ってきた。
さて。
7月初旬。
爽やかな暑さが大気を満たそうとする、朝の一時。
清浄な空気の中、清楚可憐でありながら、甘やかで華やいだ少女達が、揃いの制服を着て坂を上ってくる。
向う先は一つ坂女子学院。
天下無敵の女子校だ。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
そんな優美な挨拶を軽やかに奏でながら、正門をくぐっていく少女達の中で、一際目を引く超絶美少女がいた。
「ごきげんよう、姫武さん」
「あら、ごきげんよう」
一つ女子学院の制服で女装した俺こと、姫武静姫のその人である。
話は少し戻って、数日前。
俺達は、一つ坂学園の教室で、政治のあり方と政局についてのディスカッションをしていた。
「やっぱり、今後の福祉のあり方を考えると、制服の夏服スカートの透け方は少子化対策には抜群の効果を発揮すると思うんだ」
「少子化もそうだが、雇用対策はどうする?若者の労働意識の低下は如何ともし難いものがあるぞ?」
「それには、小中学生と結婚できる法改正が必要だと思うんだ。日本男児は、平安の世や江戸の治世、古くから幼女と結婚してきた。幼妻のためなら、若者は必死で働くぞ!!」
「ふむう、頷ける・・・」
「姫武には是非、参議院へ行って欲しいものだ」
俺の力強い演説に男子達が、ふむふむと首肯したので、更に力強い言葉で言ってやる。
「このロリペド野郎どもめ」
「お前が唆したんだよ!?」
俺以外の男子を変態を見る目で遠巻きにしていた女子達の中から、溜息交じりに歩いてきた似鳥翠蓮がぺこんと、丸めたファッション誌で俺の頭をはたいてきた。丸めたファッション誌をオナホ代わりにすると、ファッションモデルを一網打尽に出来た気がするよなと言ったら、凄いドン引きをした女、それが翠蓮だ。