「一回ヤらせろ」
谁か教育的指导を此のガキに下せ。
とりあえず手にしていた珈琲ゼリー(クリーム入り。定価\105)を床に落とした(勿论、筋肉が衰退してるとかでなく単纯に惊きで、だ)
もったいないな、なんて悠长な事思ってる暇もなく、头一个半分低い位置から伸びてきた腕に襟首を捕まれ、
「犯らせろ」
先ほどより直接的な表现で再度迫られ、その希薄に思わず后ずさり、不幸なことに先ほどのゼリーの惯れ果ての感覚を靴裏に感じてしまい寒気。
大体にしろまだ一口しか食べていないのにこの仕打ちは酷すぎる。
珍しく俺に物を与えてくれたと思ったらなんだこの仕打ち。ぬか喜び作戦は非道だ。人间のやる事じゃない。少し涙ぐむ。
、、话が逸れた。いや、别に俺が珈琲ゼリーを落として踏んだ事なんてどうでもいいソレより何より、
「最近の小学生ってみんなそんなヒワイな事吐くンですかね枣さん。あと俺は男、分る?おとこのこ」
そう言うことは中学生になってから密かに思いを寄せる女の子とか女の子とか女の子に吐いてください。
もしや此奴、枣の眼球がイカれてしまって蜜柑と俺の区别も付かなくなったとか异世界ファンタジーな设定だったら少し泣ける。勿论自分への同情で。
まぁそんなわけもなく。
「テメェが男で翼で马鹿だって事は分るっつのボケ。黙って喘いでろ」
「やだわ、最近の子ってダイタン!一绪にいるだけで孕みそうになるから逃げていいですか?」
そして此処外です。中庭です。授业中だから人気はないのですが外ですよ。
公共の场でワケも分らず迫られるなんて、まったく身も盖もない话しだ。
「谁が逃がすかボケ」
気怠気な缓い风が中庭を凪いで、その辺の伸びきった雑草を揺らして、
-----倾いた世界。
「なっ・・・」
强烈な目眩と痹れと耳鸣り。三半规管がイカレて膝が折れ、左肩から雑草にダイブ。
上下左右の感覚が不明了で、そんな中で枣が俺の腹あたりに跨って嘲笑。
「珈琲ゼリー、うまかったか?」
ああ、この人人间じゃない。今の时代なんでもありだ、ホントに。
どうしよう、明日の新闻の一面は"黒猫、问题児を强奸~薬を使っての计画的犯行~"に决まりじゃないですか。
同级生のコメントとか载るのかな、ヤだな。お婿に行けない。
「あのさ、」
「あ?」
未だグラグラし続ける视界。首筋に这う微妙な感覚と。
「あー友达から始めませんかね、コレ凄い画期的な提案じゃない?」
失笑と、噛み付くような口づけから同意の念を感じないので少し泣きそうになりつつ、
初めてはお洒落なホテルがいいの、とかのさばる女の気持ちが少しだけ理解できた。
素直に英语受けてればよかった、なんて青空に中指つきたて、谁かの不幸を切実に愿った。
〔傲慢というか殆ど电波的行动〕
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枣の行动はいつでもサプライズに计画的。
(06.08.10)