現在手辺手機裏没中文輸入法、容我下面倒用日語。
m問題点がいくつかありますよ。
1、三段切れになっています。全体のリズムを壊しやすい形(読むとわかってくれると思います、17音は非常に不愉快に分断されています)として、三段切れはあまり好かれていない。もちろん三段切れでありながら、名句になっているという成功の例もありますが、非常に難しい上級テクニックですので、軽々しく挑戦するのは無謀だと僕は思います。
2、詠嘆しすぎでしょう。「さ」「や」「じゃ」は詠嘆もしくは嘆きっぽく、感情を増強する言葉で、特に「や」は俳句のにおいて最も効果的な詠嘆の切れ字です。多分字数を満たすためにやっているんだなと見えてますが、一句の中でこれほどやたらに強く詠嘆すると、感動の焦点がブレてしまうのです。絶対にやってはいけないというわけではないですが、下手にやると下手な句になるだけという話ですね。そして冬を「ふゆふゆ」にするのもそうですよ。重複表現で言葉を強調して感情を込めさせたい気持ちはわかりますが、一句で三つもぶち込むと、お互いに殺し合ってまうのです。わかりやすくいうと、どれに感動すべきか全くわからなくなり、結局何の感動も伝わらない句になりかねません。
3、情景が浮かばないところ。写真を見ていない人は、それ空のことだなんかは絶対わからないでしょう。なぜなら、俳句自体は内容すかすかなのですから。中七、下五のところ、何の映像も書いていませんし、上五の「冬」は大きな季語で、多くのぼんやりとした冬のイメージしか結局この俳句には持っていません。全体的に読めば「冬で遠くて青いのはなんだ~」というなぞなぞの感じになっています。あなたが多分表現したがっている渋くて薄い、冬での嘆きとかは謎々化している字面では伝わらないかもしれません。
添削をしてみたいですが、情報量があまりにも少ないので、わがままで情景を足すしかないです。
まず、重複表現などを消しましょう。詠嘆の言葉もとりあえずとりましょう。
残るのは ふゆ 遠い 青 しかなくなるんですね。そこで、読者にちゃんと空のことをわかってもらうように、「空」を入れましょう。
そしてやはり、冬の空のどこかに引っかかっているというのを明らかにしなければ、感性豊かな俳句にはなりません。例えば、ふるさとを想う、恋人と再会など1個モチーフを入れましょう。
空は青いというのは当然だから普通書かなくていいが、この句の場合、いつもより空の青さに私は感動したというのを表現したいから、青だけを強調しましょう。青々じゃなんては「じゃ」がないと青いという意味では成立しなくなるし、「じゃ」がついたまんまだと字数もったいないので、青々をあきらめましょう。真っ青という表現もあります、それを使いましょう。そして優しい故郷のイメージに合わせるように、「まさお」という風に促音を取って、あえて見た目の優しそうな平仮名で書きましょう。ついでに冬をも優しくしましょう。
添削してみます。
望郷のふゆ 遠き空のまさお
こうすると少なくともあなたが見えている空の青さ、遠さが表現できている。
もう一ついいたいのは、俳句というのは必ず5-7-5でなければならないものではないです。添削後の句は7-10のツーカットになっています。そもそも俳句は一行の詩であり、合わせて17音であればいいものです。(まして字余りもOK)
表記上あえて平仮名で書いているおかげで、冬と青のイメージは弱くなって、背景みたいにふわーとしており、望郷、遠き空の映像は非常に鮮明的に引き出されています。
もっといい句にするのには、多分直接に遠くなどを言わずに、他の情景への描写で遠いのを表現した方がいいかもしれないです。