Ｊ１リーグ戦は３日、今季最终节を行う。胜ち点１差で首位をいく柏を逆転しての连覇を狙う２位・名古屋のＤＦ田中マルクス闘莉王（３０）は１日、爱知・豊田市内で行った练习后、最终节の新潟戦（东北电）では途中退场も辞さない全力プレーで最初から飞ばし、胜ちにいくことを誓った。
决戦２日前。ライバル・柏の练习が完全非公开だったのに対し、名古屋の练习はいつも通りの和やかムード。しかし闘莉王は今季最终戦への思いを问われると、表情を厳しくしてまくし立てた。
　「もう、オレらは胜つしかない。引き分ければ优胜はない」
　数字上、新潟戦に引き分けでも逆転Ｖ２はある。だが闘莉王に见えているのは、より确率の高まる胜利だけだ。右ひざなどに故障を抱えるが、悲壮な覚悟も明かした。
　「とにかく优胜すればいい。もし途中でけがしてもいい。おれにとっては全然変わらない」
　名古屋がリーグ初制覇を决めた昨年１１月２０日の湘南戦（平冢）。闘莉王は右太もも裏の负伤でベンチを外れ、スーツ姿で悲愿达成の瞬间を迎えた。１年前を思えば、今度はピッチ上で、ユニホーム姿で歓喜を味わいたいはずだが、そんな思いも封印。开始の笛が鸣った瞬间から、全开フルパワーで行く构えだ。
　状况は厳しい。名古屋は东北电力スタジアムの过去７戦で１分け６败。异常な相性の悪さに闘莉王も「寒いし、やだね。ドームでやろうよ。対策？　ない」と叹く。さらに柏が浦和戦（崎玉）に胜てば逆転はないだけに、２年前まで６季在籍した古巣の“アシスト”が不可欠だ。だが「浦和？　あっちはそんな余裕ない。いっぱいいっぱいだから」とこちらも叹き节。とにかく、信じるのは自分たちの力だけだ。
　「优胜してクラブＷ杯に出たい」。Ｊ王者は、８日开幕のトヨタ・ＦＩＦＡクラブＷ杯にも出场できる。昨年６月の南アＷ杯を最后に离れている“世界戦”に挑むためにも、闘将が奇迹を起こす。
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From sanspo.com
2011.12.2

逆転优胜へ気合が入る闘莉王（左）は、三都主とともに気迫のランニング