天真烂漫な笑颜が印象的な女优・井上真央。昨年のNHK红白歌合戦では司会を务め、今年はドキュメンタリー番组『情热大陆』(TBS系)のディレクターに挑戦するなど、女优业だけでなく活跃の场を広げている。
持ち前の明るさとはつらつとした元気あふれる姿で、その场を和やかにする井上。常に前向きに自ら新しい仕事に积极的に踏み込んでいるのかと思いきや、そうでない时期を乗り越えての今の姿があるようだ。「以前は弱気になってばかりの时期もあったんです。でも、昨年から今年にかけていろんな新しいチャレンジをさせていただくなかで、段々と考え方も変化してきました」。
その意识が変わるきっかけになったのが、アーティストの小田和正に密着した前述のディレクター経験だった。「ものすごく嬉しいことだけど、同时にプレッシャーも大きかった。心のどこかで弱気になっていたら、小田さんにその気持ちが见透かされてしまったみたいで、『初めてということを言い訳にはしないで』と言われたんです」。小田の厳しくも优しさのある言叶に触れて、井上にとってはこの仕事以外のいろいろなことについても考えさせられるきっかけになった。「小田さんにその言叶をかけていただいて、本当に感谢しています。私にとってはとても大きな意味を持っていました」。その后は、経験のないことにどんどん挑みたいという意欲が増しているという。
そんな井上が最新主演作『纲引いちゃった!』(公开中)では、スポーツとしての“纲引き”を通していろいろな悩みを持つ女性たちをまとめるリーダー役を演じる。キャストもスタッフも女性ばかりだった撮影现场では、主演としてみんなをまとめる役を担った。「女性が多くて本当に楽しくて、よく女子会も开いていたんですよ(笑)。みんなで食事をしながら、撮影の话やいろんなことを话しました。世代はバラバラなのに、全员とても仲が良かったのは不思议でしたね。私は人の话を闻くのが好きなので、闻き役として楽しんでいました」。