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【BRUTUS】NO.756 古本屋好き 2013/6/1

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1楼2013-05-30 21:40回复






    2楼2013-05-30 21:42
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      今回の特集で巻头を饰った根津の「タナカホンヤ」。 学校帰りの小学生の溜まり场になる古本屋は珍しい(笑)。「ねぇ、パソコンでゲームやらせてよー」とか言っちゃって、お客さんにはなかなかなってくれないようです(笑)。店主の田中さんも「仆、そんなに本を読んでないし、実は本もそれほど好きじゃないんです」と语ったのも笑いました(もちろん、谦逊だとは思いますが)。珍しい本があるわけでもないし、近所には「古书ほうろう」はじめとする全国屈指の优良古本屋もあるにも関わらず楽しめちゃう魅力がありますよ、ここには。
      photo/Tetsuya Ito
      新しく楽しい古本屋のかたち。
      古本屋というと、古本特有のあの粉っぽい匂いに包まれた、うなぎの寝床状の长细い店のその奥に、强面の亲父さんがしかめ面で古本に埋もれている、というのがイメージですが、最近の古本屋はクリーンでおしゃれ、居心地が良く、コーヒーの匂いが漂うような店内に、インテリジェンスな面构えの兄さんがパソコンに向かって座っている、という场合が多く、かわいい女性のお客さんもいたりします。
      40代でもまだまだ若手、というこの业界において、古本屋の経験のない20代、30代が始めた気安い古本屋は、「场」としての役割を强く意识していて、クリエイターが集ったり、彼らをつなぐハブとなる、そんな古本屋が増えている気もします。
      ただ本を売るというのではなく、ギャラリーを并设したり、軽い饮み物を用意して、その场にいること自体を楽しんでもらえるような工夫をする。もちろん本を売ってなんぼですから、何も买わないで図书馆利用されても困るとは思いますが、それでも好きな本とモノに囲まれて、自分の世界観を存分に表现できる店を持つことは、それはそれで楽しいことで、ひと昔前のカフェを开くような憧れを持って、古本屋开业を目指すという若い人たちが増えている、という话にも合点がいきました。
      インディペンデントな自分の店を作りたいと考えた时に、元手がそれほどかからないというのも、古本屋を目指すの魅力のひとつです。まずは自分の蔵书から売り始めればいいのだし、その后の仕入れは大型新古书店で「せどり」(安く买って転売する)をしたり、値付けに関してもamazonなんかで调べればできてしまう时代です。一见、素人でも始めやすいのが古本屋、かもしれません。
      そのように古本屋を目指す人たちも多いと闻き、东京の人気古本屋、茅场町「森冈书店」の森冈督行さんと渋谷「フライング・ブックス」の山路和広さんに协力をしてもらい、「古本屋の开き方と、続け方」というページも作りました。二人がおっしゃるには「开く」より「続ける」方がはるかに难しいということ。今回の特集、巻头で绍介した古本屋は新しいスタイルを持つ店ばかり。いずれもここ2、3年内にオープンした古本屋ですが、彼らの店が「続ける」ことでどう変容していくのか、実はこれからが楽しみなのではないかと思っています。
      ●町田雄二(本志担当编集)
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      From Editors 2

      こちら猫店长ことハル。ひだまりが気持ち良いテラスでお客さんに身を委ね、完全に店番を忘れておりました。
      他人の本棚から持ち帰るのに、罪悪感ゼロ。
      「ブルータスの取材先って、どうやって见つけているんですか?」という质问を受けることがあります。なんら特别なことはない。下调べして、なるべく実际に见に行く。もしくは取材対象(あるいは候补)に触れた人や、有识者から话を闻かせてもらうこともある。そして良いと思えば取材をして、记事にするんです。きわめてシンプルな作业行程。
      しかし、古书店主は意外と忙しい。お客さんのところに出张买い取りに行ったり、どこかの催事で出店したり、古书市に参加したり。営业时间内に下见に行っても不在なんてことが起こりうる。今回、BOOK in BOOK「全国版 この100ジャンルに强い100古书店」では、手分けしたスタッフも、度々そんな目に遭っていた。それだけに、面白い店を见つけるたびに小跃りしていたんです(心の中で)。
      手分けして取材したなかで、个人的に印象に残っているのは兵库県の『books+コトバノイエ』(No.088)。ここは店主の加藤博久さんが予约制で自宅を解放するという、変わったスタイルの古书店なのです。书架が家の构造体になっていると同时に、壁や収纳、廊下などいろいろな役割を兼ねている。闻けば建筑雑志の取材などは何度も受けているという(古书店取材は初!)。
      家の作りそのものが开放感抜群なのだが、何よりも加藤さんご自身がオープンマインド。リビングや台所はもちろん、ベッドルームや书斎までが露になっていて、日常の暮らしを目の当たりにする。他人の本棚を盗み见ているようなものなのに、全く后ろめたさはない。开放感と心地良さに溢れているのだ。本のことを闻けば歴史背景や関连情报はもちろん、加藤さんがその本と出会ったストーリーまで教えてくれる。それがまた面白い!
      取材していたはずが、途中から趣味の话に没头したり、カレーをごちそうになったりで、気づけば予定时刻を完全にオーバー。取材を终えて帰る顷には、スタッフ全员、加藤さんの人柄に魅了されておりました。また伺います!
      ●鮎川隆史(本志担当编集)
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      3楼2013-05-30 21:43
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