
解说:多种多様な颜を持ち,さまざまな方面で重要な役割をはたした受领について,とくに,受领が都と地方とを行き来する存在に注目し,受领の活动の具体的な姿と,それを通じた都と地方との交流の様相について考える。
ISBN:978-4-634-54120-7著者:佐々木恵介刊行:2004年2月仕様:A5変型判もくじ:「受领ハ倒ルル所ニ土ヲツカメ」
1.国司から受领へ
律令制下の国司/律令地方支配の动揺/解由制度の展开と国司/
受领国司の成立
2.受领の任国支配
人的组织/検田と土地把握/租税制度と中央への纳入システム
3.摂関政治と受领
受领と任命と赴任/受领功过定/摂関・公卿と受领
4.受领群像
菅原道真/源経頼
5.受领と交通
境迎え-都と鄙の対面/留住前司と大番舎人/受领と国风文化/
受领と唐物
メッセージ・あとがき:受领-その名前からして物欲の権化のようなイメージを持たれがちな平安时代の国司たち。
たしかに受领には贪欲な徴税吏という侧面もあり,彼らを「腐败官僚」の歴史の一コマとして描くことも可能です。
しかし一方で,彼らは十・十一世纪の政治・経済・社会,さらには文化や対外関系を理解するために,欠くことのできない存在でもあります。
それは、当时受领が都と地方とを结ぶ,もっとも太いパイプの一つだったからにほかなりません。
受领の往来は,人びとに何をもたらしたのか,このような视点から,受领の姿をもう一度见直してみたいと思います。
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