【日文歌词】「少女喪失」-15.10.28-

帝都に死す
ようこそ　お嬢ちゃん
ここは夢の都市
酸いも甘いも皆御座いません
恐る事はない
すぐに慣れるから
これから始まるショーご覧あれ
今宵は　お前に
お雛と名付けよう
そしてお赤飯を炊きましょう
よってらっしゃいみてらっしゃい
指舐め　突き刺し
屏風　覗き穴から品定め
五人囃子の髑髏
迷い子の皆様
夜が更ける晩に
月明かり照らすはかくれんぼ
籠の中の皆様
月が死ぬ前に
逃れよと後ろの正面誰
見世物狂い　謳えや謳え
帝都に咲かせた此の命
ようこそ　お客さん
ここは夢の国
悪も正義も皆御座いません
よってらっしゃいみてらっしゃい
舌舐め　這いずり
お雛ちゃんの眼球をペロペロ
首傾げた　桃の花
弥生　上巳の晴れ舞台
余所行きの皆様
お待たせしました
灯を点けましょう雪洞に
孤児の皆様
踊れないなら猟銃で
知恵遅れの頭を撃ち抜け

喪失-soushitsu-
思い出はスクロール　流される日々
既読無視くらい許してよね
友達を失った　青春を失った
始まりはマンソン　イレスポンシブル
ロック好きくらい許してよね
恋人を失った　清純を失った
廃棄物はこちらで回収
とても便利なトイレです
別に君じゃ無くてもいい
内カメラにて作り笑い
私もう少女じゃないの
清楚（）つけて
君の妄想なんじゃないの？
幼気な嘘も
全部許してね　愛せるなら
汚してお願い
午後２時のワイドショー　遅い朝食
政治家の謝罪　笑えてくる
人権を失った　何もかも失った
早く…鬼さんこちら　手のなる方へ
早く…鬼さんこちら　捕まえて
悪趣味先公の笑えない性癖
誹謗中傷　センスあるレス
まとめサイトに見当たらない
暴露記事を一つお願い
再生不能なフィクション
お決まりのエゴイズム
絵文字みたいな感情
ブチ殺して
要らない株は売却処分
深い青春の闇
私もう少女じゃないの
君が望むような
純粋無垢じゃないの
痛い系な嘘も
全部許してね　愛せるなら
壊してお願い
二人心中でもいいよ
君が望むなら
守るべきものもないの
憐れみな言葉
いともたやすく
引き裂かれた幕は閉ざせない

終身旅行
黄昏ていく百道の風に消えた声
追い込まれた窮地に立つ
死に場所探すように　ステージ幕降ろして
もどかしい街歩いた
湿った片道切符　博多駅は忙しくて
流され追われ行くのは約束の場所で
辿り着いた夢の崖に投げ捨てた言葉は
『まだ歌っていたい』と願う強い弱さ
決して未練の無い遺書はまだ書けないから
君の声を聞かせて
突然の雨模様は終演後にかかりだす
アンコールの声みたく　足を走らせる
季節外れのライダース　生き急いだ証は
終わりを告げる鐘の音が鳴る頃に
誇れる事があったなら悔いは残さない
君はまだ泣いてる
諦めたその先には何が見えましたか？
枯れて錆び付いて破れた音の涙
一つ一つの音色が君を奏でるなら
まだ僕を殺める事は出来はしない
東京では死ねないから　君のために歌うよ
途切れた音を辿ろ　どれだけ残せるだろう
不器用に生きた意味を

晩秋
恋したあの人に堕ちる晩秋
さざめく風に乗せ　巡り始める
金木犀の香りが心を染めて
あなたの髪の毛と私の髪を
蝶々結びしました　離れぬようにと
思い出はいつも通り雨
受話器越しの胸騒ぎ
嗚呼、今日も聞こえない
愛し　あなたの声
こだまする　その生き方に　答え合わせ
嗚呼、今日も拭えない
心は枯れすすき
ゆらゆらと足を浮かせて　堕ちる晩秋
六畳一間の狭い部屋に吊るした蜘蛛の糸に捕食された蝶
ゆらゆら…
宙ぶらりぶら　見開いた瞳は　あなた見つめるためよ
宙ぶらりぶら　振り子になる私は悲しきかなひとりぼっち
繰り返す鬱に茜空
諦めましょう　お別れしましょう
恋したあの人は冬へと向かう

白いキャンバス、赤い絵の具
真っ白なキャンバスに赤い絵の具でサヨナラしたら
正義の味方が言う　お決まりの『大丈夫!!』より優しくて
今までありがとう　レプリカの世界
塗り潰してね　過去の下書きも　全部全部
幸せな日も君も夢でした　全て模写の幻想
真っ白な水玉に赤いワンピース　うさぎ抱いてた
机で輪　描きましょう　少し離れて見ていたんだ
ほらヒーローも先生も神様も助けに来やしない
『うそつき』
ボロボロの筆でなぞった　下絵の理想図は
色とりどり鮮やかに　そんなわけもなく
だからもうこちらから　お別れしましょう　みんなみんな
ただそれだけで　笑える気がしてた　帰り道の青空
真っ白なキャンバスに赤い絵の具でサヨナラしました

君はサブカルチャー
朝食は取らないメンタル弱い
主流には興味ない
少し変わった趣味をした
派手でも清楚でも無い君
下北は少し遠いから嫌
適度に近場で帰り易い場所を好む
中野♡新宿も満更じゃ無い
時計とカシスまわれば
着飾るシンデレラ
終電は逃したふりをして
君はサブカルチャー
僕のサブカルチャー
甘い言葉と香りを纏う悪魔
君はサブカルチャー
僕のサブカルチャー
同じ結末の夜　テンプレなセリフ
帰りたくない…少し酔っちゃた…
帰りたくない…一人にしないで…
マイメロのミラー
似つかわしくない
乱反射する夜
引き際を見据えらない
嵌れば嵌る程に凝る
また嘘の涙流し泣きついて来るのさ
君の過去なんで知ったこっちゃない
悪のサブカルチャー
夜のサブカルチャー
慣れた手つきが妙に心地良いカルマ
悪のサブカルチャー
夜のサブカルチャー
誰にでも同じ魔術かけてんだろう？
こんな自分が…少し惨めで…
こんな自分が…嫌いになりそうです…
あどけない寝顔
踊り疲れて眠る君
光が射したら
さよなら
帰りたくない…少し酔っちゃた…
帰りたくない…好きになっちゃった…

殺したいくらい愛してる
たまたま本屋で見つけたんです
あなたがカヴァーの雑誌を
一目で心にチェックメイト
いつの間にやらトレンド入りした
でもこの恋のリプライは皆無でしょう
解ってる　でも会いたくて
費やす「苦」なんてないの
並んでる　その時間もいい
目が合ってキュンってなるの
苦しい程に恋してるわ
いつもあなたの事ばかり
何話そう　心が張り裂けそう
ドキドキさせてよエンドレスループ
功名な手口　器用な態度
ライカに自主盤　ブラエク　ジール
何処にいても飛んでいくわ
「特別」そんな気にさせる確信犯
解ってる　でも悲しくて
素っ気なくしちゃうの
狙ってる　あざとさも好き
今日も夢見させて
限られてる時間の中　幾つ伝えられるのかな
目の前にすれば言葉は出ない
真似して買ったお揃いのジャスティン
あなた気づいてくれたかな
解ける手が寂しくて
情緒不安定になる程
年がら年中追いかけてんだ
情緒不安定になる程
早番にかけてんだ
情緒不安定になる程
ブログツイート漁ってるんだ
情緒不安定になる程
二人のチェキ見てんだ
午前３時のひとりよがりで
いつものように自己演出で
あなたとの関係を漏らします
あなた無しじゃ生きられないの
通い　常駐　深みへと
気づいたのはこの整番くらい遅い
殺したいくらい愛してしまった
私の負けなんでしょうか？
いっそ嫌いになってあがろうか？
なんてね
そしてまた列に並ぶのね…

THE 廃人間
廃人間
友達が居ないから今日も一人きりで唄を歌う廃人間
捨てきれぬ夢は未だ　秘かに燃えてるんだ
厨二と呼ばれようが　掻き鳴らせプレイテックギター
投げ捨てた廃スクールデイズ　諦めた一人マザー
本気KILLしたいぜティーチャー
俺はまだ走れる

焔-homura-
平和とは何か？いつの時代も
生き抜いてきた大人達が
戦慄も知らず子供達に問う
教科書を持つロボットのように
繰り返す　目の前に暴挙に
気付けず　また消える灯火
一体いつになれば救われる叫び
何処かで誰かがまた泣いている
何処かで誰かが争ってる
大統領も兵隊もあの子も
山も川も海も空も地球も
みんな　自分を守るため
殺戮　弱肉強食
一体いつになれば終わる
命燃やし　天へと高く
舞い上がる焔に包まれて
戦争　災害　いじめ
為す術も無い　罪無き命
天秤に掛けられた重りは
明らかに不釣り合いで
あれから何が変わったのだろう
あれから何を残せたのだろう
燃え尽きた人々の粉々になった過ちという名の灰
吹き消してもいい
命の火なんて何処にもない
生きる意味探す君
君は君のままでいい
命燃やし　天へと高く
舞い上がる焔に包まれて
神の裁き　壊れた世界
判決は重罪で死刑と処す
Love&Peace
醜く愚か美しいこの世界の果てで…

MELT DOWN
MELT DOWN…
染められた街は隔離されて
放射線型の餌を食べる
憐れみも無く流された愛
きっと明日は歌えない
MELT DOWN…何も信じられない　奇形
MELT DOWN…声も届かなくなる　奇形
並べた肉を横目に過ぎる
何食わぬ顔の偽善者様
積み上げた瓦礫の下の愛
きっと二度と戻らない
MELT DOWN…何も信じられない　奇形
MELT DOWN…声も届かなくなる　奇形
今にも…
トロけそうな思い出は夢と血と混ざり合い
雨降らす人々の願いはやがて溶けて無くなる
現実から目を背けるのかい？
草木は枯れ　生き物は死に
人々は消え　あの街は夢？
もしも明日あの日が来たら
もしも明日あの日が来たとしたら
MELT DOWN…
何も変わらないあの日から
何も救えないあの日がら
何も変わらない青空の下
今でも…
聳え立つ元凶に立ち向かう術も無く
支配者は未来へと　置き去りにして笑う
そしてまた繰り返す絶望に溶けた犠牲を育む

さらばビッチ
教室の窓　黒髪が揺れる
今にも消えそうな横顔に恋した
袖元隠す様に自分の存在さえも隠した
○の無い　出席簿
誰があの娘を救えたのだろう
誰があの娘を笑顔に出来ただろう
茜に染まる下校の道
声をかける事すら出来なくて
放課後の空　理数系な君を
心の数式で解けたらなあ…嗚呼
僕には到底　難解だったようだ
吹かした 煙の様　真っ白さ
何があの娘を壊したのだろう？
何があの娘を追いつめたのだろう？
陽はまた昇り繰り返す
死にたがりで生きたがりな君でも
風の噂で聞いたのさ
あの娘が援助交際してるんだとか…
そんな事今はもうどうでもいいさ
一つだけ言わせておくれよ
とりあえず今は…
『生きろ』

誰かのメリークリスマス
詞、曲:マモ
街は静かに明かりを灯す
祝福の歌流れる聖夜
幸せそうな人で賑わう
色とりどりに光る大きな木の下
かじかむ手　握りしめ　願いは儚く
帰らないあの人を待ち焦がれていた
欲しがっていた　あのプレゼント
お金を貯めて準備しました
あなたがくれた　赤いマフラー
暖かく包みこむ寒空の下
かじかむ手　握りしめ　願いは儚く
帰らないあの人を待ち焦がれていた
真っ白な天使が街に舞い降りた素敵なメリークリスマス
寄り添った恋人達の幸せな笑顔にメリークリスマス
くたびれた心を染める　暖かい明かりはメリークリスマス
大好きなあなたに会いたい　一人きり誰かのメリークリスマス
街は静かに明かりを灯す
祝福の歌流れる聖夜