この作品は「マザコン」を含む八编で构成されています。今回はその中の「マザコン」という作品について书きたいと思います。
一言でマザコンと言ってもいくつかの意味があると思います。この作品の中での意味は母亲に头が上がらず言いなりになっている人という意味だと私は思いました。どういうところからそう感じたかというと、六歳年上の妻に自分の悪事がばれて妻が怒り、家を出ていく言い、身支度をする妻を止めようと主人公の「ぼく」が言い訳をある事ない事并べ立てて必死になって许してもらおうとするところです。ぼく自身もこの场面で幼い顷の自分が母に対して同じことをしていたことに気付きます。ぼくは自らが过失を犯すたびに妻にも母にも头が上がらなかったのです。その性格は父亲から遗伝したのかもしれないと私は思いました。本文中で私がショックを受けた部分があって、それは「父が死の床から母に伸ばした手をはねのけた」という场合でした。父がなくなった后、母は间もなく再婚しています。父はきっとマザコンで、母はそのことがずっと手をはねのける程嫌だったのだと思いました。そして母は强い人で、父にもぼくにも常に威圧的だったのかなと思いました。しかしぼくは年上の母の様に强い女性と结婚をし、やはり抑圧されながらも母に似たところを感じて安心感を得ていたのかなと感じました。
この本を読んで、母亲の影响力は凄いのだと感じました。大人になってからの支えにもなれば、反対に呪缚にもなるのです。私自身母からどのような影响を受けているのか今はわかりません。でも、今はわからなくても后々気づくだろうと思っています。なのでこれからはこのことを头に入れて、母亲のいいところも悪いところもちゃんと见ていこうと思いました。