翼枣吧 关注:78贴子:1,614

【翼枣王道】【转文】恋に恋しているうちは(日文)

只看楼主收藏回复

恩,看不懂,不就是想转=V=~
以后总会看懂的=V=~(但愿


1楼2008-03-28 13:51回复
    出处∶http://sana.tank.jp/m_t/


    2楼2008-03-28 13:52
    回复
      恋に恋しているうちは(1) 
      --------------------------------------------------------------------------------
       

      「だーっ、もう! あいつは俺の言う事の千分の一も信用しちゃいねーんだ!」
       いつものように、特力の教室で突っ伏して愚痴を思い切り美咲へぶつけまくる。イライラしているせいか、ブラブラと振りまくる足が激しく机の脚を叩いているのは、爱娇か。
      「…本人に言えば」
      「言えるかよ! 言えるもんならとっくに言ってる! だーっ、あいつ、きっと俺の事ペットか何かと勘违いしてるに违いないッ!」
       いくら吐き出しても物足りないくらいの势いで唤いている俺の横で、美咲达は我関せずとばかりの态度で、文化祭の准备に勤しんでいた。
      「…お前らまで、俺に冷たいのか」
       思わず恨みがましい声も出てしまうというものだ。
      「あのねぇ、この忙しい时に、痴话喧哗のノロケ半分な愚痴なんか闻いてる暇があるわけないでしょ。それより、手伝う気が无いなら…」
      「わ、わーった! わかりました! 手伝いますとも!」
       半ば胁されるような形で、俺は文化祭の准备に取り挂かった。
       それでも、あいつのことは头の隅から离れることはなかったけれども。


       コン、コン。

       梦うつつな中で、谁かが话している声がする。
      「ああ、来てくれたんだ。悪いね、またコイツ寝ちゃっててさ」
      「…别に」
      「あ、私达帰るから。じゃあね、おつかれー」


      「…ん、何、もう终わった?」
       重い睑をゴシゴシと擦り、视线を上げる。
      「もう、とっくにな」
      「あ、あれ? お前、なんでココに居んの」
       目の前に居る事に惊いた。よく见ると、他の奴らは见当たらず、特力の教室なのに、コイツと2人っていうのも変な话だ。
      「ドッペルゲンガーの女が、お前がアホ面さらして寝てるって言うから」
      「美咲? …って、お前、谁がアホ面か!」
       まん前の席に座っている相手の目の前へ、ドンと拳骨を下ろす。
      「そんなことより、起きたんなら帰るぞ」
      「そんなことってお前が言ったんだろ! ほんと、可爱気がないったら…」
      「可爱いとか言われてたまるか」
      「…あれ、お前、そういうの気にするタイプだったっけ?」
      「んなわけねぇだろ、马鹿か。俺は、惚れた相手に「可爱い」とか言われて喜ぶような人间じゃねぇんだよ。よっく覚えとけ」
       そう言った枣は、强引にネクタイを引き寄せ、口付けてきた。とっさの出来事に、思わず「んっ」とくぐもった声しか出せない。

      「马鹿なヤツほど可爱いとかいうけど、お前は马鹿すぎて话しになんねぇな」
      「……っ!!」


      3楼2008-03-28 13:52
      回复
        恋に恋しているうちは(2) 
        --------------------------------------------------------------------------------
         

         いつものように、何も兴味の沸かない教室でぼんやりと座るだけ。
        「枣、最近、授业サボるの多いよ?」
        「今はいるだろ」
        「…まぁ、そうだけど」
         隣の流架の小言を、それなりにかわして机に突っ伏した。今はもう何も考えたくは无い。
         そんな様子に流架もそれ以上何も言うことはなかった。
         ただ、流架の言い分も十分に分かっている。最近の自分の行动は少しおかしい。暇さえあれば、中等部の近くにある森に入り浸っているし、放课后は特力の教室にいることも少なくなかった。
        「…あーあ」


         その日の放课后。
        「あ…っ、俺、怒ってるんだった! お前が普通に话しかけるから、うっかりしちまって…。おい、俺は怒ってるんだからな! 気軽に话しかけるなよっ!」
         よくこんな天下の往来で、そんな言叶が吐けるもんだな、とは思っていても口にはしない。翼には周りの目というものが自分达をどういう风に见ているかなど、あまり考えた事はないのだろう。
        「ふん。じゃあ、この流架达がセントラルタウンで买ってきた新作お菓子は、俺一人で食べる事にするよ。じゃあな」
         隠すように小脇に抱えていた小袋を目の前に差し出しながら、そう言って、くるりと身体を反転させる。
        「…え、えぇっ。わわわっ、待て待て待てっ! それとこれとは话が违うだろっ」
        「违わねぇ」
        「うぅぅ…、わーった、わーったよ! 前言撤回するから、一绪に食おうぜ。なっ」
         头一つ以上も违う相手の腕に一生悬命缒り付いて来る様は、いつ见ても、「はー、おバカだな」としみじみ思う。なぜ、ついつい手を出してしまうのかと考えた事もあるが、今はもう翼が他を见ているというだけで、苛々とした気持ちになるのだからどうしようもない。
         人気の少ない森の一角に腰を下ろし、お菓子を広げた。
        「はー、美味いなぁ…。幸せ~」
         そんなことを言いながら、黙々と食べている颜は缓みに缓みきっている。
        「そんな美味いんだったら、残り全部食えよ」
        「え、お前、いらないの?」
        「…甘いのは、そんな得意じゃないから」
        「そ? じゃあ、远虑なく。…ん、美味い」
         确かに甘いのはそれほど得意でもなかったが、人にやるほど嫌いでもない。今は、なんとなくそうすれば翼が笑うのではないかという安直な考えがあった。
        「俺、前言撤回するっていったけど、また同じ事されたらまた怒るからな」
         翼は、お菓子を頬张りながら、少し拗ねた口调でこう言った。
        「…っそ。じゃ、今のうちに理由でも闻かしてくれると有难いんだけど」
        「分かんねぇのか」
        「残念ながら」
         その答えに、翼が軽くため息をつく素振りをする。
        「は~…。そうだよな、お前、そういうのに机敏なタイプにゃ见えないし」
         あまりの言叶に、不本意だと思わず眉を寄せてしまう。
        「…あのな。じゃあ言うけど、お前、俺のこと、何て呼ぶ?」
        「………、?」
         予想をしていなかった言叶に、思わずキョトンとした目を向けてしまう。谁が谁をどう呼ぶかって…?
        「『おい』や『お前』とか、更には『カゲ』、『バカ』…。俺が思いだせるのこれくらいなんだけど、どう思う?」
        「…怒ってたの、それか?」
         无意识に呆れた声が出てしまう。その声色に気付いたのか、翼はまた少し拗ねたような表情をしながら、颜を反らした。
        「お前…、马鹿にしてるだろ」
        「いや、别に?」
         この言叶は本心だった。翼がそんな事で怒っているなど思いもしなかったから。それに、何故か胸の奥に、ほんわりとした暖かいものが出来たような気がするのは、気のせいか。
        「そ、それだけだ…ッ」
        「…そ。それじゃあさ、これから俺、アンタのこと、何て呼ぼうか。何て呼んで欲しい?」
         隣に座っている俯き加减の翼の颜を、覗き込むようにする。すると、翼は、耳たぶまで赤くして绝句しているようだった。
        「何、口ごもってんの。ほら、アンタが呼んで欲しいように呼んでやるよ?」
        「…っ、や、やっぱ、今まで通りでいいッ」
        「なんで」
        「何ででも、だッ。もう、やめやめ!」
         これ以上は限界だとばかりに、翼はブンブンと首を振った。まるで、おねだりをしているようで耻ずかしいのだろうということは分かる…が、どうしても、それが可爱く见えてしまって后追いしてしまう。
        「人がせっかく希望に応えようとしてんのに、そういうイケズをするなよ、な? こっち向けって」
        「イケズ、じゃない」
        「じゃあなに。焦らしてんの?」
         いくら人気が无いといっても、谁も来ないというわけじゃない。そんな中、翼の膝を跨いで、颜を付き合わせる格好を取るのは少々无谋とも思えたけれど、今はそうしたかった。
        「…どけよッ」
        「アンタからキスしてくれたら、どいてやる」

         両手で頬を挟みこんで、额を付き合わせる。
        「…してくれよ。なぁ、『つばさ』?」
        「……ッ!!!」


        4楼2008-03-28 13:52
        回复
          恋に恋しているうちは(3) 
          --------------------------------------------------------------------------------
           

          「俺、そういう冗谈嫌いなんだけど」
           しん、と静まり返った教室で、自分の声はよく通った。
          「お前が翼の事をどう思ってるか兴味ないが、これ以上ほっとくと、翼が可哀想なんでな。それに、こういうことは、はっきりさせといたほうがいいだろう?」
          「…アンタに関系ない」
          「そうだな」
           そう言って、目の前の女タラシはニコリと笑った。

           いつもように、特力の教室の前まで来ると、中には入らず、ドアの近くにいる人间に声をかけた。
          「安藤翼、呼んで欲しいんだけど」
          「翼…、は、さっき殿と一绪にどっか行ったけど」
          「…っそ」
           それだけを言って踵を返した。后ろでは、「用事があるなら伝言するけどー?」と気安い声もしたが、それに振り向く事は无かった。
           あのタラシと何かあると思ってるわけでもないが、先日のやりとりで少し过敏になっているのかもしれない。ふいに立ち止まり、真横にあったガラス窓を叩き割った。
           ガシャーン!という激しい音に、周りは瞬时にこちらを见たが、自分と分かって视线を泳がせる人间も少なくなかった。ピリピリとした感覚が窓を叩いた右手に走ったけれど、面倒になって、そのことを无视した。
          「…くそッ」
           腹立っている自分に、腹が立った。

           思い起こせば、いつだって自分は后回しだったような気がする。卑屈になってそう言ってるわけではなく、事実として、だ。翼本人に、あの女タラシに懐いてるということや、単纯な照れがあるのは分かる。けれど、その感情を理解しているからといって、受け入れられるわけでは决してなかった。
           保健医が手当てしてくれている间に、様々な事が思い巡った。自分が翼を离す気は无い事。翼も少なからず同じ気持ちでいてくれる事。ただ、それ以上に今、翼は谁よりも自分の神経を逆抚でする相手である事。
          「はい、终わり。あんまり无茶するとまた伤が开くから、今日一日は安静ね」
          「…ああ」
           止血さえすめば用は无いとばかりに、スタスタと部屋を出る。任务が终わっての治疗の时も同じような态度なことから、保健医は何も言わなかった。
           少々乱暴にドアを闭め、视线を上げると目の前に今まで考えていた人物が、心持ち心配そうに壁に凭れながら立っていた。
          「…お前、ケガしたって闻いたけど」
          「别に大した事ない」
           しかし、大仰に巻かれた包帯个所はそうは见えるはずもなかった。その证拠に、眉を少し上げているが视界に入る。
          「あんまり自分の身体を乱暴に扱うなよ」
           それだけを言うと、少し困ったように笑っていた。


          5楼2008-03-28 13:52
          回复
            恋に恋しているうちは(4) 
            --------------------------------------------------------------------------------
             

             少し温くなったタオルを変えてやる。
             案の定、夜になると発热し、あまり良い梦は见れていないのか、时折息苦しい声を出しては拒绝の反応を示していた。
            「…こんなで大丈夫なのかよ。もう一回、病院に连れて行ったほうがいいか?」
             自分の声は、梦の中にいる枣しかいない部屋の中では、まるで独り言のように大きく响いた。干部生というだけあって、枣の部屋は、言い方は悪いが无駄に広い。そのおかげで、部屋へ入っても穷屈な思いなどは皆无だったが、心持ち中等部の备品とサイズが违うのか、全てにおいて小さく感じた。
            「今夜はついててやるから」
             そう言って握った手を、无意识ながら、枣は軽く握り返してきた。
             そんな些细な事が、今の自分には无性に嬉しかった。


             窓から差し込む光に睑を刺激され、目が覚める。…が、目の前のベッドに居るはずの人物が居ないことに気付き、辺りを见回す。
            「热があるくせに…、どこ行ったんだよッ」
             ふいに昨夜の様子が思い浮かんだ。あんなに苦しそうだったのに、ベッドから抜け出すほどの用事でもあるというのだろうか。それでなくとも、今日一日は授业を休ませようと思っていたのに…と、小さく舌打ちをしてしまう。
             いつも居る森かもしれないと立ち上がったが、部屋のドアを开く気配にそちらを见やった。
            「お、まえ、どこ行ってたんだよ」
            「…风吕。汗かいて、気持ち悪かったから」
             素っ気无いのんびりとした答えに、思わず脱力してしまう。しかし、この様子だと、热も下がったようで良かったと安堵した。
            「そか。…でもな、今日一日は安静にしとけよ。昨日、凄い热出して大変だったんだぜ」
            「言われなくても今日は休む。なんか、身体だりぃし」
            「じゃあ、シーツ変えてやるから、ちゃんとベッドで寝てろよ」
             枣の返事を闻かず、思い切りシーツを剥ぎ取った。そして、手际よく新しいシーツを取り付けてやる。
            「アンタは…」
            「え?」
            「アンタはここに居てくんないの? …俺、一人?」
             予想外のセリフに、またも、「え?」とマヌケな声しか出せなかった。


            「な、何言ってんだ。いきなりらしくもないセリフ吐くから惊いちまったじゃねーか。…ほら、绮丽にしてやったんだ、ちゃんと寝てろよ」
             心臓がバクバク鸣ってるのが分かるくらい动揺してしまっている。自分は、5つも年下相手に惯れない恋心をいとも容易く揺り动かされている。
             けれど、目の前の相手は、小さくため息をついただけで、素直にベッドへ入った。
            「ほら、ここに饮みモンと果物置いてっから。あと、辛くなったら、すぐに病院とかに电话しろよ。お前、我慢しちまいそうだから…、気になるよ」
             鼻先まで挂け布団を被ったままの枣に手早く说明し、半乾きの髪をくしゃりと抚でた。枣のくすぐったそうな素振りに、思わず笑みがこぼれてしまう。
            「じゃ、…もう时间だから」
             そう言って踵を返し、部屋のドアノブを握ったところで、背后からの、
            「…なぁ、やっぱり授业サボるのは、ダメ、か?」
             そんな声に思わず振り返った。
             もう、ドアノブを掴む事はない。


            6楼2008-03-28 13:52
            回复
              这是什么啊= =||||||||
              绝望了。。我要去学日文。


              7楼2008-03-28 18:48
              回复
                慢慢来=v=~
                总会懂的^-^~


                8楼2008-03-28 22:10
                回复
                  那时什么时候啊。。抱头。。难道翼枣文都是日语的吗!~~难道我真的要为了看翼枣文而去学日语吗。。再一次抱头


                  IP属地:重庆9楼2008-03-29 01:58
                  回复
                    不、不单是为了翼枣文,还有好多其他萌配的文


                    10楼2008-03-29 13:01
                    回复
                      嗯。。。还有漫画。。。。。。看来动漫迷不学日语那完全是没出路。。


                      IP属地:重庆11楼2008-03-29 13:20
                      回复
                        是啊,而且学好了对自己将来工作也非常有用~~


                        12楼2008-03-29 16:41
                        回复
                          其实。学好日语对我的将来完全没用。,。- -|||


                          IP属地:重庆13楼2008-03-29 17:27
                          回复
                            为什么?乌鸦已经想好将来要做什么了吗?


                            14楼2008-03-29 23:07
                            回复
                              恩。。我将来要学财经!~~


                              IP属地:重庆15楼2008-03-30 01:44
                              回复