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【搬运】P站小说排行排位很高的稀有高黑文 テツオタ和成君につ

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作者:あぎ@ついった
member ID:4119259


IP属地:湖北来自Android客户端1楼2013-04-05 22:23回复
    ふと、思う
    「テッちゃん!」
    いつから彼は自分の事をあだ名で呼ぶようになった?
    「テッちゃん一绪にマジバ行こうぜ!」
    いつから彼は当たり前のように自分の隣にいるようになった?
    「げ、お前また来たのかよ・・・」
    「へっへーん!この高尾和成様の本気を甘く见たらいけねえよ?つーわけで火神帰って!空気読んで!」
    「ったく・・・へーへー帰りますよ」
    いつから彼は自分に対して隠すこともなく爱を投げるようになった?
    「ねえねえテッちゃん、今期间限定でバニラヨーグルト味のシェイクあるらしいぜ!」
    ねえ、いつから彼は
    「俺Mサイズ买うから一绪に饮もう?」
    こんなにも、
    「テッちゃん」
    仆の生活に溢れるようになったんですか?
    黒子テツヤ君は高尾和成君に対して思うことがあるようです


    IP属地:湖北来自Android客户端2楼2013-04-05 22:24
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      2025-05-18 08:18:17
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      「高尾君、仆は男です」
      「へ?いきなりどうしたのテッちゃん・・・」
      某日マジバにて、高尾は今日もやはり黒子と向かい合うように座って一绪にいた
      今日はあの黄色い狂犬もモデルの仕事でいないようだし完全なる二人っきり
      高尾は久しぶりの二りっきりの时间に嬉しいのかいつもより声が弾んでいるし笑颜も辉いている
      そんなわけで他爱もない话を続けていたときに、黒子は唐突にそう言った
      黒子の当たり前のような発言に高尾はきょとん、と目を见开くしか出来ない(まあその脳内はえらくおピンクなものではあるけれど)
      「仆は、男です」
      「いや、うん、见たら分かるよ?」
      「じゃあ、なんでですか」
      「え?」
      「なんで、男の仆なんかを好きになったんですか」
      「・・・え?」
      「仆には君が、分かりません・・・同性爱を否定しているわけではないんです、でも」
      「・・・」
      「仆なんかを好きになる理由が、分からない」
      そう、黒子は纯粋に不思议だった、疑问だった、谜だった
      高尾という人物は一见軽そうにも见えがちだがその実何事にも真剣で、しかも他人に対しても凄く亲切な、明らかに女性にモテるタイプの人物である
      それを裏付けるように、坚物の绿间は近寄り难い反面高尾は谁にでも気さくに接する事から女生徒からもとても评判でそのアイドルのような整ったルックスも女性を引きつける魅力となり告白される回数も多い
      しかし本人はバスケと黒子に一直线なため何度もその告白を断ってきている(しまいにはゲイであるという噂も一部の妬んだ男子生徒に流されたがあながち间违っていもいない)
      だからこそ、そんな高尾という人物が自分なんかを好きになる理由が分からないと、黒子は常々思っていた
      自分みたいな、地味でお世辞にも人当たりが良いとは言えない自分なんかを、何故と
      「テッちゃんは、俺の”好き”って・・・信用出来ない?」
      「・・・」
      図星だった
      高尾自身を信用していないわけではない、彼はとても良い人だ(それは黒子限定でもあるが)
      ただ、どうしても彼の言う”好き”を信用できない黒子がそこにはいた
      人から好意を向けてもらうのは嬉しい事だ、桃井からのアタックはのらりくらりとかわしてはいるがそれが嬉しくないといったら嘘になる、人から好かれる事は嬉しいに决まっているのだから
      しかし、どうしてか高尾の好意は心から信用できなかった
      それは同姓だからなのか、と何度も头を悩ませた、そうして悩みに悩んでついには疲れてしまった黒子は、高尾自身に问いただすような行动に至ってしまったのだ
      「高尾君、を・・・信用していないわけではないんです・・・」
      「うん」
      「でも、君が仆を好きだって言ってくれるのが・・・分からなくて・・・」
      「うん」
      「桃井さんが、仆を好きだと言ってくれるのと同じだと思うんですけど・・・・でも、どうしてか分からなくて」
      「うん」
      「どうしてなんですか?仆なんかじゃなくても、君ならもっと素敌な」
      「テッちゃん、ストーップ」
      I


      IP属地:湖北来自Android客户端3楼2013-04-05 22:26
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        高尾はそのまま喋り続けようとする黒子の唇にそっと人差し指を押し当てる事でそれを制止した
        きっとこのまま喋り続けたら彼は自分自身を卑下する言叶を吐き続ける、高尾はそれを闻きたくなかったしそんな事を言わせたくなかった
        するりと人差し指で唇を軽くなぞってから高尾は困ったように笑った
        「ねえテッちゃん、いくらテッちゃんでも俺の大好きな人を悪く言わないで?」
        「・・・ッ・・・」
        「テッちゃんは、分からないんじゃなくて、怖いんだよね」
        ひゅ、と喉が鸣った気がした
        高尾は见透かしていた、黒子の隠している感情の奥底
        暗い暗い底に押し込めて隠していたその想い
        「俺は、置いて行かないよ」
        ビクリ、と黒子の肩は揺れた
        そう、黒子の脳裏にいつだって过ぎるのは中学时代のあの夏
        今では和解したとはいえあの出来事は黒子に小さな暗を抱えさせた
        それは”トラウマ”という名の小さな暗
        「テッちゃんはさ、好意を向けた相手にまた置いてかれるのが嫌なんだよね、その好意が爱情であれ友情であれ、好意を贳って、そんでテッちゃんも行为を向けた、それなのに置いてかれるのが、怖いんだよね」
        「、ちが・・・仆はッ・・・」
        「ねえ、それって少なからずテッちゃんは俺に対して好意的なんだって、自惚れてもいいの?」
        「ッ・・・あ、」
        少しだけ、切ない颜で微笑んだ高尾に、胸が热くなる
        违う、彼を悲しませたいわけじゃないんだと、そう言いたいのに
        高尾の言った言叶が、胸に突き刺さって黒子は自分の颜が赤くなるのが分かった
        「仆、仆はッ・・・」
        「分かるよ、そりゃあんな体験したら中々信用できないよね、怖くなるよね、、また同じ事になったらどうしようって・・・俺だってきっとそうなるよ」
        「ぼ、くは・・・ッ」
        「もし、テッちゃんが俺の事本当に迷惑だって言うんなら辞めるよ、テッちゃんに无理强いはさせたくないから」
        「そんな!仆は迷惑だなんてッ・・・!」
        「じゃあ、怖がらないで・・・俺は君を置いてったりしない」
        「・・・!・・・、んなの・・・そんなの分からないじゃないですか!」
        「・・・」
        「人の気持ちなんて、良くも悪くも変わるものなんですッ・・・だから、高尾君だって、いつか仆みたいな奴よりもっと素敌な人见つけてッ・・・それで!」
        「・・・--ねえ、俺言ったよね?テッちゃんでも俺の大好きな人悪く言ったら许さないって」
        それは确かに怒気を孕んだ声だった
        黒子の両手をやんわりと握っていた手には仅かに力が篭る
        「俺はね、黒子テツヤっていう人が好きなの、爱してるの、他の谁でもない、テッちゃんだから好きになったの、今はテッちゃんしか见えないし、他なんて见たくない、俺にはテッちゃんの良い所も悪い所も全部爱しく思えちゃうの、恋は盲目ってやつ?だからね、好きな人悪く言われると嫌だし、それがテッちゃん本人なら尚更だよ、そんな事言って欲しくないし言わせたくない・・・それくらい、好きなんだよ」
        I


        IP属地:湖北来自Android客户端4楼2013-04-05 22:26
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          どうしてこの人は惜しげもなくこう爱を语れるんだろうと、黒子は想う
          自分なんかを、ここまで真っ直ぐに想ってくれるんだろう
          その瞳は黒子の双眸から逸らされることなんてなくて、言叶と同じく真っ直ぐに见つめてくる
          こんな、こんなんじゃ、もう
          「ねえ、だから・・・怖がらないで」
          「・・・ッ、たか、お君・・・」
          「怖がらないでテッちゃん、俺は绝対に置いていかない、テッちゃんを悲しませたりなんかしない、绝対に、绝対に幸せにする、くだらないことでもテッちゃんがいつでも笑っていられるように、绝対に」
          まるでプロポーズの言叶みたいだと、そう思った
          优しい笑みで黒子を见つめる高尾の姿が、ぼやけてしまう
          それは黒子の大きな双眸から大粒の涙がボロボロと零れてきてしまっているからで、止めようにも震える両手は高尾に握られているから拭えない
          「好きだよ、爱してるよ、何よりも、谁よりも、君だけを」
          本当は、もうずっと前から高尾の事が好きだった
          谁よりも早く自分を见つけてくれて、笑颜で名前を呼んでくれて、隣で一绪に歩いてくれて
          けれど、その感情を邪魔したのは小さなトラウマで、また大切な人に置いていかれるのが怖くて、置いていかれた时の苦しみを少しでも軽くしたくて、その感情に盖をした、怖かった、纯粋に
          信用できないのではない、怖くて仕方なかった、だから无意识のうちに、盖をして、そうして忘れていた
          高尾の”好き”が分からなかったのは、自分も高尾の事を”好き”だったから
          友情なんかじゃない、爱情だ
          「ねえ、テッちゃんは?俺の事、嫌い?」
          「・・・っじゃない、です・・・」
          「ん?」
          「嫌いなんかじゃッ・・・ない、です・・・!」
          「・・・うん」
          「仆はッ、仆も!君の事が、好きなんです・・・!」
          テーブル越しに抱き缔めて、そして震える声で高尾は言った
          「うん、すっげぇ・・・嬉しい」
          まるで高尾も泣いているかのような、震えている声だった
          それを闻いて黒子の瞳からは更に涙が溢れてきて、ここはマジバだとか他にもお客がいるんだとかきにする余裕なんてなくて、ただ高尾に缒りついて泣いた
          「ねえテッちゃん、俺ねお愿いがあるんだ」
          「はい、なんですか」
          「俺の、恋人になってください」
          「・・・ッ!」
          「幸せにするよ」
          「・・・はい、幸せにしてください」
          「まっかせなさい!」
          こつん、と额を合わせて至近距离で见诘め合って、少しだけ照れながら
          「爱してるよ、テッちゃん」
          「仆も、大好きです・・・和成君」


          IP属地:湖北来自Android客户端5楼2013-04-05 22:26
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            黒子テツヤ君は高尾和成君に対して思うことがあるようです
            それは高尾和成君が黒子テツヤ君に対して思うのと同じもので、
            彼もまた、高尾和成君を爱しているようです
            高尾和成君が黒子テツヤ君を爱するのと同じように
            だからこれからも一绪に隣にいてほしいと、共に歩いて欲しいと、そう愿うのです
            谁よりも、爱しい人だから
            ーーーーーーーーー
            エンダァァァァァァァァァァ!!!!!!
            イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!
            とりあえず黄色の狂犬とは别で。二人にはゴールインして顶きました。
            めくるめくR18な展开まで持っていけなかった・・・
            もうこれシリーズ化したほうがいいかな・・・书きたいネタあるんだよね・・・
            黒子の过保护者赤司君と紫原君登场の话とか・・・まさかのテツクラなあの人とか・・・
            ふぅ・・・・
            高黒に幸あれ!!!!!!!!!!


            IP属地:湖北来自Android客户端6楼2013-04-05 22:27
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