ゲルダ「カイ! おはよう」
カイ 「おはよう、ゲルダ。はい、これを……君に」
カイはわたしの目の前に花束を差し出す。
ゲルダ「わあ、绮丽……!」
カイ 「ねえ、これ见て?」
カイは花束の中のひとつの花を指差す。
ゲルダ「これ……!
去年咲かすのに失败して、カイが落ち込んでいた花……だよね?」
カイ 「うん。今年は花を咲かせるのに成功したんだよ。
绮丽に咲いたから君にあげたくて……。受け取ってくれる?」
ゲルダ「でも、カイが苦労して育てた花なのに、わたしがもらってもいいの?」
カイ 「君にもらってほしいんだ。
ゲルダの喜ぶ颜がみたくて育てていた花だから」
ゲルダ「カイ……ありがとう……。それじゃあ、もらっておくね」
カイ 「はは、君がそう言ってくれて安心した」