ここまで绍介したスマートフォンは主に中国やアジアで贩売または贩売予定。ですがヨーロッパのキャリアと组んで最初からアジア以外にも展开を狙った制品もありました。中国最大キャリアであるチャイナモバイルの『M812』は、フランスのキャリア、オレンジとの共同开発モデル。
↑フランスにも输出されるLTEスマホ、M812F。
オレンジ向けの制品型番にはフランスのFが入り『M812F』となります。オレンジは自社ブランドスマートフォンを多数出していますが、低価格なLTE端末を増やすためにこのモデルはチャイナモバイルと提携したもの。Snapdragon400、5.5インチHDディスプレー、800万画素カメラで约2万5000円と悪くありません。年内にはヨーロッパのオレンジグループにも采用が広がるそうです。
↑オレンジのロゴ、入ってます。
リードフォンというメーカーの『Readphone2s』は电子书籍を読むときにディスプレーが目に优しい読书モードになる、読书をするためのスマートフォン。购入すると电子书籍の购入割引特典もついてくるとのこと。ホームボタンが右にずれているのも书籍のページめくりをしやすくしているのかもしれません。このボタンは着信などがあると周囲が光るというギミックも持っています。
↑読书のためのリードフォン。
TVメーカーとしてもおなじみのHisenseのフラッグシップモデルとなる『X9T』。Snapdragon801、5.5インチフルHDディスプレー、1300万画素カメラ、LTE対応と申しぶんのない制品です。
↑意外なヒミツがあるHisenseのX9T。
年内に中国や东南アジアで贩売予定らしくロケールは英语と中国语のみ。ところがなぜか日本语入力が最初から入っています。もちろんまだ开発中の制品でありこれがそのまま市场に出てくるわけではないのでしょうが、スタッフに闻くと「え!知らなかった」と惊いていました。まぁ日本展开があるとは思えませんが、なぜこの展示品がこうなっていたのか気になるところです。
↑知られざるスマホはまだまだ存在する。
この他にも1万円ちょいの激安LTEスマートフォンなど兴味深い制品も多数见かけました。今回はハイエンド品を中心に绍介しましたが、新兴メーカーながらも侮れない制品が结构あるなどPT/Comm 2014はなかなか面白い展示会でした。
(2014.10.15 19:00追记)Kirin920のRAM(メインメモリー)の容量に间违いがありました。正しくは3GBです。お诧びして订正いたします。