北村一辉が魅せるだまし合いサスペンス「ナイトピープル」 リアルな男女観も吐露
直木赏作家・逢坂刚氏のサスペンス小说を映画化する「ナイトピープル」が、2013年1月26日から公开される。ドバイ国际映画祭で特别赏を受赏した「休暇」(07)などを手がけ、その重厚な演出で高い评価を集める门井肇监督がメガホンをとり、「テルマエ・ロマエ」(12)、「莫逆家族 バクギャクファミーリア」(12)など话题作への出演が続く北村一辉。脚本を一読してすぐに出演を决めたという北村に、本作への思いと役者としての今の気持ちを闻いた。
短编小说「都会の野獣」を映像化した本作。街の片隅にあるバー“ナイトピープル”を営む木村信治(北村)は、ある日现れた知的な美女・杉野萌子(佐藤江梨子)に心ひかれていく。しかし萌子には2亿円强夺の前科があるのだと、刑事を名乗る男・曾根(杉本哲太)に告げられる。事件の真相、登场人物それぞれの过去、そして原作にはないどんでん返しの连続が见る者をスリリングに魅了する、ハードなクライムサスペンスだ。
もともとサスペンス好きだという北村は、物语の见どころをこう语る。「登场人物同士のだまし合い、最后までわからない展开が面白いところだと思いますね。演じる仆らとしては、お芝居のちょっとしたニュアンスをどう见せられるかだけを意识しました。思わせぶりな感じとか、目线や手の动きの细かい芝居をどう见せられるか。あとはどういう见せ方、だまし方に撮っていくかは监督にゆだねましたね」
北村が演じた寡黙なマスター・木村、徐々にベールがはがれ出す杉野、その杉野につきまとう曾根。それぞれが谜の多い役どころだが、中でも杉野は女であることを最大限に利用した巧妙な手口で、周囲をだましていく。
剧中の杉野を例に挙げ、精神面で女性は强い生き物だと思うかとたずねると、北村は「强いと思います。世の中の男はみんな女性の子どもじゃないですか。自分を产んでくれた人には胜てないですよね。オスはメスに胜てないです」と笑う。そして男の弱さについても触れ、「男が威张ったりするのは、元々が弱いからだと思います。强くなろうとするから、强さの证明である筋肉を见せたがったり男らしさを示したりする。元から强い人は强く见せようとはしないですよね。だから基本的に女の人には胜てない」と、锐い男女観も明かした。
また、注目作への出演が続く现状には改めて喜びを示し、「プロフェッショナルが多くてパワーがあふれている现场が面白い。周囲の人を见て『こんなやり方をするんだ』と感じられる瞬间が好きなんです」と现场への爱も口にする。そして役者として贪欲な姿势も见せ、「先辈から学ぶことも多いですけど、若い子から学ぶことの方が仆は多いかもしれないですね。格好よくて新鲜な発想もいっぱい出てきますから。演技だけじゃなくて色々な感覚すべてにおいて、新しいものを作るというのは若い时代、若い世代のことだと思っています。だから仆はそこをよく见るようにしていますね」と更なる意欲をのぞかせた。
「ナイトピープル」は1月26日から全国で公开。
直木赏作家・逢坂刚氏のサスペンス小说を映画化する「ナイトピープル」が、2013年1月26日から公开される。ドバイ国际映画祭で特别赏を受赏した「休暇」(07)などを手がけ、その重厚な演出で高い评価を集める门井肇监督がメガホンをとり、「テルマエ・ロマエ」(12)、「莫逆家族 バクギャクファミーリア」(12)など话题作への出演が続く北村一辉。脚本を一読してすぐに出演を决めたという北村に、本作への思いと役者としての今の気持ちを闻いた。
短编小说「都会の野獣」を映像化した本作。街の片隅にあるバー“ナイトピープル”を営む木村信治(北村)は、ある日现れた知的な美女・杉野萌子(佐藤江梨子)に心ひかれていく。しかし萌子には2亿円强夺の前科があるのだと、刑事を名乗る男・曾根(杉本哲太)に告げられる。事件の真相、登场人物それぞれの过去、そして原作にはないどんでん返しの连続が见る者をスリリングに魅了する、ハードなクライムサスペンスだ。
もともとサスペンス好きだという北村は、物语の见どころをこう语る。「登场人物同士のだまし合い、最后までわからない展开が面白いところだと思いますね。演じる仆らとしては、お芝居のちょっとしたニュアンスをどう见せられるかだけを意识しました。思わせぶりな感じとか、目线や手の动きの细かい芝居をどう见せられるか。あとはどういう见せ方、だまし方に撮っていくかは监督にゆだねましたね」
北村が演じた寡黙なマスター・木村、徐々にベールがはがれ出す杉野、その杉野につきまとう曾根。それぞれが谜の多い役どころだが、中でも杉野は女であることを最大限に利用した巧妙な手口で、周囲をだましていく。
剧中の杉野を例に挙げ、精神面で女性は强い生き物だと思うかとたずねると、北村は「强いと思います。世の中の男はみんな女性の子どもじゃないですか。自分を产んでくれた人には胜てないですよね。オスはメスに胜てないです」と笑う。そして男の弱さについても触れ、「男が威张ったりするのは、元々が弱いからだと思います。强くなろうとするから、强さの证明である筋肉を见せたがったり男らしさを示したりする。元から强い人は强く见せようとはしないですよね。だから基本的に女の人には胜てない」と、锐い男女観も明かした。
また、注目作への出演が続く现状には改めて喜びを示し、「プロフェッショナルが多くてパワーがあふれている现场が面白い。周囲の人を见て『こんなやり方をするんだ』と感じられる瞬间が好きなんです」と现场への爱も口にする。そして役者として贪欲な姿势も见せ、「先辈から学ぶことも多いですけど、若い子から学ぶことの方が仆は多いかもしれないですね。格好よくて新鲜な発想もいっぱい出てきますから。演技だけじゃなくて色々な感覚すべてにおいて、新しいものを作るというのは若い时代、若い世代のことだと思っています。だから仆はそこをよく见るようにしていますね」と更なる意欲をのぞかせた。
「ナイトピープル」は1月26日から全国で公开。