やなわらばーが语る卒业の思い出&2008年春の卒业・桜ソングカタログ
2008年春、今年も“卒业”“桜”をテーマにしたナンバーが続々とリリースされています。そんななか、现在テレビ朝日系ドラマ「未来讲师めぐる」の主题歌としてオンエア中の『サクラ』を歌う、やなわらばーからコメントが到着しました。春风のように优しくあたたかな『サクラ』についてはもちろん、卒业の思い出も语ってもらいました。そのほか、注目の“卒业・桜ソングカタログ”とあわせてどうぞ!
■おふたりそれぞれの卒业の思い出を教えていただけますか?
ゆう:卒业式の思い出。あこがれの先辈の卒业式に、勇気を出して第2ボタンをもらいに行きました。断られました……。何年かたって、また违うあこがれの先辈に第2ボタンをもらいに行きました。うれしいことにいただきました! でも帰りにその先辈に偶然会ったら、新しい第2ボタンがついてました……。
りお:やっぱり高校の卒业式が印象深いです。卒业すれば皆别々の场所へ行ってしまうので、友だちと别れる寂しさと、地元を离れる寂しさがありました。卒业式では卒业生みんなでMr.Childrenさんの『星になれたら』(『Kind of Love』収录)を歌ったのですが、自分が人前で初めてギターを弾いたのもこの日でした。全校生徒を前に舞台にあがるのは、あがり症の自分にはありえないことでした。大阪での(専门学校の)卒业式はかなり悲しかったです。やっと友だちができて大阪が大好きになったころに卒业で、しかももう东京行きが决まっていたので。でもゆうちゃんも一绪だったので心强かったですね。
■曲名の『サクラ』にちなんで、桜やお花见でのエピソードを教えてください。
ゆう:初めてお花见をしたのは、大阪に出てきてから。りおも一绪にお花见をしました。その日小雨が降っていました。だけどテレビで见たことのある“お花见”というイベントにドキドキしていました。そして、満开の桜の下で肉だんごを食べようとしたとき、桜と虫が肉だんごに舞い降りました。锅をのぞき込むと、桃色のお汁のなかに虫たちがプカプカ……。“花见をしながら食べられないなー!!”って思いました。だけど见上げた空に桜が舞っている光景が美しかったので、とても优しい気持ちで笑颜になれました。
りお:石垣岛にはカンヒザクラがありますが、冲縄本岛のようにたくさんは咲きません。1月下旬から2月中旬にかけて咲きますが、色は浓いピンクで、花のイメージは梅に近い感じです。なので、花びらが舞い散ったり、お花见をするという习惯はないです。だから、大阪で初めて入学式シーズンに咲く満开の桜を见たときは感动しました。お花见をする人々にも感动しましたね(笑)。こんなにきれいだったら、みんな歌にするよなーって。石垣岛でははっきり四季を感じないので、初めて四季を感じましたね。
■ニューシングル『サクラ』について教えてください。
りお:もう岛を出て7年くらいたつんですけど、ようやく桜という花を身近なものに感じられつつあって。そんな今だから『サクラ』という曲が自然に出てきたんだと思います。石垣岛を出て初めて桜を见たとき、舞い散る花びらに本当に感动しました。あと、桜って花びらが散ってもきれいなんだなって。地を染めたり、川を染めたり。たとえ散っても一生悬命咲いて散ったんだったら、ここからまた何度でも咲けるという意味をこの曲に込めました。だから、失败しても転んでも、何度でも前を向いて未来に向かって歩いていけたらいいなーという気持ちで歌っています。そして、人间はひとりじゃなくて、そばには绝対に支えてくれてる人、见てくれてる人がいるということに気づければ、何があっても大丈夫ということも言いたかった。要は前向きな歌です(笑)。大切な人や、友だち、好きな人と一绪に聴いてほしいです。そして、何かを始めたくてもその1歩が踏み出せない人にも。皆さんの背中をそっと押してあげられるような歌になったらうれしいです。